日曜の渡良瀬川桐生地区では、オオクママダラの超延長ハッチ(こんなのハヂメての体験)で願ってもない局面を迎えることとなった。
「オオクマのハッチは尺ヤマメを浮かす」
今シーズン、幾度となくソレを目の当たりにして来たんだけど…まさか今回も??なの
成魚放流されて間もない、この時期のヤマメは、なかなか上手くフライをくわえ込んでくれない。さっきから何度もフライには出てくれているんだけれど、一向にフッキングする気配がない。
それでも稀に(?)フッキングまで持ち込める魚も居るんだけど、みな一様に手元に寄せる前にバレてしてしまうのです。
今年の釣りでは、ポッカリ浮かしていても「評判の良かった」ガガンボパターンだけど、ドラッグの掛かりやすさが幸いしてなのか、ここの流れではNGドリフトを連発。
そーこーするうちに、前日の宿題だった「カタ」のテイキングポジションに良型のヤマメが付きました。
半身露の大胆な捕食行動。
それはもー“釣ってみろ”と言わんばかり(プ)
ガガンボアダルト、コカゲロウクリップル、CDCフタバスペント、BFDフタバ…で、まずは様子見。
一度だけクリップルの下まで浮いて来たけど…他は全く興味を示しません。
そんな前振りで確信が持てたところで…
(お目当てはオオクマのイマージャーなんでしょーが!!)
そろそろ“掛け”に行きますか。
案の定、立派な成魚放流モノ(笑)でしたけど…とりあえず
P31。
そしてこの撮影中、同じ「カタ」でライズを始めた次の魚。
28センチ。
やっぱりサイズは…下がっちゃうのよね(笑)
オオクママダライマージャー(対利根用♯10)を流したら
秒殺。(別に殺しちゃ〜いませんけど…)
ストマックは大方予想通り…なのですが、あえてオオクマと複合で出ているカディス(西桂のストマックからも似たようなカディスのアダルトが出ています。)側?で釣るっていうのも面白そうです。
地元的には「オオクマのイマージャー?何だそりゃ。別にカデスで出るだろ!!」…てな感じになるんでしょうか(爆)。
↑こーゆーことすると大概煙たがられるんですが(笑)別に間違っちゃ〜いませんからね。
それと、食われてるオオクマって圧倒的に雌が多いように感じる(きっと、たまたま)のは気のせいでしょうか?
まぁどっちが食われてても、これをフライパターンに反映させるほど自分も酔狂ではございませんが…1つのケースとしてココに記しておきます。
とりあえず今回の釣行で、肩の荷がひとつ下ろせたような気がします。