カテゴリ:tips( 21 )


2015年 10月 29日

ルースニング講座(補足)

ショットを介する理由
c0095801_17411955.jpg
前の記事でも書きましたが、スプリットショットの一番の役目はフライを速やかに沈める為に必要になります。

なので、フライよりも速く(9は悪い例)沈まなければ付ける意味はありません。


フライが適切な重量ならば、スプリットショットなど介さない直結が理想ですが

適正な重量は、水深、水量、流速等など、流すレーンによって厳密には変わって来ます。

その都度ウエイトの違うフライをいちいち結び替える…なんて現実的ではないので、こういうスプリットショットの出番になるワケです。



僕の場合、餌釣り用の鉛玉をベースに使います。

あまりに安価なものは球の大きさにバラツキがあったり、スリットがズレていたりするので避けた方が無難ですけどね。


渓流のルースニングなら、最も出番が多いのは6~8号。

そこからの微調整には、タングステンソフトシンカーを、本当に僅かに追加(スプリットショットを包むようにする)のが僕流です。


一押しのショットをあげるなら…

コレですね。

c0095801_22085324.jpg

ラバーコートで表面積の増したショットは、なんだか底波にも上手く乗ってくれそうです。

実はこのウェイト(8号)は、僕が社長さんにお願いして作ってもらったウエイトサイズなので

売れないと困ってしまいます(ぷっ)



ドリフトのイメージですが、

僕の場合はフライとショットは同じ底波に乗せるようにしています。


その際、重過ぎるショットは底波を突き抜けて着床してしまうので、そうならないギリギリのウェイトを模索すると良いと思います。

また、マーカー〜ショットの水中への進入角度が浅い(多少フカせている)方が食い込みは良いようです。



フライにウエイトを仕込む理由


フライとショット間のティペットは

常に張っている状況になるようにコントロールします。


フライにはそれなりの自重(7)がないと、流れに押された上流のフライが(8)ショットを追い越してしまうかも知れません。

こんな状態で、仮に魚がフライをくわえたとしてもアタリはマーカーに出ません。


だから、どんな小さなフライにも必ずウェイトは仕込むようにしています。

(ミッジサイズのフライにビーズヘッドを付ける場合には重すぎ注意)

c0095801_17411749.png


水中の中の流れは、そんなに単純ではないですから

ナチュラルドリフトに拘る必要はありません。



by sureyamo | 2015-10-29 17:41 | tips
2015年 10月 26日

誰でも簡単ルースニング講座

最近、僕のブログは有難いことに初心者の方を含め

様々なレベルの方が閲覧に訪れてくれている(らしいので)


『何をいまさら』的なお題目を揚げるとは思いますけど(笑)

何卒暖かい目で見守って頂けると幸いです。




んなわけで


マーカーの記事の流れで
今回はルースニングの超〜基本的な解説。

でもその前に、ザックリおおまかな流れの仕組みを図説しておかないと話が通じないので、まずは…


流速(縦割の場合)のお話から
c0095801_10463016.jpg
一般的に、川の流れで最も流速の速いのは表層。
(厳密には空気の抵抗があるので、水面よりも僅かに下層の流れが若干速くなる[※無風の場合])
水流は川床の摩擦を受けるため、下層(底)にいけばいくほど流速は遅くなるのが普通です。

底付近を流れる緩流速帯を、釣り用語では俗に『底波』と呼んでいます。





捕食の為にポジションについて
c0095801_10462595.jpg

ここでお魚の登場。

まず…
餌となる流下物が最も見込めるのは、流れが収束するゾーン。

魚としては、そこに付きたいのは山々なのでしょうが…
そう言ったところは流れも速く、餌を見極めるのも大変。

そもそも、そんな場所で餌が流れて来るのを待っていたら
体力なんていくらあっても足りませんからね(-.-;)。

上流から流れ込んでくる流下物を見極め、餌と判断した時だけ捕食レーンに移るわけですが、このとき魚がスタンバイしている緩流帯が底波というわけです。


この図では図BとC。
Cの反転流に餌が巻き込まれたら、それこそ上げ膳据え膳ですね。

また、活性が高くなくて(餌を追わなくても)も、この位置に定位している魚が多いのは、恐らくは外敵から最も距離を置けるからでもありましょう。

当然、活性が上がるとAにも出て来ます。
魚の水面への注目度が増せば、ドライフライでも釣りが可能になります。




システムの基本流下バランス

c0095801_10463439.jpg
基本的にマーカー・(ショット)・フライの順で魚のレーンに流し込みます。

1 投入
2 ドリフト中

これは必ずしも絶対ではありませんが、この図の通りに流れてくれれば魚のアタリは明確にマーカーに現れます。

この釣りは、マーカーにアタリが出ないと面白くも何ともないので
この位置関係はとても重要です。

c0095801_09115161.jpg
水深が深かったり、流速が思いのほか速いレーンの下層にフライを入れたいときはフライ先行で投入します。

底波に乗るまでの沈下途中で、結果的にマーカー先行の位置関係に入れ替われば良いのです。



マーカーが魚の頭上を通過するカタチになりますが、意識が上を向いていない場合は全く問題有りません。魚がマーカーを意識しちゃっている場合には素直にドライフライに変えるか、ドライフライを結んでいる隣のフライマンに譲って上げて下さい(笑)

マーカーが水面の流れよりユックリと流れるはじめたら、それはショット(フライ)が底波に入った事を示唆しています。

そして、この瞬間こそがルースニングドリフトの核心部です。



マーカーが水面の流速と同速度で流れ下ってしまう場合には、タナをさらに長くとることになりますが、タナを長く取れば取るほどキャスティングが難しくなってしまうので、それにも限界があります。


また、リーダーの太いテーパー部が水中に没していると、中層の流れで押し流されてしまい、せっかく底波に入っているフライが引かれて浮き上がってしまいます。


水中に入るティペットを細くする意味は、そういう事です。糸が太いと魚に見破られる…とかではありません。


ショットを重くする手もありますが、僅かな加減で(底波を突き抜けてしまう)

根掛かりを頻発してしまうことが多いので、慣れないうちはお勧めはできません。


ショットの役割はフライを底波まで速やかにリードすること。

そして一旦底波入ったら、今度はフライと一緒に流下するだけ

同等の軽さ?が必要になってきます。


ショットと同等な重さのフライと言った方がわかりやすいですね。

同じ重さであれば明らかにフライの方が水流の影響を受けやすくなるので

厳密には同じ重さ…というわけには行きませんけどね。


ただ明らかにフライの方が軽くてドリフト中にショットを追い越してしまったり…

追い越さないまでも、ショットとフライ間のティペットにスラックが出来てしまう…なんてことだけ避けられれば、緻密にバランスを取る必要は感じません。

ショット〜フライ間は常に張っていることが大事です。





どんな時でも釣れちゃうルースニングではありますが…
いつでも何処でも万能ってワケでもありません。

これはあくまで僕個人の意見ですけど
川によって向き不向きがあると思うのです。

例えば
c0095801_10463802.jpg
川底に大きな石が点在し、水深も流圧もソコソコある流れ。

こういった形態は本流によく見られるのですが、こういう流れは水の中の流速差があまりに大きい為
上記で解説したシステムのバランスを保つことが非常に困難になります。

実際に流してみればわかる事ですが、釣り自体とても忙しく
繊細なアタリを取ることは殆ど不可能に近いです。

悲しいかな、僕のホームでもある渡良瀬川には、こういった流れ(区間)が沢山存在します。

このような流れでは、
水面の流れに左右されることなく、フライをダイレクトに操作する
アウトリガーの方が遥かに向いていますよね。


ルースニングのシステムを充分に活かす事が出来るのは
比較的水深の浅く流れが単調な川のほうが向いてる、と言うことになるのでしょうね。


by sureyamo | 2015-10-26 10:47 | tips
2015年 03月 09日

イージースプライス ヒートノット

ラインとリーダーの接続方法ってどうやってます?

これは現場で聞かれる事の多い質問の一つです。

リーダーとフライラインの接続は雑誌も去ることながら、ウェブ等で検索するとヒットするのは今も昔もネイルノットです。
(繊細な釣りではループ・トゥ・ループは使いません)

ですが、それでも人に聞いてくる…というのは
やはり何か不満があるからなのでありましょう。


実際に結ぼうとするリーダーのバット部なんていうものは、元々張りが強いワケですから、慣れないうちは図説通りに上手く行く訳ありません。それも現場で結ぼうと思ったら尚更。

あまっさえ苦労して結んだところで、今主流のロングリーダーシステムだと接続部位は頻繁にガイドを行き来するわけで、その都度ガイドにカッツンカッツン引っ掛かるのは、かなり気になるもの。


ライズを目前に、トラブルによりリーダー交換を余儀なくされる場面なんて、それこそ腐るほど経験してきてたワケで……そんな僕が行き着いた先の答えのひとつ。
c0095801_00270596.jpg
それが、コチラの接続法。

2000年の11月に発行されたStream side誌に掲載させてもらった記事ですが、その後も大したトラブルがないまま現在に至ります。

フライラインのコアにスプライスする(モノコア、もしくはコアが無いタイプのフライラインには使えません)ので、ブレイテッドコアが引き千切れない限りラインブレークは今のところ皆無。

ちなみに、一度スプライスしてしまったフライラインは二回目以降、現場で一々スプライサーを使用する必要はありません。

この接続法の一番の武器は手返しの早さにあります。
特にマッチ・ザ・ハッチというのは時間との勝負みたいなところもあって、そこらへんは経験豊富な貴兄であれば、充分に理解して頂ける筈です。

フライラインの先端は何度もリーダーを交換していると、当然痛んで来ます。
その場合は、その部分だけカット。仮にフライラインを5シーズン使ったとして、最終的にラインの先端は5センチもカットしないんじゃないかなぁ。
(しばらく使ったら、一応定期的に強度テストはして下さいね。)

この結び方も日々進化していて…
今現在はこんな事になってます(笑)
c0095801_00272041.jpg


どうやるの?

by sureyamo | 2015-03-09 18:47 | tips | Comments(4)
2014年 05月 07日

スペイスイベル

久々のアイテムネタです。
c0095801_22074417.jpg
オーバーヘッドキャストと違って、ロッドティップが円運動をするスペイ系のキャストをしていると
どうしてもフライライにキンクが生じます。
(OHでもロッドティップ直線的に振られていないと同様の事が起こりますけどね)

常にアンカーが打てている場合には、発生する糸ヨレは多少抑制されているものの(簡単なリカバリーで復帰可能)のですが、魚を前にした実釣では僕のようなセッカチな人間は、はやる気持ちでアンカー抜けが多発してしまいがち。

その際に発生したキンクは径の細いランニングライン側に蓄積されて行きます。
シュート時のライントラブルの大半は、こんなキンクによる『噛み付き』が原因といっても過言ではないでしょう。

ただこれは、ヘッドとランニングの接続部分にスイベルを介することで
実に容易に解消することが出来ます。
c0095801_22075471.jpg
c0095801_22075705.jpg
フライフィッシングから釣りを始めた方には馴染みが薄いと思いますが、スイベル(撚り戻し)は釣りの世界ではなくてはならないアイテムの一つ。
ただし、フライフィッシングシーンでは『フライ専用のスイベル』というものは存在しませんから、一般的なスイベルからの流用ということになりますけどね。

大手量販店の餌釣りコーナーを覗けば、様々なスイベルが売られています。

コンマ数グラムの重さが影響するフライキャスティングにおいて、スイベルの自重が与える影響も考慮したいところ。
もちろん使用するスイベルは軽いに超したことはありません。

パッケージには強度(耐荷重等)が記載されていますが、強度に比例して重くなるので注意しましょう。

フライラインに使える、軽くて高強度のスイベルも
きっとそのうち出てくることでしょう。

今回はあえてスイベルの商品名は記載しないでおきます。

大して高いモノではないので、色々と試してみると良いと思います。
こいうのを探し出すのも釣りの楽しみですからね。


c0095801_22075679.jpg
取り付け方は様々です。

スイベルの両端をブレイテッドを介してループにする方法もあれば、フライラインへダイレクトに接続してしまう手段もあります。

現場で頻繁にヘッドを交換される方は両端がブレイテッドループ式の方が良いでしょうね。
市販されている完成品もこのタイプです。

ただし、完成品はビックリするほど高いので自作をお薦めします。
あくまで消耗品ですからランニングコストは重要です。
この仕様で2シーズン使いました(当然今年は付け替えてます)が、今のトコロは全く問題ありません。

ただ…キッチリしたデータがない以上、ワンシーズンで交換するつもりでいた方が良いかも知れません。
こんなトコロでラインブレークしたら、それこそ悔やんでも悔やみきれませんので(笑)

c0095801_22075292.jpg
僕は今年からダイレクト式を試そうと考えています。

僕の場合、使用するラインのシンクレート分のリール(計6機)を常に現場に持ち込んむようにしているので
余程のこと(砂を噛んでリールが回らなくなったりするトラブル)が無い限り、現場でのライン(ヘッド)交換はしませんから、コレでOKです。
仮にヘッド交換の必要に迫られたとししても、ランニング側でカットすれば現場で簡単に組み直せます。


一つ気になるのがガイドへの攻撃性。
自分の場合、収縮チューブを稼動部に接近させることによって、金属部の露出面積を少なくし
ガイドへの干渉を極力減らす方向で考えています。

恐らく、これが最も簡単かつ効果的ではないでしょうか。



by sureyamo | 2014-05-07 22:56 | tips | Comments(2)
2011年 04月 04日

“X”表示の錯覚

フライフィッシングに使われる、リーダーやティペットの太さを示す表記

“X”

インチをベースとした太さの単位で、ミリメートル換算でいうと、3Xが約0.53mm。

5Xは約0.15mm。

7Xが約0,10mm、そして8Xは約0.09mm.


ちょっと目敏い人ならば、この表記基準が

各メーカー毎で、だいぶマチマチであることはご存知?!ですよね。


ただ多分…ほとんどのフライマンは

“X”表記のみを基準に好みのティペットを選ばれているのが大半でしょう。




こんな表を作ってみると良く判ります。

c0095801_18515663.jpg

※ナイロンティペットの場合です。



見て判るとおり

7〜8Xまでは、どのメーカーも似たり寄ったり的な数値。

問題はそれより細いティペット。

細くなるに従って、徐々にズレが生じ…

メーカーを選ばずに使っていると、12Xより10Xの方が細いなんて事も…!!


細いと思って使っていたティペットが実は太かった!!なんて結構ショックですけど(笑)

裏を返せば

ティペットをそこまで細くする必要も

なかったケースもあったのかも(ぷ)。



表記を伏せたり、誤摩化しているわけではないので

これは保険の約款と同じで

読まない方が悪い(ぷ)

ユーザー側で気をつけて使い分けましょう。

by sureyamo | 2011-04-04 18:46 | tips | Comments(8)
2010年 06月 26日

仮説

c0095801_2135314.jpg
湖の釣りを再開して、ココ最近凄く感じる事は
どうしてこんなに釣れないの?(笑)という事です。

いやいや、そんな笑い話ぢゃなくて…(-.-;)
管理釣り場ほどの魚影など望めないまでも、同じ鱒相手に終日釣っている割に
ちょっとアタリが少なすぎる…と、思うのですがどうでしょう。

湖なんてそんなもんだよ!
そう言ってしまうのは簡単ですが、本当にそうなんでしょうか?

私的に思うのは、案外鱒がフライに気付いていないんぢゃないかと…そんな事を考え始めています。


一般的な常識では、鱒は上にある餌(ベイト)に良く反応する…なんてこと言いますけど
本当にそうなのでしょうか?

管釣りの鱒も、よく見ていると底に沈んでいるペレットとか、拾い食いしているのを見た事があります。

それに…これは大きい鱒に良く見られる傾向ですけど
c0095801_21401168.jpg
c0095801_21402048.jpg
何故かみんな下を見てる。釣られて落ち込んでる(爆)ワケでもないでしょう。


上のモノばかり見ているというよりは、逆に下を見やすいような作りになっているように…自分には思えるのですけど。

もしかしたら…意外と普段の鱒達は、己より下方を常に意識しているのではないか…と、そんな仮説を立ててみたいと思います。

ベイトを追い回すために水面に追い上げる…という話も良く聞きますが
であれば、湖底に追い詰める…というのも理屈としたら「有り」でしょ?


ただそうなると、フライの操作は今までの常識を、かなり覆さなければならないトコロが沢山出て来ます。
フライは上部からの視線を意識しなければならないし…
「根掛かり」のリスクは格段に増しそう。(-.-;)

ま…あくまで仮説。
でも近々、こんな事を意識して色々と試して見ようと思いまーす。
今までより一匹でも多く釣れれば…
それで良いんですけどね(笑)

by sureyamo | 2010-06-26 21:50 | tips | Comments(4)
2008年 04月 04日

yore yore

c0095801_17381765.jpg

風向きは吹き下ろしの北風から、南東からの吹き上げへ…
今の季節としては、こんな陽気が最も理想的。

時計の針は正午を少し回ったあたり。
もうじき、ガガンボの流下が目立ち始めてくる頃だろう。

流芯の辺りで激しい水柱が…
どうやらライズが始まったようです。

静かにウェーディングして
バックの葦にフライを取られないように…細心の注意を払ってプレゼンテーション。

…と、ここまでは流れ的には普通なんだけど
フライがものの1mも流れる前に、手前のラインはこの有様です。
c0095801_17384797.jpg
(白い点がフライです。)

あーでもないこーでもないと、納得のいくドリフトを求め、フライを打ち返すうち…
ライズの事などすっかり忘れてしまうわけなんですが(笑)

ここは「修行」が足りません!
…と言いたいとこだけど、果たしてその「修行」とやらで、このヨレは何とかなるのでしょーかねー??

by sureyamo | 2008-04-04 18:10 | tips | Comments(6)
2008年 03月 25日

ライズはお熱いうちに…

c0095801_15475958.jpg
こういう画像を載せると胃がキリキリ痛くなって来る!…

という方もおられると思います。

僕もその一人。


渡良瀬川桐生地区のライズを攻略しようと思ったら

こんな流れを避けて通る事は出来ません。

いや、むしろ…こういうレーンのライズを取る行為こそ

もっとも渡良瀬川らしい釣りなのかも知れません。


ヤマメ達が、まだ平穏無事に年を超す事ができた頃。

シーズン当初(当時の解禁は3月20日だったのですけど)彼らのライズは決まってこんな流れの中の

水面に突き出た石の前。

流れが僅かに盛り上がる「鏡」の部分から始まったものです。

成魚放流が主体の、今現在の早春ライズゲームでは

まるでドラッグが掛かるのを待ってるかのように(嫌がらせか…)

厄介なヨレの中でのライズが本当に増えました。

ヨレの中へ頻繁にフライを漂わせる難しさが加味されて

ここ最近求められるドリフトの精度は、以前にも増して高度なようです。

己の技量足らずを責める日々…修行は欠かせません。


さて話は飛んで…

ライズを確実に仕留めようとするならば…

これはあくまで私的な事ですが

とにもかくにも『ライズ仕始め』に立ち会うこと。

これが自分のライズ攻略の基本なんですね。

始まったばかりのライズ。

放っておけば、次第にその間隔が短くなってくる訳ですけど

この頃合いがフライに最も出しやすいタイミングだと思っております。

捕食に夢中なあまり警戒心が希薄なんでしょうけど

コチラのミスを寛容に受け止めてくれる事もしばしございます。

逆にライズを安定させてしまうと(「魚の目が座る」と…自分は呼んでますが)

フライに対しての反応は、おおむね芳しくない事が多いようです。

また、コチラ側のちょっとした粗相(笑)で、あっけなくライズを辞めてしまう

なんて事も珍しくありません。


鉄は熱いうちに打て…と申しますが

ライズは「仕始めを叩け!」

と…(笑)言う事にでもなるのでしょう。

by Sureyamo | 2008-03-25 12:47 | tips | Comments(4)
2008年 03月 13日

取れないライズ

c0095801_12343997.jpg
赤城フィッシングフィールドのミッジングは、ただいま絶好調!。
…と言いましても、あくまでライズが絶好調?という事でありまして…まともに釣ろうと思ったら、やっぱりこれが結構な曲者。
ライズの数と釣果は、必ずしも比例するモノではないようです。







 
「ライズが始まればシメたもの」

そう考えるのは…多分10人フライマンが居れば、10人全員そう思うはず。
それでも「どーにも手も足も出ない」ライズっていうのに遭遇した方も多いハズ。


「ライズ」=魚の視線が水面に向けられている!っていう風に考えるのが一般的だし、それは大方正しいとは思うのだけど…時にはそんな「概念」を捨てないといけない事もある。

ライズしている全ての鱒達が、流下物を餌として最初に認識するのが「水面から…」とは限らない。
魚達の視線(焦点)が、浮上過程にある水生昆虫をロックオンしてしまっている時が、それに当たるのですね。

水生昆虫にとって水面というのは、ある意味一つの壁のようなモノ。捕食側としてはソコに追いつめて(追いつめる…というよりも、動きが一旦止まる場所って考えた方が良いのかも)捕食する。
魚は水面の流下物を全く意識していないのにも関わらず…でも結局、捉える場所は「水面」だからライズのような現象となって現れる。
取れないライズの全容は、大方そんなトコロでしょ。

かなり執拗にフライを流しても全くライズが止まらないという「悪夢」。
やれ「フライだ」「ドリフトだ」と、どうしたって目先のライズに「飲まれちゃう」んだけど…案外「的外れ」な事をやってるのかも知れません。

こういう事は何処の一般河川でも頻繁に起こりえる現象。
えぇ…そりゃぁ〜もぉ、そういう実体験だけは豊富ですからね(笑)

取れないライズがフライを沈めたら釣れた!…なんていうのは、この「典型」なのでありましょうが…その対応策となると、未だによーわかりません。(爆)








川は解禁したものの…
 
地元の川の、コレ見よがし的のサービス放流。
一般河川とは名ばかりで、今しがた放流されたばかりの成魚相手に「場所取り」「割り込み」そして「仕掛けの投入合戦」。
そんなのに参戦するくらいなら、おおよそ養殖とは思えない魅力的な容姿の鱒達が泳ぐ…こんな管理釣り場でライズを相手にしていた方が、遥かに精神衛生上ヨロシイようです。

そう感じているのは、どうやらpond walkersさんも一緒のようです(笑)
c0095801_12345590.jpg


by sureyamo | 2008-03-13 13:04 | tips | Comments(8)
2008年 01月 12日

フックキーパーには…気をつけろ

c0095801_94535.jpg

 フックキーパーは、その名の通りセットしたフライを留めておくパーツ。
いわば「フライの止まり木」のようなモノです。
しかし、これが意外な怪我の原因になる事はあまり知られておりません。

 ロッドを持ち歩くとき人は…それが慣れた人であればあるほど、リールを含めたロッド全体の重量バランスの中心(支点)を無意識に掴んでいるものです。(自分だけ…?)
そしてロッドでいうこのポイントには、何故か判りませんが大概こんなフックキーパーが…鎮座しておられる(笑)。

 手の掌内で何かの拍子にロッドが滑ろうものなら、バット部に固定されたフックの針先が容赦なく突き刺さる…という「悪夢の図式」が、実はかなりの確率で成立してしまうのです。
過去にもう…何度痛い思いをしたことでありましょう。
 
 現場でのフライの仮止め方法は人によりマチマチです。
リーダー&ティペットが長目なシステムを使う場合、既存のフックキーパーの位置にフライを留めると、フライラインが一々リールに巻き込まれる事になる…
そういう事を嫌って(リールを介して)ストリッピング(もしくはスネークガイド)に留める方も多いようです。
自分も、もちろんそんな後者。

不用意にバットを持って移動する事に慣れてしまっている我々だからこそ…逆に注意した方が良いかも知れません。
現場で、仲間のロッドを代わりに持つ事などあるとは思いますが、そんな時には特に油断しない事ですね。

by sureyamo | 2008-01-12 10:13 | tips | Comments(6)