97年…と言えば日本のラリー業界が一番盛り上がっていた時代でもあります。
そんな折、モータースポーツ業界に芸能人(監督)参入!!
TEAM PACK-R Mr.KANDA
当時、格好の芸能ネタとしてマスコミを賑わせたものです。
あれから12年。
こんな事を覚えている方は一部のマニアくらいなものでしょうか。(笑)
実は今日、たまたま仕事の関係で訪れた看板屋さんの駐車場で
当時のT-carとバッタリ遭遇してしまいました。
もうすでに廃車で鉄くずになっていると思いきや、結構綺麗な状態で保たれていて、ちょっとビックリ!
流石にボディー(内装ともに)は、素人目から見てもズタボロではありますが…
一応まだ動くようです。
先に述べた通り、まさに12年振りの再会を果たしました。
再会と言っても、個人的には世田谷の砧のスバルで行われたプレスリリースが最初で最後なんですけどね。
その後、全日本ラリー選手権を2シーズン戦い、その2シーズン目に見事チャンピオンを奪取!!…という輝かしい栄光も!!。
コレ以外にもチーム員に頼まれてカラーリングのデザインをしたラリーカーは何台かありましたけど…みんな、すぐに潰しちゃうもんだから(プ)今は何も残っておりません。
そういう意味で、この車はこの車で、貴重な(私的)メモリアルカーと言えます。
ただ…ドアミラーとルーフベンチレーションの黄色は
如何なものかと思いますが…(笑)
ちなみに、このブルーは「スバル純正のブルー」ではなく、確か全塗装だったと記憶しております。
この当時、レギュレーションは今と違って「うるさい」制約が沢山ございました。
ボディー補強と足回り以外、吸排気を含めたエンジン関係は基本はド・ノーマルです。
それを物語るように、全日本戦を戦う競技車両なのにマフラーはノーマル。
まぁマフラーなんて、やたら太きゃーいーってもんでもありませんが…ちょっと格好悪いかも(プ)。
さて、この車両も車検が切れる来年早々には再整備され
群馬サイクルスポーツセンターに殿堂入りだそうです。
この日、お取引先の病院駐車場で、こんな車とも出会いました。
凄いですね。
ボディーは流石にキテますが、もしかして初年度登録?
…だとしたら、なんという「物持ちの良さ」でしょう。
ここまで来ると、この車より
むしろオーナーの方に興味が出て来てしまいます。