Down & Across

inaxff.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2016年 03月 12日

Selective Trout

降り続いた冷たい雨は
鬼石を抜ける頃には、いつしか霙まじりの雪に‥‥
c0095801_15101549.jpg
つい先日、車からチェーンをおろしてしまったばかり
ここから自宅に取りに戻っても、たかだか15分くらいのロスではあるけれど

でもまぁ積もるような降りでもないだろう‥‥と判断
そのまま上野村を目指すことに



解禁から12日目
最初の土日を経て、ソレなりのスレ加減が予想されるC&R区間

まずはヴィラ裏で川の様子を覗いてみると
釣り人の姿がほとんど見られません

今朝は少しスロースタート気味だったこともあり、思うポイントへの竿出しは諦めていたので
これはラッキーでした


川面を覗き込むと、ヤマメ達は既に中層付近でソワソワしています
降雪は魚達を水面に呼び寄せるのですよね

いつもの仕掛けで、まずは最初の一匹を狙います

c0095801_20220429.jpg
‥‥‥‥ しかし ‥‥‥

全くと言って良いほど反応がありません

魚がスレているのは承知の上ですが、それでも通常は
釣れる釣れないに関わらず、何らかのリアクションがあっても良いもの

絶大の信頼をおいているシステムなのに、こんな仕打ちは初めてのこと
さすがに焦ってしまいました


棚を変え、ショットを変え、ショットを打つ位置を変え
一応ティペットは8Xに落とす‥‥‥


それでも全く無反応

さぁ、次に打つ手といえばフライチェンジ

実際の流下物を意識して
ユスリカのラーバかクロカワゲラのニンフをイメージしたパターンへ変更

ようやく
c0095801_15101943.jpg
ただ、それも決定打というわけではないらしく
再びの沈黙

結局、頻繁にストライクが貰えるようなフライとなると
(ニンフのくせに)
♯24〜26という変態な世界でした


とりあえずストマックサンプルをとってみます
c0095801_15102468.jpg
ユスリカかブユのラーバが予想されましたが
この区間では、その類は全く入っていませんでしたね

クロカワゲラのニンフとかシャック

まるでライズを釣ったヤマメのストマックみたい

ショットとフライの距離もアウトリガー並に短いですが
こんなシステムで川床を転がすように流さないと、なかなか食ってくれません

c0095801_15102678.jpg
10時近くになって、緩流帯では頻繁にライズが見られるようになってきました

僕は解禁してからズッとニンフばかりでしたから
こんなチャンスを見逃すワケにはいきません


クロカワゲラを意識したドライフライを手始めに
ユスリカのアダルト、さらには本命のシャックなどを結んで投じてみるものの

『見には来るけど咥えない』

それを数回繰り返した後に
無視



フライに対する疑心モロ出し
こうなってしまったら僕の思考回路から導き出す回答は一つ


つまり

みんながあまり使わない‥と思われるフライ
もしくは(使いににくくて出来ることなら結びたくないフライ)
を敢えて使うということ


具体的に言ってしまうと

『極度に小さいフライ』
『視認性の劣るフライ』
『ドライフライのくせに沈みやすいフライ』
『強度が無さそうなフックに巻かれたフライ』
『投げると回転してしまうフライ』
『最後の1本』
『アイが塞がってるフライ』
『タイイングが面倒臭いフライ』
『思い出の詰まったフライ』
『高価なフライ』


書き出してみると結構ありますね(爆)
✳︎✳︎✳︎最後の5つは個人的な問題です✳︎✳︎✳︎
c0095801_15102199.jpg
その壁を超えることで受ける恩恵は
当方の期待を超えておりました

ついさっきまでソッポを向かれていた数々のライズが
何ということでしょう
(↑ここはビファアーアフターのノリでお願いします)
c0095801_15103344.jpg
一通り片付いちゃったら(笑)

さすがに最後の方では
ソレさえも効かなくなっちゃいました






今回は所用でお昼までしか釣りはできませんでしたけど
なかなか内容の濃い釣りができました


ニンフフライに対する魚の反応自体は一般的には寛大であり
パターン的にもサイズ的に、悩む前に釣れてしまうことが多いものですが
それに甘んじることなく
ニンフでもマッチング・ザ・ハッチ的なフライセレクトを
常に意識した方が良さそうです。








by sureyamo | 2016-03-12 22:14 | River fishing | Comments(0)


<< Heaven and Hell      おじか・きぬ漁協協同組合川治支... >>