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2015年 10月 26日

誰でも簡単ルースニング講座

最近、僕のブログは有難いことに初心者の方を含め

様々なレベルの方が閲覧に訪れてくれている(らしいので)


『何をいまさら』的なお題目を揚げるとは思いますけど(笑)

何卒暖かい目で見守って頂けると幸いです。




んなわけで


マーカーの記事の流れで
今回はルースニングの超〜基本的な解説。

でもその前に、ザックリおおまかな流れの仕組みを図説しておかないと話が通じないので、まずは…


流速(縦割の場合)のお話から
c0095801_10463016.jpg
一般的に、川の流れで最も流速の速いのは表層。
(厳密には空気の抵抗があるので、水面よりも僅かに下層の流れが若干速くなる[※無風の場合])
水流は川床の摩擦を受けるため、下層(底)にいけばいくほど流速は遅くなるのが普通です。

底付近を流れる緩流速帯を、釣り用語では俗に『底波』と呼んでいます。





捕食の為にポジションについて
c0095801_10462595.jpg

ここでお魚の登場。

まず…
餌となる流下物が最も見込めるのは、流れが収束するゾーン。

魚としては、そこに付きたいのは山々なのでしょうが…
そう言ったところは流れも速く、餌を見極めるのも大変。

そもそも、そんな場所で餌が流れて来るのを待っていたら
体力なんていくらあっても足りませんからね(-.-;)。

上流から流れ込んでくる流下物を見極め、餌と判断した時だけ捕食レーンに移るわけですが、このとき魚がスタンバイしている緩流帯が底波というわけです。


この図では図BとC。
Cの反転流に餌が巻き込まれたら、それこそ上げ膳据え膳ですね。

また、活性が高くなくて(餌を追わなくても)も、この位置に定位している魚が多いのは、恐らくは外敵から最も距離を置けるからでもありましょう。

当然、活性が上がるとAにも出て来ます。
魚の水面への注目度が増せば、ドライフライでも釣りが可能になります。




システムの基本流下バランス

c0095801_10463439.jpg
基本的にマーカー・(ショット)・フライの順で魚のレーンに流し込みます。

1 投入
2 ドリフト中

これは必ずしも絶対ではありませんが、この図の通りに流れてくれれば魚のアタリは明確にマーカーに現れます。

この釣りは、マーカーにアタリが出ないと面白くも何ともないので
この位置関係はとても重要です。

c0095801_09115161.jpg
水深が深かったり、流速が思いのほか速いレーンの下層にフライを入れたいときはフライ先行で投入します。

底波に乗るまでの沈下途中で、結果的にマーカー先行の位置関係に入れ替われば良いのです。



マーカーが魚の頭上を通過するカタチになりますが、意識が上を向いていない場合は全く問題有りません。魚がマーカーを意識しちゃっている場合には素直にドライフライに変えるか、ドライフライを結んでいる隣のフライマンに譲って上げて下さい(笑)

マーカーが水面の流れよりユックリと流れるはじめたら、それはショット(フライ)が底波に入った事を示唆しています。

そして、この瞬間こそがルースニングドリフトの核心部です。



マーカーが水面の流速と同速度で流れ下ってしまう場合には、タナをさらに長くとることになりますが、タナを長く取れば取るほどキャスティングが難しくなってしまうので、それにも限界があります。


また、リーダーの太いテーパー部が水中に没していると、中層の流れで押し流されてしまい、せっかく底波に入っているフライが引かれて浮き上がってしまいます。


水中に入るティペットを細くする意味は、そういう事です。糸が太いと魚に見破られる…とかではありません。


ショットを重くする手もありますが、僅かな加減で(底波を突き抜けてしまう)

根掛かりを頻発してしまうことが多いので、慣れないうちはお勧めはできません。


ショットの役割はフライを底波まで速やかにリードすること。

そして一旦底波入ったら、今度はフライと一緒に流下するだけ

同等の軽さ?が必要になってきます。


ショットと同等な重さのフライと言った方がわかりやすいですね。

同じ重さであれば明らかにフライの方が水流の影響を受けやすくなるので

厳密には同じ重さ…というわけには行きませんけどね。


ただ明らかにフライの方が軽くてドリフト中にショットを追い越してしまったり…

追い越さないまでも、ショットとフライ間のティペットにスラックが出来てしまう…なんてことだけ避けられれば、緻密にバランスを取る必要は感じません。

ショット〜フライ間は常に張っていることが大事です。





どんな時でも釣れちゃうルースニングではありますが…
いつでも何処でも万能ってワケでもありません。

これはあくまで僕個人の意見ですけど
川によって向き不向きがあると思うのです。

例えば
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川底に大きな石が点在し、水深も流圧もソコソコある流れ。

こういった形態は本流によく見られるのですが、こういう流れは水の中の流速差があまりに大きい為
上記で解説したシステムのバランスを保つことが非常に困難になります。

実際に流してみればわかる事ですが、釣り自体とても忙しく
繊細なアタリを取ることは殆ど不可能に近いです。

悲しいかな、僕のホームでもある渡良瀬川には、こういった流れ(区間)が沢山存在します。

このような流れでは、
水面の流れに左右されることなく、フライをダイレクトに操作する
アウトリガーの方が遥かに向いていますよね。


ルースニングのシステムを充分に活かす事が出来るのは
比較的水深の浅く流れが単調な川のほうが向いてる、と言うことになるのでしょうね。


by sureyamo | 2015-10-26 10:47 | tips


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