★ゲジ
11月の管理釣場。これは「巨大なドライフライが効く」って事が、仲間内で俄に囁かれ出した頃に作ったフライ。
マテリアルこそ違えど基本構成は、かの有名な「納豆フライ」を端に発します。
まぁ今であれば、迷わず「チェルノブイリ…」なのでしょうけど…当時はラバーレッグなんて、そんなにポピュラーでは無かったので。
TMC300(6Xロングシャンク)の♯6〜4というストリーマーフックを使った異端のドライフライです。
ボディーに仕込まれたフォーム材とオーバーラップのADW。
これらが唯一、コイツの浮力を担っている部分なのですが…さすがにこれだけのボリュームのラビットファーとか、レーヨンといった吸水性のあるマテリアルが付いていますので、どう贔屓目に見ても浮くのは精一杯。
今にして思うと突っ込みどころ満載なのですが、当時「効果的」と評判だったこれらのマテリアルを、どこでもいいから仕込みたかった…そんな助平根性だけは、どうか汲み取って上げて下さい(笑)
別にコイツが爆発的に釣れる訳でもないのですが…周りで「やれ14番だ〜16番だ」と騒いでる時、こんなのでドッカーン!と一発出す快感。
まぁ、殆どの場合が「ホントに出るだけ」なんですが…(笑)気分は良いですよね。
★コマラブー
普通のマラブーなんですが…サイズは22番。
もともと管釣りではなく、真面目に一般河川のコカゲロウ・スイマータイプのニンフが事の発端。
それがいつからか道を誤まり、今でも管釣りでは結構ヤバい仕事してくれます。
進化形として、オーストリッチを使ったお上品なパターンもありますが…これはまた後日。
細かな装飾はご自由にどうぞ。
他にも…まだあるんですが、調子に乗って出しすぎて「inax=インチキ野郎」だなんて思われても嫌なので、とりあえずは中締め(笑)。