嫁が東京に遊びに行きたい!とのことで、今週末は子守り役。
丸沼がとっても気になるところですが、今回は仕方ありません。
留守番中の家事と子守りで、一日なんてあっと言う間に終わってしまいますね。
専業主婦の苦労が少しだけ理解できます。
それでも子供のお昼寝の僅かな時間を利用して、なんとかタイイングの時間だけは捻出。
ここのところ、何かにつけ『ソフトハックル』『ソフトハックル』と言っておりますが
皆さんが思うところの『オレンジ・パートリッジ』あたりを連想されていると、ちょっと違います。
僕が言ってる『ソフトハックル』というのはコレです。
ボディ材は基本、好きなマテリアルで構わないと考えます。
吸水性があろうが無かろうが、気泡を抱かせてみようが…もうそれは自由気まま、勝手な解釈で遊んでみて下さい。
大事なのは、とにかく様々なバリエーションを用意することです。
ちなみに今回のこのフライの場合、フックに瞬間接着剤を薄く塗布した後のワイヤー直巻き。
(瞬接は後付けするとワイヤーが白濁しちゃう)
スレッドワークはヘッドのみ…という横着っぷり。
※既出のブラッシーネタと全く同様です。ワイヤーの巻き始めだけは(細めの)プライヤーで潰しておきます。
壊れるとすれば、まずはココからですからね(笑)
ハックルはジャックドゥ・ボディフェザー。
一般的なパートリッジよりも柔らかい割に、ストークには強度があります。
タイイング中に切れてしまうようなこともありませんから、ビギナータイヤーでも失敗は少ないハズ。
リトリーブで良く動いてくれて、実際良く釣れます。
ソフトハックルに使うマテリアルとしては理想的。
欠点があるとすれば、入手がちょっと困難?(高価だしね)なことくらいでしょうか。
ジャックドゥを使うようになってから3シーズン目ですが、この手のフライにパートリッジは殆ど使わなくなりました。
巻き始め、あえて根元のウェイビーな部位を残して(付け根から)巻くことで
産毛?を内包した2WAYに仕上がります。
使用するフックは♯16。
コレより大きな♯8〜♯12でも悪くはありませんが、アトラクター的な主張が強くなるのか
即効性はあるものの、スレるのも早い気がします。
フッキング自体もあまり良い印象がありません。
やはり本領を発揮するのは♯16前後あたりと踏んでいます。
去年、S見さんと丸沼釣行へお供させて頂いた時もそうですが
終始好調だった♯16〜18のソフトハックルが弾切れし、仕方なくサイズを上げられた途端、傍目から見てもアタリの数は激減した印象でした。
先日、僕のスクールに参加して下さった生徒さんも、その後の釣行にて小型ソフトハックルの優位性を経験されたようですしね。
すでに同様に実践されている方がいるようですから、単に僕の気のせい(笑)というワケでもなさそうですね。