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2007年 01月 31日

水位

 一般河川の場合、川の水位はその場所を含めた上流域の降雨(雪)量によって増減されるのが普通です。その間にダムや取水堰が介在した場合、当然その限りではありません。
渡良瀬川桐生区間は、上流に草木ダムと高津戸ダムを抱える典型的なテールウォーター。水位の増減(放水の有無)は、降雨量だけでなく、防災、発電、農業用水等など…諸々の事情によって人為的に操作されているのです。
(※そこには、釣り人の為に放水を調整する…と行った考えなど微塵もありません。)

 水位の増減は、魚の活性、着場所に影響してくる事は勿論ですが、安全面でも常に気を配りたい部分です。
 これは、先のHP川の防災情報の水分水質データベースの「任意期間水位検索」に飛べば、過去のデータを閲覧できます。(観測点が高津戸の何処なのかについて、問い合わせ中です。)
 なんだか面白そうなので、色々と調べてみました。
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 上の写真、ネコヤナギの下の部分が、微か水面に干渉する位の水位が、観測点計測-0.51(m)の時です。水量的にはやや多めなのですが、この季節(5月下旬)にしては平均的な水位。流芯まで立ち込むのは無理です。
[ゴリさん釣れた?]
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 2年前のこの写真。-0.39(m)時では正面のテトラポッド(青いビニールの付いている付近)の下部がギリギリ浸かってます。
[それにして、この時はまだ…痩せております(-.-;)]
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先日撮ってきた写真をみると、-0.51(m)の減水だというのに、テトラの浸り加減はあまり変わりません。…という事は、川底が少々埋まってしまったんでしょうか?。
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こちらは昨シーズン、少し下がった場所での-0.56(m)時。
ほとんど違いは判りません。対岸のテトラの沈み具合を基準にすると良いと思います。
このくらいの水量だと、ライズは流芯よりも手前です。
この方…ちょっと(-.-;)立ち込み過ぎの様ですね。
とっても邪魔(笑)
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-0.37(m)での鉄橋付近です。
増水している事が草の生え際で伺えます。
今まで流芯で手が出なかったライズが、この位の水量から徐々に岸寄りになってきます。この水量だと、市民広場や団地裏は、ちょっとキビシイかも知れません。
-5.1(m)時の鉄橋付近と比較して見てください。
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-0.40(m)時の新(笑)団地裏です。
この石は大きいので基準になりそうです。
ココまで渡るのは結構恐いです。[←…というか増水中(-.-;)]
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-0.47(m)時の相川橋下流です。
印の大石よりも、その手前のヨレを目印にした方が判りやすいかも知れません。
ちょっぴり多めですが、許容範囲内です。

 足利地区の場合は基準値が若干違っていて、快適な釣りは1.0(m)前後を位を目安にして良いと思います。
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●葉鹿橋下流の写真なのですが、この時は「0.89(m)」。
目印は、このテトラ群が最適です。
[ちなみに、掛かっているのは天チャンから「ぶん取った」尺ヤマメ(-.-;)]
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●みどり橋。右奥で一番最後のテトラが目安です。この時の水位は「0.99(m)」の減水状態です。川幅が広い分、1.1(m)ぐらいは欲しいところです。
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 最後におまけとして「居付き」と思われる良型ヤマメのライズを確認した日時の水位を調べてみました。印がその時間帯にあたります。
ここら辺はやっぱり…と言いましょうか、水位が落ちきる直前に集中しています。
(高津戸から当該ポイントまでのタイムラグも、一応考慮して…)
水位が上がる直前なんかも、良かったりするんですけど…ね。



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by sureyamo | 2007-01-31 16:36 | river | Comments(5)
2007年 01月 30日

市民広場前

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市民広場です。

 河川敷の入り口に、いつの間にやらこんな看板が…。
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i-modeから最新の雨量、水位、ダム情報が調べられるようです。
 PCから飛んでみたところ「高津戸」の水位をリアルタイムで知ることが出来ました。このテレメータ水位グラフは1時間毎に記録されていて、また過去に遡って閲覧することも可能です。
 ちなみに、今年最初のエントリー「団地裏」の、この時の水位を調べてみたところ“-0.38(m)”。
今回の水位は“-0.55(m)”ですから…あれから「17センチ」の減水という事になります。

水量は…まだ、ちょっと多いような気がします。案の定、数値でみると前年5月中旬とほぼ同水量です。
個人的にはこの位の水量が、ドライフライで攻めるにはベストな感じだとは思います。
ただ、やっぱりここもライズは…(-.-;)
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 この石組みの堰の、流れ出しのカタに付い捕食を繰り返すライズの手強さと言ったら…そりゃぁ〜もう(-.-;)。
ティペットが長かろうが細かろうが…どんなにカタチでも落ちた瞬間に掛かるドラッグ。
いやいや、魚が出ないのは…フライが合っていないから?
毎年毎年、通う我々を熱く悩ませてくれる流れは、ご覧の通り顕在です。
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 この上に見える大プールは、市民広場では一番人気のポイント。
丁度、ffmediaのトップページで、奈緒美ちゃんがライズするヤマメを綺麗に掛けている動画が放映されております。ちょっと覗いて見てください。
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大好きなポイントは…こんな感じ。

それにしても、なんて気持ち良い一日なんでしょう!
ネオプレーンでも履いて…河原に横になりたい気分です♪

 次回のエントリーは、冒頭で触れた国土交通省が公開している“川の防災情報”で得られる数値と、実際その時の現場写真を比べてみたいと思います。
 数値から現場の状況に察しがつけば良いのですが…。
渡良瀬フリークは必見!(←かも知れません(-.-;))
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by sureyamo | 2007-01-30 13:45 | river | Comments(9)
2007年 01月 29日

かぶっちょ

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 久々に渡良瀬川の様子見で、桐生まで出掛けて来ました。
まずは桐生地区でも上流部区間にあたる「蕪町集会所前」の流れから見てみます。
この区間の土手には車一台分の道が走っています。
ただ残念な事に、数年前により、土手に車が乗り入れ出来ないようなゲートが設置され、一般の釣師はおろか漁協の放流車まで進入不可となってしまいました。
 そんな事が理由で、この区間は漁協の成魚放流ポイントから外されるようになりました。
当然の事ながら、放流を期待する釣師も殆ど来なくなると…そこはもう川鵜の独壇場です。今こうして、この場所に数分立っているだけで、数匹の川鵜が目の前を飛んでいきます。あまり信じたくはないのですが、このロケーションながら…この区間に魚影は希薄なのです。

 以前、この時期のこの時間帯であれば、複数のライズは当り前のように見られたのですけれど…川鵜の問題が解決しない限り、何も望めない状況でありましょう。
 ちなみに「鵜」がらみのニュースで、良く取り上げられるコロニーとして有名な高津戸ダムは、この流れの僅か数Km先です。
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 流れ自体は、差してきた大型のヤマメ達が一時期溜まる場所。渡良瀬桐生区間屈指の有望ポイントであることに違いありません。ヒゲナガのハッチが盛んになる頃になると、そんな大型のヤマメ達が挙って水面を賑わせる事になるようです。
 トルクのある流れに腹まで使って、いつ流されていいような覚悟で立ち込んで行かないと、ちょっと手が出せないレーンで行われるライズ。川底を熟知している一部の地元常連でないと、なかなか手も出せないようですが…。
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 写真では見にくいと思いますが(偏光レンズ越しに撮って見ました。)この川底はどうでしょう。
例年、渇水のこの時期は黒褐色の川底なのですが…見たところノロの類いは綺麗に流されていて、イイ感じですよね。
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 期待しながら…今日はこのまま、少し下流の桐生市民広場前の流れに向って見たい思います。



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by sureyamo | 2007-01-29 10:59 | river | Comments(0)
2007年 01月 27日

解禁準備 その1

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解禁の前準備。フライの補充も大切なのだけれど…忘れてはならないのがウェーダーやレインジャケットのメンテナンス。
特に自分の場合、シーズンが始ってしまったら最後…水漏れでもしない限りはメンテナンスなんてしませんし、多少の泥汚れは次の釣行で(一日洗濯機の中に入っているようなもんですから…)綺麗になってしまうので、ろくすっぽ…洗いもしません。
 だからせめて川が開く前、こんなウェーダーやレインジャケット達は、可能限り綺麗に…そして、失われた撥水性能なども極力取戻しておく必要があるのです。

 そこで今回は、NIKWAXのTECHWASHとTX.DIRECTの登場です。
(詳しくは今月号のFR誌に紹介されておりますのでご参照下さい。)
少々漬けておくだけで…後は普通に洗濯機にかければOK!という手間いらず。まさに、ズボラな自分に「もってこい」です。

 今現在使っているゴアテックスのウェーダーは、今年で5回目のシーズンを迎える“SIMMSクラシック”
コイツを早速、TECHWASH!!

本来なら丁寧に手揉み洗いでもして、長年染み込んだ汚れなんぞを丹念に落としたいトコロ…なのですが、やっぱり直前で面倒になってしまいまして、そのまま洗濯機にブッコンで普通に洗ってしまいました。(-.-;)
それでも、もしかしたら…綺麗サッパリ汚れを洗い流してくれるのではないか?
などという、甘い期待はシッカリ裏切られ…汚れが残ったウェーダーを片手に次の工程の撥水処理です。

強力撥水剤の方は、1回の洗濯で1本まるまる使ってしまうので、少々勇気が…。仲間内で「割勘」で購入し…まとめて処理してしまった方が断然お得な感じですね。
漬けおき後、通常のお洗濯で…難なく全行程終了。
後は干すだけです。

さて、この効果は如何に?
後々気が付いた範囲内でレポートしていきたいと思います。

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by sureyamo | 2007-01-27 17:11 | item | Comments(4)
2007年 01月 25日

white & natural

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 今回は、吊り下がり式のミッジピューパパターンとしては、もっともポピュラーな、こんなフライのポストに使われるCDCの「色」について…少々。

誰しもフライボックスの中には、これと思しきフライが数本は入っているとは思います。
そして、このフライのポストに使われるCDCの色は…恐らくはその大半がナチュラルカラーで占められているのではないでしょうか?。
ここら辺は“暗黙の了解”的な感覚なのでしょうか。異論を唱える方も少ない(殆ど、いらっしゃらない)ようです。たまに「他の色を否定する」意見も耳にしたりする位です。
たしかに、この部位にナチュラルカラーを使用したしたミッジピューパは、実際に良く釣れます。でも…だからといって、この色以外はダメ!という理由にはなりません。

興味深い事例を挙げます。
ある年、早春の渡良瀬川の団地裏での事。
ユスリカだけが、一日中ダラダラとしたハッチを繰り返していた一日でした。
当然のように、ヤマメ達が水面直下のピューパを捕食するライズリングが、流れのそこかしこに広がっておりました。
この時…反応こそすれど、口を使うまでには行かなかったフライと、そうでないフライ(←釣れたという事)の徹底的な違いは、なんとCDCの色だったのです。
それも無視され続けていたフライは、定番の「ナチュラルカラー」であり…効いたのは「白い」方だったです。
試しに、全く同じ仕様のフライで「CDCの色を変えただけ」のタイプを、同じライズに交互に流し込んでみたところ(対象としたのは5〜6匹程度)食ってくるのは、やっぱり後から流す「白い」方でした。
二回目のドリフトというのは、普通に考えると不利なハズなのですけど…ね。
(ちなみに、当時は今と違って、そんなにスレてはいなかった事を付け加えておきます。)

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 水表面裏側というのは、ある一定の浅い角度から見上げた場合、水中にあるモノだけを映り込ませる鏡面として作用するのは既にご承知でありましょう。
くだんのピューパパターンも、この角度で捕食まで至ってしまうようなケースなら、ポストに別に何を使おうと、然したる問題にはならないのでしょう。
(※この写真のピューパは、CDCのポストで水面を支えていない点に注目。これはダビング材で水面を支えている初期段階の浮き方です。度重なるプレゼンテーションで最終的には、このダビング部位は没してしまいますが…CDCのポストが後に控えているので、浮力は当分安泰。)


で、問題となるのは「深い角度で見上げられた」時。
CDCの色で差が出た…という事は恐らく、この時のフライもまた、そんな状態で魚に見られていたに違いありません。


 ポストは、本来実在するピューパに存在するハズの無い部位ですから、ここは心情的にも隠したいトコロです。
(…であるならば、実物にない部位がナチュラルカラーのCDCでないと釣れない…という話も変ですね!(笑))

即座に考えつくのは、フライの死角に収まるようにボリュームを抑えたポストの形状にする事です。
ただ、こうするとフライの浮力は著しく低下し、そのリカバリーが「手返し」に影響してきます。
そこでポストを物理的に隠すことが無理ならば、この部位を背景に溶け込ませれば(フライの背景となる空のトーンに近づける)その存在感を抑えることができるのでは…という考えに及んだのです。
そういった考え方からすると“白”という色は、あながち的外れとは言えないと思うのです。

余談として…「逆光用のピューパ」だからと、ポストにダーク系のCDCを使ったパターンを安易に巻いてしまいがちなのですが、同上の視点が正解だとすると当然お薦めは出来なくなります。
自分も事あるごとに試しているのですが、やっぱり…なのでしょうか?
こんなフライには、なかなか魚も口を使ってくれません。(-.-;)
きっとポストの存在がバレバレで、フライの全体像に「ポストが含められてしまっている」のでありましょう。それでも、たまに釣れてしまう事もあるのですが…多分そんな時は、こんなミッジピューパで無くても釣れてしまう時なのでしょうね(-.-;)

 今度、こんなフライ達を現場で選ぶ機会があったら、ティペットに結ぶ前のフライを、ちょっと空に翳して…ポストのトーンをチェックしてみて下さい。こんな視点のフライセレクトがあっても面白いと思うのですが…どうでしょう?

補足
 最近の自分の仕様は、明るめの「ダン」カラーがメインです。
ナチュラルよりも見やすくて、でも「白」ほども主張しません。使っていて気持ちいいし…案の定、良く釣れます。
ポストのCDCも逆毛仕様。ボリューム的にもグッと抑えてありますから、事例に挙げた当時のフライとは比較にならない実戦的なスペックです。
そんな…春先が待ち遠しい1本は、また次の機会に…。


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by sureyamo | 2007-01-25 23:26 | under ♯20 Maniaccs | Comments(6)
2007年 01月 24日

早春の千曲川を想って

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2月16日。
近隣では長野県がもっとも早い解禁を迎えます。
解禁直後というと、どうしたって優位的な釣りに見られがちになのですが…フライフィッシングでも水生昆虫達の羽化に期待する「ライズの釣り」を望んでいるのなら“時期早々”もいいトコです。

 ハッチの見込める水温に到達する迄、水温計と睨めっこ。
ようやく始ったハッチにしても、よっぽど条件が揃わない限り1時間以内で終ってしまうモノが殆どでしょう。もしかして…何も起こらない事だってあるかも知れません。
 そして、プールでライズ待ちなんて…何かしていないと凌げないくらい、寒さとの戦い。

 そんな思いをしながらも…毎年この時期この川に立っては、可能性としてホンの数%にも満たないであろう「何か凄い事」を期待して、通ってしまうのです。


 解禁直後の千曲川本流。
数あるポイントの中でも、必ず真っ先にチェックするのは“抜井川合流のプール”。
過去、凄く良い思いをしたワケでも無いのですが、千曲界隈において、私的に一番大きな魚を掛けているのがこの場所です。
12ftリーダーのバット同士を、そのまま強引に繋いで作ったDTリーダー(もちろん冗談で…)その名も「全長27フィートがターンオーバーしてしまうリーダー&ティペットシステム」のテストの最中、たまたま結んでいたドライフライに出てしまった…アイツ。
 未だに悔やまれるのですが…まぁ、そんな釣れなかった魚の話はどーでもいーです。
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 もうひとつ、2月の千曲川の意外な一面として…早朝ライズ(イブニングも)が期待できた事も忘れてはなりません。成魚放流で魚影が賄われている場所では往々にしてあるようですが…それを狙って「夜討朝駆け的釣行」を重ねていた時期もございました。
仲間からは「ど〜してこんな時期に、そんなに朝早く出かけるんだ。餌釣りでもあるまいし…」などと言われたモノです。でも…ライズがあるんだから仕方がありません。

 思い出すと、まだまだ沢山あるのですが…最後に「良かったぁ〜!」と思える釣行から、既に8年あまり。
毎年良いライズにも巡り合えず、そして…釣れなくもなりました。

 軽やかに晴れたポカポカ陽気。ここ数年、風も少ない絶好の“ライズ日和”に恵まれているのですが…どうやら、それが裏目のようなのです。
後日の悪天気で、ライズがボコボコだったと…(-.-;)毎年毎年、そんな話ばっかり聞かされて、少々腰が重くなりかけています。

自分と千曲との歯車は、どうやらここ数年微妙に噛み合っていないようですね。

 そんな事を思いながら…今夜からフライを巻き溜めようと思います。
とりあえずは…ニンフからでしょうか。(カナ〜リ弱気)

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by sureyamo | 2007-01-24 14:04 | River fishing | Comments(12)
2007年 01月 22日

新春鉄鍋会のおしらせ

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 参加者の皆様には、毎回多大なる好評価を頂戴し…肥大する内臓脂肪なんか知ったこっちゃない“男達の鉄鍋会”。
この度、第3回目の開催が決定致しました。
ときは2月18日(日曜日)。
場所は赤城フィッシングフィールドさん。

 前回あまりの大好評ぶりに、超特急で胃袋に消えていったあの料理をもう一度…みたいなリピートメニューは勿論のこと、新メニュー&ブッツケ本番チャレンジメニューも加わわって危険度は一弾と急上昇!
来れば絶対に太りますけど…来なければきっと、末代までの「損」。
どっちを取るかはア・ナ・タ次第。
 
 参加ご希望の方はINAXまで…メールにて参加表明をお願いいたします。(連名可)
また、当コメント欄でも受付けております。
なお、締め切りは今週一杯迄とさせて頂きます。

 前日に、現地に乗り込んで仕込み作業に入る「精鋭鉄鍋隊員」も募集中です。
そちらの方(…だけでも良いですよ!)も宜しくお願いいたします。

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by sureyamo | 2007-01-22 18:12 | G級グルメ | Comments(12)
2007年 01月 21日

BFD

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バックファイヤーダン。
日本のマッチング・ザ・ハッチフライパターン史上に残る名作といっても過言ではないでしょう。
以前ほどは使わなくはなりましたが(無闇やたらと使っていた頃に比べれば…)それでも、ここ一番ではついつい手が伸びてしまうパターンの一つである事に違いはありません。
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このフライに欠かせないマテリアルは、この“FLYWING2”です。
既に廃盤になって久しいのですが、釣り具屋さんのデッドストックかネットオークションで探せば、まだ入手は可能です。
ここでは“ブラック”を使っていますが、その色でなくても黒い油性マジックを使って着色してしまえば…それはそれで構いません。
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シートを二つ折りにして、こんな直角三角形(二等辺三角形でも構いません)を切り出しておきます。
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下巻きを始めてすぐ、こんな風にスレッドに指にかけてループを作ります。
そのまま状態を保持したまま下巻きを続けます。
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スレッドのループを摘んで、先ほど切り出したウイングを挟み込みます。
ループをスレッドで軽く留めたら、ループのスレッドを摘みながら、ウイングのセンターを締め込むんで行きます。するとウイングはループ基部に向かって自然と締め込まれて行きます。
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タスキ掛けにしてシッカリと固定します。
この形状に仕上がるのであれば、前述迄の手順に従わなくても構いません。
ただ、この方法が一番早くて正確なハズです。
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そのままタイイングを続けます…。(テール&ボディーの作業工程は省略)
テールはレモンウッドダックがオリジナルレシピです。(ここでは、コンパラの時に使ったコックネックが残っていたので…それで代用)

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エアロドライウイングのFLピンクは、この位の量(本数)を使います。
これ以上取り付けるのは…ちょっと多過ぎです。
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このようにヘッドで折り返すので、最終的には本数は倍になります。
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これで完成です。
ただし、この状態で使うのは本意ではありません。
「BFDはスピンしちゃって…」という大半の方は、実はこの状態のままで使っている方が殆どです。
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指にドライシェイクをつけて、ウイング(ドライウイングが一緒でも構わずに)を撚ります。
写真は、撚ったmaxの状態。それを冒頭の写真の状態に戻して使います。


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by sureyamo | 2007-01-21 14:58 | fly tying | Comments(7)
2007年 01月 20日

BFDのその前に…

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 この年の渡良瀬川のライズは本当に難しかった。
水面にはコレといった昆虫の流下が見られないのに、定刻になるといつも決まって始まる嵐のようなライズは、その時自分が考えつくハッチマッチャーの殆どを拒否していた。
 時を同じくして、常連の間で囁かれていた話題と言えば「フライが浮かない」ことと「魚が出てもフッキングしない」という事。
フライが浮かない事は別として…皆が皆、フッキングに苦心しているという部分から、今だ誰も核心部には迫りきれていない…ということを伺い知る事が出来た。
 ある日、偶然にもフライに反応した魚が「拒絶の反転」の際に誤ってフライを巻き込んでしまった事から転機が訪れた。
その問題の時間帯にライズしていた魚の胃の中には、羽化に失敗したアカマダラカゲロウのダンでビッチリと埋め尽くされていた事実を、ここで初めて知ることとなったのである。
(今にして思えば、ちょっとライズを我慢して、その下流部で流下をネットを仕掛けておけば他愛もない事なのだけれど…当時の自分の心中をお察し下さいませ)

 かくして、魔の無限ループ的フライローテーションから解放はされたものの、苦汁を飲まされ続けた果てに出来たフライは…それは醜いモノではありました。(もう、余裕なんか全然ありませんからね…)
 たまたま現場でお逢いした島崎憲司郎さんと、どんなフライを使っているのか…みたいなノリで見せ合ったフライパターン。同じ状況を打破すべく作られたフライ…という事で、発射方向は同じらしいのだけれど、全く違う完成度に唸る事しばし。
やはり、この方は普通じゃありません。
 そう…もうお分かりの通り、その時の島崎さんのフライというのが、BFD(バックファイヤーダン)であります。

 当時、渡良瀬の水質は非常に悪化していて、ある時間になると合成界面活性剤が水面を覆い尽くし流れていたようです。(フライが浮かない…というのは、そのせい)そこにアカマダラのハッチが時間的に丁度シンクロ。羽化の為に水面まで浮上した個体は、活性剤のおかげで水面を破る事が出来ず溺れてしまう。パッドは割れてウィング自体伸びつつある状態で溺れ死んだ個体が、水面直下をかなりの密度で流下する結果となり、それがこのようなマスキングハッチとなって僕らの頭を悩ませていた…というワケです。


 さて、そんな昔話ついでに、自分がBFDを使うまで愛用していた「短冊ウイング」を…恥を重々承知で公開いたします。
もちろん、こんなの当時雑誌では恥ずかしくて出せませんでしたから…本邦初公開(笑)となっております。(島崎さんにしか見せてません)丁度、当時のマテリアルも手元にあったので、朝の起き抜けにサクサクっと巻いてみました。
違うのは、せいぜいスレッド(今回はGUDEBROD)くらいだと思います。

 奇しくも、フライウイング2のグレー(のちに黒)を撚って使っている部分が共通だったようです。ただ、自分の場合、ウイングをこうして撚る事が大前提なので、あえてウイングの形に整形しないで「短冊」に切り出して使用していました。
また、その方がウイング材を効率よく切り出せる…というのも理由の一つでした。

次回は、本題のBFDのタイイングを紹介したいと思います。
一応、当時のご本人から直々でタイイングをご教授受けましたが、その後勝手に手法を簡素化しちゃってます。
現在コマーシャルフライで販売されているBFDとはバランス的にも若干異なりますが、そこのところはガッツリと現場で磨きをかけておきました。INAX的試行錯誤の末とご理解下さい。
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by sureyamo | 2007-01-20 11:38 | fly pattern | Comments(2)
2007年 01月 18日

コンパラダン

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 今回は、岐阜の山猿さんからのリクエストにお応えして「コンパラダン」です。
コンパラダンといえば、個人的にメッキリ出番が少なくなったフライパターンの一つ。今回のこの機会で、ほぼ二年ぶりのタイイングですから…相当ご無沙汰ぶりなのであります。
引出しの奥の方に追いやられていた「コースタルディア」を引っ張り出し、ヤラセなしの一発勝負で巻いてみました。
 
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 タイイングの初期工程。スタッキングしたディアへヤー、その量とフレアさせる長さ…更にはシャンクに取付ける位置等など…。CDCダンの様に「取りあえず付けちゃってから、シザースでチョッキン!」と言うワケには行かないのがコンパラダンです。タイイングの冒頭から「バランス感覚」が問われるのであります。
このパターンのキモは、全てここに集約していると言っても過言ではありません。納得行くまで…煮詰める価値は充分にあります。
 自分の場合、あくまで感覚的にタイイングしてしまうので、いつもだいたい「こんなモンか?」程度にしか考えておりません。今回も(当然)そんな感じでありますから…参考にはなりませんよ。(笑)
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 テールは過去に、シンセティック・ウッドダック・ムース…等など試したのですが、最終的にはコックを使ったスプリットテールに落ち着きました。このフライの場合、テールの存在は(自分の中では)結構重要なのです。
 何故かというと、この部位がないとフライが半沈みになってしまうからです。

フライが半沈みになってしまうと…当然、それはそれで釣れてしまうのですけれど(笑)カゲロウの「ダン」というステージのハッチマッチャーとして、このフライを選んだ事の意味が薄れてしまうと思うからです。
「ダン」としてのチョイスなら、しっかり浮かせて釣りたい…という、ココの部分は勝手な拘りです。
このブログを読まれる際の注意点として、こんなマニアックな思考回路をご理解して聞いて頂かないと、人によっては釣れなくなるかも知れません。(笑)ご注意下さい。

 話を戻して…そういう視点で見ますと、直に切れてしまうムースは当然適しません。
また、獣毛率の高いフライにシンセティック…というのも、ちょっと?…で、こうなった次第です。

 あとは、取り立てて普通のダンパターンです。特に小技なんか効いてないので(笑)期待していた方が居たら…ご免なさいです(-.-;)。
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★おまけ★
 フローティングニンフとして機能させたいのであれば、こんなパターン…という事でご紹介致します。(…というか、ノって来たので巻いてみました。)
 判りにくいのですが、へヤーの基部の反対側にへヤーズイヤーが巻いてあります。
使用する際には水分を含むまで良く揉みます。へヤーの着水面側の水分だけを拭い取ったら、そこに高粘度のフロータントを塗布して使います。
 ※同様に巻いた「ミッジピューパ」を、以前に一度雑誌に紹介した事がありましたが、先日古くからの仲間が、未だ第一線の現役で愛用しているとの話を聞いて、ちょっと嬉しくなりました。

 タイイングでは、予めヘッド付近に作っておいたダビングボール(ハックルプッシャー)にヘアーを押し付けてフレアさせてます。この方法は、コンパラダンでも当然流用可能です。
ヘアーの基部でフィニッシュするので、ヘッド回りをスッキリ仕上げる事が出来ます!…というのは殆どコジツケで「同じフライのタイイングでも、ちょっと手法を変えて巻くと…飽きない(-.-;)」。
…ただそれだけの理由です。

期待した方…またまたご免なさい。



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by sureyamo | 2007-01-18 13:18 | fly tying | Comments(6)