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2006年 11月 22日

鉤選び

鉤選び_c0095801_16551166.jpg


各メーカーさんからリリースされる様々な形状のフック。どれを選ぶか迷いドコロの一つであります。

 どのメーカーさんの、どんなフックにしましても、求める部分は同軸上であります故どうしても似たり寄ったり(あくまで見た目的なお話)のフックで市場が渾沌としてしまうのは、ある程度仕方のない話。
 何だカンだ迷った揚げ句、結局最後は「いつも使い慣れているので…いいや」だったりするワケなんでございます。(よね?)

 フライタイイングの記事。レシピと称して使用フックの銘柄記載など必ずあるワケなんですが、これを鵜のみにして「このパターンは、このフックでないとイケマセン」と!勘違いされている方が…実は結構いらっしゃるようで…。
 シャンク長を含めた形状がおおよそ同じであれば、どんなフックを使っても、フライのシルエットにフックが及ぼす影響はありません。(←当り前)
 どちらかというと、同一レシピで巻いたフライでもフックの形状を変えるだけで随分と印象も変わったりするものでございます。記載銘柄に捕らわれず色々と試してみると面白いかも知れません。

 それとは逆に、使用するフックを限定するフライパターンもございます。
例えば、このミッジピューパなどが良い例でありましょう。
「TP88」なくしては出来ないフライであります。
 見ての通り、フルシャンクのドレッシングではないのですが、ボディーはスピアギリギリまで巻かれていますので、結果としてフックサイズと、ほとんど同等のシルエットであります。

 スタンダードなフローティングミッジピューパパターンを見慣れていると少々違和感を感じるかも知れません。しかしながら、定番のミッジピューパをあさっさリ見切る鱒達でも、こんなフライは受け入れてくれる事が多いのも事実。
こんなフライで攻められた後には、それこそ雑草も生えないでしょうが…(笑)

ここら辺の細かなレシピとタイイングにつきましては、後日媒体を変えてお披露目となる予定です。

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by sureyamo | 2006-11-22 16:55 | fly pattern | Comments(5)
Commented by 良竿 at 2006-11-24 07:58 x
おはようございます。

リアルなピューパですね。
この形状、下から見た見た目はもちろんの事、この様な形状にすればフライ前のティペットは沈んでくれやすいでしょうね。
「ビッ!」と引っ張った時なんか。      参考にさせて頂きます!!
Commented by inax at 2006-11-24 09:11 x
●良竿さん

 シビアな状況下に晒される機会が多いフライは「引き算」で簡素化し過ぎると、最終的にはスレッドのみ…とかに成り下がりがちですね。お粗末にならない範囲でフライとしての体裁が保てるパターンを考えてはいるですが…なかなか (-.-;)
 このフライは、あれだけ神経質な赤城FFの虹鱒(サクラ鱒よりある意味シビア)にもお墨付きを頂いておりますので、実際本番でも活躍してくれるハズです。
Commented by at 2006-11-24 10:10 x
毎回、毎回ちんぷんかんぷんなネタをありがとう♪
Commented by 良竿 at 2006-11-24 10:25 x
コーティングはアロンですか?やはり水面張膜を破りやすくしないと横倒しになるでしょうからフックが軽い分、重めに?
CDCが8本以上付いているね。
Commented by inax at 2006-11-24 12:57 x
●内さん

えっ?凄く判りやすく噛砕いているつもりなんですが… (-.-;)

●アロンではありません。大原商事でございます(笑)
 この仕様でシッカリ水面に入るはずですよ。
このフックは、フライが軽すぎて横倒しになる…という話を良く耳にしますが、自分はそんな経験が一度もないんです。
コーティングで若干重量は増しているとは思いますけれど。

 現場でのトリミングが前提モデルですので、CDCの量には騙されないように… (-.-;)


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