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2007年 10月 26日

特殊工作員達の挽歌 vol.02

特殊工作員達の挽歌 vol.02_c0095801_15434629.jpg


★ゲジ

 11月の管理釣場。これは「巨大なドライフライが効く」って事が、仲間内で俄に囁かれ出した頃に作ったフライ。
マテリアルこそ違えど基本構成は、かの有名な「納豆フライ」を端に発します。
 まぁ今であれば、迷わず「チェルノブイリ…」なのでしょうけど…当時はラバーレッグなんて、そんなにポピュラーでは無かったので。

TMC300(6Xロングシャンク)の♯6〜4というストリーマーフックを使った異端のドライフライです。
ボディーに仕込まれたフォーム材とオーバーラップのADW。
これらが唯一、コイツの浮力を担っている部分なのですが…さすがにこれだけのボリュームのラビットファーとか、レーヨンといった吸水性のあるマテリアルが付いていますので、どう贔屓目に見ても浮くのは精一杯。
今にして思うと突っ込みどころ満載なのですが、当時「効果的」と評判だったこれらのマテリアルを、どこでもいいから仕込みたかった…そんな助平根性だけは、どうか汲み取って上げて下さい(笑)

 別にコイツが爆発的に釣れる訳でもないのですが…周りで「やれ14番だ〜16番だ」と騒いでる時、こんなのでドッカーン!と一発出す快感。
まぁ、殆どの場合が「ホントに出るだけ」なんですが…(笑)気分は良いですよね。

特殊工作員達の挽歌 vol.02_c0095801_1544469.jpg


★コマラブー

普通のマラブーなんですが…サイズは22番。
もともと管釣りではなく、真面目に一般河川のコカゲロウ・スイマータイプのニンフが事の発端。
それがいつからか道を誤まり、今でも管釣りでは結構ヤバい仕事してくれます。

進化形として、オーストリッチを使ったお上品なパターンもありますが…これはまた後日。
細かな装飾はご自由にどうぞ。

他にも…まだあるんですが、調子に乗って出しすぎて「inax=インチキ野郎」だなんて思われても嫌なので、とりあえずは中締め(笑)。

by sureyamo | 2007-10-26 16:05 | fly pattern | Comments(8)
Commented by 江戸のゴリ松 at 2007-10-26 16:25 x
inaちゃん  結構時間持て余してますぅ~?

間違っても、「ゲジ」みたいな類は巻きたくないです・・・
でも、「コマラブー」はヒットしました。
これは、相当イケるでしょう~!モライ!

際物シリーズが続く様なので、スタンダードは明後日、BOXから失敬する事にします。
Commented by inax at 2007-10-26 16:31 x
☆ゴリさん

うっ…しっ、しっ、失敬な!
>結構時間持て余してますぅ~?
…というか、一日に何度も見に来てるゴリさんにこそ言われたくないセリフ(ぷ

際物シリーズは、また気が向いたらやりま〜す。
明日は何処の管釣り行こーかなー。
ワクワク♪


Commented by Led.Zep at 2007-10-26 18:27 x
今晩は。
管釣り=際物フライ。ある意味常識だったりしますね(?)。
#22のマラブーはこの時期必携しております。
これがまたある魚種に効いちゃうんですよね~。

チェルノブイリ(フォームフライ系)では未だ釣った事無いので中々巻く機会がありませんが、
爆発力は凄まじそうですねぇ。
Commented by yu-ko at 2007-10-26 18:45 x
inaxさん、こんばんわです♪
先日”納豆フライ”を知りました。あのフライいいですねー♪今度チャレンジして管釣りで使用してみたいと思ってます。
応用すれば今回のようなフライもアリ・・・ですよね!いざというときの1本になりそうですし。

今度のお休みにでも巻いてみようかなと思います♪
Commented by inax at 2007-10-27 02:22 x
☆Led君
やっぱり…使ってますか(笑)
先週の赤城FFでは、チェルノで結構でましたよ。
やっぱりなかなかノリませんけど(笑)ドキドキしますね…たまりません。
Commented by inax at 2007-10-27 02:27 x
☆yu-koちゃん

納豆フライは管釣りで効きますよ。
今度管釣りに行く時は、騙されたと思って使ってみて下さい。
コレからの季節に出番がありますので…。
とにかく、引き出しを多く作る事が攻略の近道だと思うのですね。
管釣りの前日に、使う分だけちょこちょこっと巻いていける程度のモノが良いですね。

Commented by Rolly at 2007-10-27 10:43 x
塾長、みゃ~どです!

でへへ、納豆大好きです!毎朝食べてますよ(プ
それはさておき、ゲジのようなこの手のデカイよく浮くフライは、ボクがよく出かけていたカンツリでは結構「奥の手」的に使ってました。カンツリの数自体が少なくてどこも混んでいて池内の移動がままならなかった当時、一日釣りしてるとサカナたちがなんらかの癖を悟るのか、反応がとてつもなく悪くなりまして・・・。そんなときに、この手の超ビッグなフライを投げるとドバン!って感じで。

逆にコマラブーは#20まで用意してみたことがありましたが、なんだか「モハモハ」なボリュームになってしまい日の目を見ることなく終わってまして・・・。

前エントリーの兎の○ンタマといい、実践に培われたパターンたちに
秘められたアイデアは、やっぱり素晴らしいです!
そりゃぁフライの形やメソッドはカンツリとシーズン中の釣りでは違ってくるけど、この「視線」というか「洞察力」はシーズン中の釣りでも凄く大切だと思いますしね!!!
Commented by inax at 2007-10-27 19:05 x
☆Rollyさん

こんばんわぁ!
そうですか…ソチラはそんなに管釣ってないんですね。
何だかプレッシャーも凄そうですね。(-.-;)

純粋に釣り続ける事だけを考えると、フライはどんどんシンプルになりますね。シンプルなだけに(改造の)効果もハッキリと現れるので、フライは煮詰めていきやすいと思いますね。
やりたい事は、まだまだ沢山有るんですが…これは老後の楽しみにしておきます(笑)




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