だいたい26cm位のサイズから、グッと精悍な顔つきになって来るヤマメ達に比べて…イワナって何でなんて童顔なんでしょう。
ヒョロリと細長い胴体と…だから余計、妙に大きく見えてしまう尾びれ。
クネッた体を真上から見たら
ビジュアル的には魚というより「爬虫類」に近いと思うのは
自分だけではないでしょう。
そういえば「ヘビイワナ」なんて、以前は良く見たものですが…
(最近はとんとご無沙汰です。)
もちろん、こんな小顔で童顔な顔つきからは想像出来ない獰猛さを秘めている…
なーんて事は、すでに誰もが知っていることですよね。
こんな、クリッとした可愛らしい目をしているのに…。
大胆不敵な捕食行為を取ったと思えば
ヤマメ以上に臆病で、気難しい一面も見え隠れ。
その性格も、なかなか掴みきれない部分が未だあったりして…。
こんな小さな体の中に
野生の中で生き抜く「術」の全てが…
いまでも…そしてこれからも、刻み込まれていくことなのでしょう。
この日釣れたサイズの大半は、その大半が20センチに満たないサイズのイワナ達でしたが…もちろん、次世代を担う貴重な後継者たち。大切に見守ってあげたいものです。