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2016年 11月 09日

似て非ざるモノ

あ?

なんだ普通のエボレスヤーンぢゃん!
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この画像を見ただけですと、多分大概はそう思われても仕方がないのかも知れませんが

これぞ知る人?ぞ知る??

マテリアル(らしい)です、はい



正直、僕も見たときには迂闊にも『エボレスね』と思ってしまった訳ですが

袋の上から触った瞬間にピーンときましたね

この感触というか弾力は
アレですよ‥‥


白モツ(ぷっ)




見た目はエボレスですけど、全くの別物と言っていいと思います

僕の拙い釣り人生の中でも、これで釣れない理由が

見当たらない




こんな風に書くと、とっても気になるでしょ?


でも残念ながら釣具店のフライコーナーでは売っていないのです

釣具ではない、別のお店では売っているそうですから(爆)
全く入手困難な品物ではない‥‥とのこと

ヘッダーの『SHO-YARN!』は、あくまでシャレなので
検索しても無駄ですからね(ぷっ)


今回のブツに関しては
皆様には探し出す楽しみを提供いたします


さて僕は‥‥
一足早く試釣させていただきますよ(笑)




by sureyamo | 2016-11-09 07:54 | fly tying | Comments(0)
2016年 10月 05日

投入アイテム

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ターボコーンヘッド

遂にINAXもチューブフライに手を染めたか‥‥なんて言われちゃいそうですが

違います

チューブフライには興味津々なのは間違いではないんですけど
今回は、本来の使い道以外の副次的効果で

結構使えるアイテムらしいのです

‥‥と言っても

あくまでも人から聞いたお話!

自分が使ってもいないモノを人様に勧める‥‥
そこまで無責任ではありません

実際に試して、効果が実感できましたら改めでブログで紹介したいと思います

ですから

早合点して購入を急がないでくださいね
少なからず、このブログで紹介すると僅かながらでも商品が動くらしい?!(ほんとか?)のですが

現段階で責任は負えません




それともう一つ
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MAGIC HEAD

ナニをいまさら(笑)

なんて言わないでくださいね



以前であれば

こーゆーの

をフライに取り込むことに凄〜く抵抗があったのですけど

ここ最近は真逆ですね

凄く釣れちゃう的効能は期待出来ないのかもしれませんが
こんなので釣るのも結構楽しいかもって、自然に思えるようになってきましたしね

マルク プティジャン氏とも面識があるから少しは協力したい(笑)というのもありますが

でも一番の目的は

あまり人がやっていないことやらないと

釣れない

ってことです

これから集中的に攻められてくる丸沼あたりのフィールドでは
特に‥‥


ただ今一番の問題は



次はいつ釣りに行けるか?

ってところですけど(笑)










































by sureyamo | 2016-10-05 21:08 | fly tying | Comments(1)
2016年 09月 02日

バーブレスフック

馴れ親しんできたものを変える‥‥というのは、なかなか勇気がいるものですね
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丸沼を中心に湖のフライで
今現在、絶大な信頼を置いている

TMC100SPBL

残念ながら♯8サイズは廃盤になってしまい
このサイズのフックは、通常のTMC100のバーブをリューターで削ることで代用してきました

もちろんこれは現在も進行中ですが、それに並行して
更なるバーブレスフックの模索も怠っていません


バーブレスフックに限ったことではありませんが、フックの性能として真っ先に期待するのは

『フッキング性能』

ですよね

これは渓流や本流などでドライフライに使うフックに於いては、さほど気に留めることは少ないんですが
湖の引っ張りの釣りではフック自体のフッキング性能に関しては、かなりシビアに考えている方も多くいらっしゃいますし

実際、釣果に差が出ることもあったりします


フッキング、ホールド性を含めたフックのお話は、わかりやすく図説にしてみました

もちろん

これはどこかしらネットで拾ってきた情報なんかではなくて
僕自身、感じてきたことをまとめてみました

ので

全て正しいとは限りませんが


ちょっとくらいは当たってるかもしれません(ぷっ)

ま、信じるか信じないかはアナタ自身(爆)
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こんなことを頭に描きながら

あのフックは‥‥、このフックは‥‥



選ぶのもまた楽しいことです

ここで具体的に●●●●の●●●●●とか書いちゃうのは簡単だし
多分、大半の方がソレを期待しているのだとは思いますが
こういう試行錯誤もまた、釣りの醍醐味ですし

人によって感じる部分も違うと思います

そう言うのもひっくるめて

皆さんには
もっとフライフィッシングを楽しんで
頂けたらと思います



来週は

by sureyamo | 2016-09-02 12:34 | fly tying | Comments(2)
2016年 08月 25日

ガードの取付け

今回テストした取り付け方法二種類をご紹介致します
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ガードを広げ気味に取り付けたい場合


1

適度の長さに切り出したモノフィラ単線をフライフックに取り付けます
写真ではロータリーバイスなので単線が上向きについているように見えますが、フックの下側につけます

2
スペースが許す限り『たすき掛け』のスレッドワークでしっかり固定します

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3
指で単線を左右から押え付け、下側に向かせます


4
フィッシュしたら、瞬間接着剤を滴下

単線は基部を支点に多少は回転してしまいますが、ガチガチに固める必要はありません

後方に寝過ぎちゃうとガードとしての効果が薄くなるので
釣りをしながらチェックは怠らないでください

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5

飲み込まれた場合
単線の切れ端が魚の口腔内を痛めてしまう可能性も感じたので

今回は単線の先端を軽く火で炙って丸くしてみました

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このアングルから見ると
ガードと言うよりはバイポッド(銃座)ですね

いっその事『バイポット』って名前にしちゃおうかしら(笑)



フッキングを考慮して
ポイントから極力ガードを遠ざけるようにすると
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こんな形状になっちゃうんですけど

こんなお粗末なモノでも根掛かりの確率はガクンと減少しちゃう


マラブー動きも安定するような気がします

もしかしてスタビライザー的な効果もあるのかしら?
でも‥‥多分気のせいかな(ぷっ)









ガードをタイトに取り付けたい場合
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1

単線はフォーセップなどを使い、折り目をシッカリつけます
挟んだ状態でフォーセップを炙って、一旦熱を加えると尚よし!

ギザギサのフォーセップなら、単線に凸凹も刻めるので
後のスレッドワークが楽になります

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2

さっきと違って、今回はフックの上から乗せます

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フックを挟み込むカタチになるので、逆にガードが開いちゃいそうに思えるのですが
実は単線自体、非常に硬いモノフィラを使用しています

単線にはしっかり折れクセを付けているので
実はこっちの方がガードの先端がポイントに一番近づけます


ちなみに
折れクセを付けた単線を、最初のつけ方でつけると
基部が不安定で、固定するには余計なスレッドワークが必要になります


3
シッカリと巻き上げたら、ここも瞬間接着剤を滴下

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フックポイントを挟み込むガードが完成です

こちらの取り付け方法では、使っていくうちにガードが萎んでいきやすいので
使いながら適時広げてください

ただし‥‥
こっちの方が多少は根掛かりしやすく感じました



あとは皆さんの独自の工夫!!

脱フライロスト

を目指してください!

もっと良い方法が見つかった暁には
僕だけにコッソリ教えてください(笑)





by sureyamo | 2016-08-25 07:11 | fly tying | Comments(0)
2016年 04月 25日

Vシャック

コテンパンにヤラれちゃった神流川C&R区間、通称ヴィラ裏のライズに
これから再挑戦してきます
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いくら釣れたからといって

ストマック内容物を暗示させるようなフライで結果が出ないと、私的に釈然としません

其れが無駄だとわかっていても
ここら辺のこだわりはシッカリ持っていたいものです(笑)



‥‥ということで‥‥

シャックで勝負してきます

実は前回、諸々の事情(単に弾不足)によりシャックフライを一度も使うことはありませんでした



そんな訳で、早速製作に取り掛かります

用意するのは

『V-rib』

smallサイズのクリア

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それに
先端がギザギザになっているタイプのフォーセップとライター

初心者向けのタイイングセットに付属しているような安物で充分です

これだけでOK


ちなみにこのタイイング方法は
以前、どなたかが雑誌で紹介していた方法であって僕のオリジナルではありません

このことだけに限らずですが
ここら辺の事は最初にシッカリ伝えておかないと、あらぬ誤解を生みますし
そもそも原案者に失礼というモノ


最近雑誌で知り得たノウハウが、実は既出で
過去に他の方が紹介していた
なんてこと案外と多いものです

本来であれば、そこらへんの情報整理は発信側(雑誌であれば編集部側)が配慮しなければならないことですが
現状の出版ペースからしたら、ある程度は仕方がないのかもしれません


個人的な意見を言わせていただくと
こういうのは

人にパクられてナンボ

と思ってますけど(笑)

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話が逸れました



V-ribをフォーセップで挟んだら
2ノッチでシッカリ圧をかけます

余分をギリギリでカット!
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ライターで軽く炙ります

炙りすぎると中で溶けちゃったり、ボロボロになっちゃったりしますから
サッと火を当てるくらいで大丈夫

加熱が弱すぎると体節が上手く表現できないので
頃合いは数をこなして体得してください



『V-rib』は非常に収縮性のあって丈夫なシンセティックマテリアル

ナイロン糸、輪ゴム、ウレタンゴム チューブ等々
似たような素材なら代用できます

まぁ問題は

これをどんな風なフライに仕上げるか‥‥です


今回はフライに視認性を求めたら即刻アウトになる可能性が大なので
このまま使うしかなさそう(泣)です
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by sureyamo | 2016-04-25 06:28 | fly tying | Comments(0)
2015年 06月 17日

マラブーリーチ

マラブーは、とてもよく釣れるマテリアルの代表格
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雑誌やWeb等で公開されている釣果報告等のヒットフライの大半はマラブー…”
これだけは今も昔も変わりませんね

“マラブー”といっても、それはあくまでマテリアルの名前であって
実際にはテールに使われているだけなのに、何故か“マラブー”と一括で呼ばれてしまうことも多く
まぁ、そのくらい存在感があるということ…なのでしょう(笑)


今回紹介する“マラブー”は、ウエイトの鉛と絡み防止のマテリアル以外、
全ての部位でマラブーで構成されている
俗に言うマラブーリーチ。初心者が真っ先にタイイングを学ぶには、うってつけです
(部屋は相当散らかりますけど…ね)

その反面、使用するマテリアルの部位によっては釣果を左右するぐらいに『動き』に差が出るフライでもあります

シンプル故に誤摩化しの効かない、意外に奥の深いフライパターンでもあるわけです


湖では何かにつけ良く使うフライですので
一度位はキチンと紹介しなければならないと思っていた訳ですが…

正直、何を今更的な内容ばかりですので(笑)
ここから先は、お時間の許す方だけ読んで頂ければ幸いです

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使用するフックはTMC100 ♯8〜10
(BL/SP-BLの♯8ってメーカーHP上から無くなってますね。廃盤?)

今回は、たまたま自宅のストックが切れていたので100BLですが
できることなら100SP-BLが良いですね
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ウエイトはレッドワイヤー0.025を5〜6回転半
これが僕のデフォルトです

ノーウェイト(実際はあまり使わないけど)とコレよりチョイ重めがあれば理想です
シャンク長を目一杯使ったフルウェイトは、さすがに重過ぎ

でもまぁ、根掛かりで自然淘汰しますから(笑)自ずとボックスからは消滅してゆく運命です

シャンクは下地にのみ瞬間接着剤を塗布し、レッドワイヤーはシッカリ固定して下さい
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下巻きです。

スレッドは何でもOK
色はマラブーと同色ないし同系色を使った方が仕上がりはまとまります

ウェイトの量に合わせてスレッドの色を変える小技も有りですが、今はもっと判りやすい方法で管理しています
(コレについては後で紹介します)

ついついスレッドでレッドワイヤーとの段差を埋めたくなりますが
このパターン(あくまで自分流ですが)に限っては無視して構いません

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絡み防止のフラッシャブーを取り付けます

フラッシャブーもよくよく考えてみると意外に高価なマテリアルだったりするわけですが
少しでも絡まないようにしたいのであれば、ココはケチらない事です
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マラブーです
(見れば判るってか!)
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最下部

付け根周辺付近を“テール”の部材として切り出して使用します


品質の劣るマラブーは、染色の際にこの部分が固まってしまっていたり、また元々の量も少なかったりします
店頭でマラブーを選ぶ際には、この付け根部分も購入判断の基準にしたいですね

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ミッド(若干付け根寄り)はウイングの部材として使います
ここが一番美味しい所ですね
思わず頬ずりしたくなります(笑)


ここは袋に束ねて入って状態ですと、なかなか見抜けない所でもあります
触った感じの厚みで、なんとなく判断するしかありませんね
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トップは正直使い道がないので、今回は
ボディー用にダビングして使います

パターンによっては、この部分を優先的に使いたいこともあるので
捨てる必要はないです

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まずはテール材を切り出したら、絡み防止用フラッシャブーの上に乗せて留めます
余りは、そのままボディー部の下巻きとして巻き込んでしまいましょう

ボリュームを付けたいのであれば数回に分けても良いと思います

僕はショートテールで使うことが多いので、片側で親指一本くらいの量で充分です
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ツイスターでも良いのですが、とにかく最短作業で目一杯『盛り』たいので(笑)
そうなるとマルチグルーを使ったタッチダビングがお勧め

ここではトップから適当に切り出したモノを使っていますが、切り残した産毛でもOK
ダストボックス内のマラブーの切れっ端とか…
そんなモノでも構いません

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二回戦目(笑)
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この行程を三度ほど繰り返せば、こんな感じになると思います
テーパーを付けて巻くのがミソ

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ここからシザースで適度に刈り込んで成形します

このままフィニッシュで“リーチ
パーマハックリングで“ウーリーバガー”風?

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この時点でマラブーはこんな感じになっている筈です

そしてココからが佳境
上手く説明出来るかどうか判りませんが…
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ミッドから切り出したマラブーの丁度半分位の位置にスレッドを掛け、ヘッドに近い位置に乗せます
そこからスレッドを更に一回転させて仮留め

双方、前後のマラブーを徐々にずらしながら、シャンク上に放射状になるよう回り込ませます

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この行程が一番のキモになります

一言で言ってしまうとダイレクトハックリングと同じです
(あぁ、一言で終わってしまった(-.-;))


全体のバランスを見ながら、時間を掛けて回り込ませてください
ここら辺の工程は静止画像での説明では限界がありますね
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折り返したマラブーは、全周に周り込ませる必要性はありません
下部を空ける(もしくは透く)ことで、リトリーブ時のフライの姿勢を安定させたい思惑があります

まぁ…実際どのくらい機能しているかどうかは微妙ですけど(笑)

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前方に突出したファイバーを後方に束ねることで、使用するマラブーの半分がフライの進行方向とは逆方向に靡くことになります

つまり…

フライをリトリーブした際に受ける水流が、この部分で抵抗となり
そこで乱れた水流によって、テールに動きを与えるわけです

このような仕組みになるのであれば、別に他のマテリアルを使用しても構いませんし
そちらの方が、さらに良い動きを生むことがあるかも知れませんね


その基部でヘッドを作ります

スレッドワークはここで終了


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後はマラブーの量を削ってボリュームと整形の調整をします

その際、マラブーの長さ調整は、指で抜いたり、ちぎったりして
シザースは一切使いません
仕上がりはファジーで自然になります。

これはテールの長さを詰める場合でも同じです





この過程で作られたマラブーリーチは、とても良く泳ぎ
鱒を誘ってくれます

そもそも絶大な信頼が無かったら、同じパターンを色替えだけで

一日中投げ続けることは出来ません


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参考画像ですが…1本のマラブーリーチを巻いてもコレだけ使用します
結構贅沢ですよね







by sureyamo | 2015-06-17 08:49 | fly tying | Comments(0)
2015年 02月 06日

CDC弾


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タイイングは簡単、ドリフトも妙にリアルっぽいし…
なにより非常に良く釣れる。

CDCダンは、以前散々お世話になったパターンです

思わず『以前』と書いてしまったけど…
ここ十数年で使う機会が滅きり減ってしまいました

理由は簡単、なかなかこういうフライで釣れる機会が少なくなって来ているから…
ただ、あくまでコレは僕が足繁く通う釣場の事情(プレッシャーとか)に過ぎませんけどね

世間一般からしたら、今も昔も、やはりCDCダンは良く釣れるフライである事に変わりはないし
そのことに異論を唱える人はいないでしょう

そんな事もあって、過去に巻いた大量のCDCダンは巻き足されることもなく
遂にその弾数も底が見えて来ました

解禁を目前に控えたモチベーションアップということもあって
久しぶりにCDCダンのタイイングを始めてみました

一言でCDCダンといっても巻く人によって仕上がりはマチマチ
単純なパターンだからこそ、巻き手のセンスなりエッセンスが表に出やすいのでしょう

これはCDCダンのパターン全般に言えることですが、重要なのは『ダン』としての機能
つまりフライを完全に水面膜の上に乗せる…という事を最優先に考えると重要なのはCDCより
むしろテールでありボディー部にあると考えます

いささか長めでシッカリとデバイドされたテール
キッチリとダビング材を巻込んだボディ
そこらへんに集約されると思います

テールを省略し、ボディーをスレッドで済ませ…
沈んだら沈んだで水面直下までカバー出来るフライの方が、実際には遥かに釣れるとは思うですけど
ソコにはクリップルやドラウンドと言うカバーパターンがあるわけで…

やはりCDCダンは

浮かせて釣ってナンボでしょ(笑)

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究極のスレンダーボディーを目指すと、やはりダビングボディーは余計な贅肉

昨今の性能アップが著しいフロータントの効果を期待して、あえてスレッドボディーなパターンも巻いてみることにしました

CDCは、2年程前から適用しているオリジナルの装着方法
ファイバーの量は見た目以上の本数が基部に集約され、上方に延びるに従ってその本数は徐々に減っているので
意外にガサもありません(つまり軽いということ)

自ずとCDCの高さも稼げるので(通常の付け方でCDCだけ長くするとバランスが崩れちゃう)視認性もホンのちょっとだけど上がります

シンプルな、こんなちょっとした細工で使い勝手はグンと良くなるもの

今シーズンは、こんなフライで幾つかライズが捕れると嬉しいなぁ



by sureyamo | 2015-02-06 00:31 | fly tying | Comments(4)
2015年 01月 16日

ダビング材

マッチ・ザ・ハッチの釣りに没頭して行くと、知らず知らずのうちに使い切らない量のストックを抱えてしまうマテリアルがダビング材です。

必要性に迫られているワケでもないのだけれど、店頭で見掛けると、ついつい気になって…
悩んだ挙げ句、結局最後は購入してしまう…なんて言うのは多分僕だけではないはず。
そうやって長年引き出しの肥やしとなっていたダビング材なのですが
先日思い立って少しずつでも整理を始めることにしました。


経年劣化がほとんどない『シンセティックマテリアル』ですから、僕がフライフィッシングを始めて最初に購入したダビング材が未だに健在だったりします。
当初はミッジばかり巻いていたせいもあるのですが、未だに全然使い切れていません。
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FLY RITE

シンセティックマテリアルのダビング材で代表的なのは
FLYRITE社が発売しているコレでしょうね。
昔のほとんどのフライマンは、このダビング材のお世話になってるハズです。

僕が最初に買った(買えた)ダビング材でもあり、そう考えるとロングセラー。
値段も一袋250円?程度で、中学生のお小遣いでも悩まず買えたものです。
日本には売れ筋だけチョイスして輸入しているでしょうか。
流通している色数は以前よりだいぶ減った気がします。

繊維自体太くて硬い印象。
スレッドに絡み付きにくく巻きづらさを感じます。
逆に、このダビング材をキレイに巻くことは、ある種のスキルであるとさえ感じてしまうくらいです。

繊維自体が長いので、使う分は事前にシザースを入れておくと良い思います。
僕のお薦めは、思い切ってマルチグルーに頼ったタッチダビングで硬質に仕上げてしまうようにしています。

このダビング材の一番の売りは『豊富な色』と『価格』という感じになるのでしょうか。
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UMPQUA SUPER FINE DUB

このダビング材が出たときは画期的でした。
とにかく細くて繊細なファイバーで、ダビングするのが楽しくなるほどスレッドに絡み付いてくれます。
コレを使うとFLY RITEの難しさがハッキリわかります(笑)

繊維が細かいために汚れを拾いやすく、特に明るい色調のモノは水を含んだ時にも色が沈んでしまうのも欠点。
また…勢い余って盛りすぎてしまう(笑)こともしばしば。

それでも少し巻けば、誰でも簡単に綺麗なダビングボディーを仕上げることが出来ますから
初心者にタイイングを教える時には重宝します。
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Silk dub

原材料は名前の通りシルク。
繊細さにかけては(お値段も)スーパーファインダブの更に上を行きます。
不自然にギラギラしない自然な光沢がシルクならでは。

カラーバリエーション自体、あまり無かったように記憶しているのです
その中でも『ラスティーブラウン』はアカマダラカゲロウのボディ表現にドンピシャリ!
僕は珍しく(笑)二箱キレイに使い切りました。

残念ながら既に廃盤となって久しい商品ですから
持っている方は大事に使いましょう。
ネットを徘徊すればデッドストック品は未だ手に入りそうですが
使わない………と言う方は僕に下さい(ぷっ)

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Metal far

こちらもシルクダブ同様にTIEMCOの商品ですが…こちらも既に廃盤になっているようですね。
フライ業界がまだまぁモリモリ元気だった時代に開発、発売された商品群は気がつけば廃盤になっているケースが多々見受けられ、とっても寂しい限りです。

このマテリアルはその名の通り金属繊維をブレンドしてあります。
ここら辺は実際触ってみると実感出来るのですが、非常に繊維の細い
金属束子みたいです。

当然浮力を期待するようなフライには不向きです。
ただ例外としてボディー部のみを沈ませるようなフライ、例えるならテレストリアル系のドライフライのボディーには、まさにもってこい…というか、その為のマテリアルだと言い切って良いぐらいです。
甲虫(蟻も)特有の金属的な硬質感が出せる数少ないダビングマテリアルと言えます。

金属…といってもその繊維はとても細く繊細で、まるで粘土のようにスレッドに絡み付きます。

なんだか手に入り難いダビング材ばかり紹介してしまうようなカタチになって恐縮なのですが…
それもココまでです、ご安心?下さい。

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TASHIRO NYMPH DUB


かの田代兄弟が開発したニンフダブになります。
パッケージに記載された水生昆虫名に軽くノックダウン(笑)させられた方も多いと思います。
あくまでもニンフ用ダブで色目もニンフに合わせてあります。
成虫カラーではないのでネットで注文される際(笑)には注意して下さい。

ダビング材の特徴としては、色々なカラーの繊維がブレンドしてあり微妙な色調を演出しています。
その繊維は比較的太く硬質(強い)なので、ある程度大きめのニンフをボリューミーに仕上げる時に向いているように感じます。

カッチリ硬質に巻き上げるも良し、輪郭がボケる程度にフワッと仕上げてもいい感じになります。
繊維自体も非常に強いので、キッチリ巻き上げたフライはなかなか壊れません。
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WET DUB
アンゴラゴートを使用したダビング材ですね。
硬めで張りのあるダビング材ですが、シールズファーのダビング材よりは巻き易くて、マッチ・ザ・ハッチを意識したカラーバリエーションが用意されています。
ただこれも名前同様“沈めるフライに使うダブです。

赤系のダビング材は水を吸うと色が沈んでしまうモノが多いのですが、このダブが水に濡れた時の色調が、模倣する虫の色調に逆に近づくので愛用しています。
利根川本流で羽化するオオクママダラのフローティングニンフのボディーには、このダブに白いリブを入れています。

ちなみに…
同じ虫でも川によって色目が変わりますので、現場で本物と見比べて調合して下さい。

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PELLET DUB

ペレットダブ。
ネーミングに抵抗感があります(笑)が、これもお薦めのダビング材です。
一見、タシロニンフダブのような印象ですが、繊維はずっと細くて繊細。
当然巻き易いです。

色々な使い道があると思うのですが、僕自身は透明感のある甲殻系のフライに使います。
小型のフライでもとても巻き易いです。

ただ、やはり…このダビング材を人に説明する際に『ペレット』というフレーズは
抵抗があります(笑)

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RABBIT FAR

ラビットファーですが、何処のメーカーか不明です。
非常に良くブレンドされていて、動物ファー特有の巻き難さは一切ありません。
微妙な色合いがあって値段の割にボリュームもあるのでニンフの大量生産に重宝します。

単体だけで巻くと色調が単調故、ソリッドで無機質な印象に仕上がってしまい
虫っぽさが無くなってしまうので注意です。
様々なマテリアルと組み合わせることで、このダビング材は活きてくると思います。

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HEARS YEAR

ご存知、ウサギの耳に生えている一番短くて黒い毛のみのブレンドです。
(写真では適正色が出ていませんのであしからず)
フックに巻いてあるだけで充分釣れるダビング材で、年間通したニンフィングで僕が一番釣っているマテリアルであると断言しちゃっていいです。そのくらい釣れます。

キレイに巻くコツは、やはりマルチグルーを使用したタッチダビング。
♯18のフックでもガードヘアーピンピンのニンフが出来上がります。

コチラを参照

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例外
Gloval egg yean

管理釣場等で活躍するエッグパターンに使用されるヤーン。
マッチ・ザ・ハッチのパターンには縁が無さそうですが…実際そうでもありません。

水面直下を漂うガガンボやフタバコカゲロウのパターンをサイトで使用する場合、フライの上面の一部にコレらのマテリアルを仕込むことで、その視認性を格段に上げることが出来るからです。

地味なマッチ・ザ・ハッチパターンに派手な蛍光色を使うことに抵抗があるかも知れませんが
純粋に、釣りを成立させるうえで、この色がマイナスに作用することはないでしょう。

エッグに使用するくらいですから親水性が期待出来ます。
これは、どうしても浮き易い小型のイマージャーフライを強引に沈める際に
若干の手助けになります。



…とまぁ、こんなのはほんの一部で、他にもまだまだあるのですが
こんな記事を書いていると肝心の整理もなかなか終わらないので(笑)今回はこの辺にしておきます。



by sureyamo | 2015-01-16 06:33 | fly tying | Comments(2)
2014年 03月 15日

ヘンハックルとセパレーター

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近所のショップでハックルを探して回っているのですが
イザ買おうとすると(笑)なかなか意に叶うモノが見つからないモノですね。

なにやら巷では、ハックル自体の入荷も覚束ない…云々。

そんな話が耳に入ってくると、さすがに少し焦ってきます。



実物を見ないで購入するのは勇気がいるものですが

さすがに今回だけは

ネットでのハックル購入

を決断。

運良く(笑)希望の色味のシロモノを手に入れる事が出来ました。

魚と同様で

良いハックルと出逢うのも一期一会ですね。


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今回探していたのは『ヘン』ケープ。

店頭で気に入ったモノが目に留まれば

値段的にも手が出しやすいんですけどね。

一般的な『コック』と違って需要が少ないのか?のか
地元ショップの店頭在庫では選択の余地はなかったりします。


『ヘン』自体は、ドライフライ(ウイング材)で使われるより
ソフトハックルやストリーマー等の沈めるフライに使われる事が多い事でしょう。

しかし、シビアなマッチ・ザ・ハッチな釣りでは好都合の

儚く、危うい浮き方


を演出できるマテリアルとして、私的に、ずーっと以前より

贔屓目なマテリアル

だったりするのです。

※あまり雑誌では取り上げないようですし…僕もいちいち書かないけど(笑)

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最近発売された、ハックルセパレーター。

早速、コチラも購入して使ってみました。

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『ヘン』の拡大図

ファイバーに生えるバービュールが特徴的です。

無論、ファイバー自体もハリのある『コック』とは対照的で柔軟性もあります。

水中で流れを受けて動きを演出するのに向いているワケです。
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このバービュールが隣り合うファイバー同士と干渉し合うことで束となります。

ハックルのカタチを保持するのでれば、これはこれで好都合ですが
ハックリングとなると、こういう部分に水分を保有してしまうので
水切れが悪くてフライが沈みやすくなったり、浮き方が不安定になったりと

使い勝手は悪くなります。

(逆にソレで釣れるようにもなったりするのですが…(-.-;))

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セパレーターは、ファイバーにバービュールを付着させることで

隣り合うファイバー同士の干渉を阻止します。

こうなることで『コック』のようにファイバーがそれぞれ独立し
パラパラした感じになります。

こんな感じになればドライフライのハックルとして
機能させる気になるというものです。



ストークに付着したバービュールが、どれだけこの状態のままでいられるのか…に関して
公称では問題なしと言われています。

もしかしたら保管状態(経年劣化)や、使用するフロータント類の相性等々で

多少は変わって来ることも考えられます。

しかし、この手のフライは先きにも述べた通り

『ヘン』の特徴を活かした儚さ、危うさ売りであることを忘れてはいけません。

ファイバーのパラパラ感に絶対性を求める必要があるのであれば
質感度外視で、無難に『コック』を使っていれば良いだけの話。

その方が精神衛生上ずっと好ましいと思います。

まぁ、あくまで『コック』の代用と考えているのであれば
話は別ですが…(笑)

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『ヘン』で巻くドライフライといえば…ということで

早速、実弾仕様のガガパラを巻いてみました。

このパターンにしては少々ハックルを盛り過ぎのような気もしますが
それでもファイバーは思惑通りの放射状に広がってくれました。

『ヘン』で巻いたとは思えないイメージに仕上がるものですね。


by sureyamo | 2014-03-15 20:59 | fly tying | Comments(0)
2013年 10月 20日

ソフトハックル

嫁が東京に遊びに行きたい!とのことで、今週末は子守り役。
丸沼がとっても気になるところですが、今回は仕方ありません。

留守番中の家事と子守りで、一日なんてあっと言う間に終わってしまいますね。
専業主婦の苦労が少しだけ理解できます。
それでも子供のお昼寝の僅かな時間を利用して、なんとかタイイングの時間だけは捻出。


ここのところ、何かにつけ『ソフトハックル』『ソフトハックル』と言っておりますが
皆さんが思うところの『オレンジ・パートリッジ』あたりを連想されていると、ちょっと違います。

僕が言ってる『ソフトハックル』というのはコレです。
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ボディ材は基本、好きなマテリアルで構わないと考えます。
吸水性があろうが無かろうが、気泡を抱かせてみようが…もうそれは自由気まま、勝手な解釈で遊んでみて下さい。
大事なのは、とにかく様々なバリエーションを用意することです。


ちなみに今回のこのフライの場合、フックに瞬間接着剤を薄く塗布した後のワイヤー直巻き。
(瞬接は後付けするとワイヤーが白濁しちゃう)
スレッドワークはヘッドのみ…という横着っぷり。
※既出のブラッシーネタと全く同様です。
ワイヤーの巻き始めだけは(細めの)プライヤーで潰しておきます。
壊れるとすれば、まずはココからですからね(笑)


ハックルはジャックドゥ・ボディフェザー。
一般的なパートリッジよりも柔らかい割に、ストークには強度があります。
タイイング中に切れてしまうようなこともありませんから、ビギナータイヤーでも失敗は少ないハズ。

リトリーブで良く動いてくれて、実際良く釣れます。
ソフトハックルに使うマテリアルとしては理想的。
欠点があるとすれば、入手がちょっと困難?(高価だしね)なことくらいでしょうか。

ジャックドゥを使うようになってから3シーズン目ですが、この手のフライにパートリッジは殆ど使わなくなりました。



巻き始め、あえて根元のウェイビーな部位を残して(付け根から)巻くことで
産毛?を内包した2WAYに仕上がります。

使用するフックは♯16。

コレより大きな♯8〜♯12でも悪くはありませんが、アトラクター的な主張が強くなるのか
即効性はあるものの、スレるのも早い気がします。

フッキング自体もあまり良い印象がありません。
やはり本領を発揮するのは♯16前後あたりと踏んでいます。

去年、S見さんと丸沼釣行へお供させて頂いた時もそうですが
終始好調だった♯16〜18のソフトハックルが弾切れし、仕方なくサイズを上げられた途端、傍目から見てもアタリの数は激減した印象でした。

先日、僕のスクールに参加して下さった生徒さんも、その後の釣行にて小型ソフトハックルの優位性を経験されたようですしね。
すでに同様に実践されている方がいるようですから、単に僕の気のせい(笑)というワケでもなさそうですね。

by sureyamo | 2013-10-20 23:04 | fly tying | Comments(4)