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2007年 03月 30日

Hard Bite Boot Studs

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 スリッピーな本流でのウェーディングに、スパイクソールはとても重宝します。
ちょっと前までスパイクと言ったら、単なる「金属の突起物」があれば良い…程度だった訳なのですが、ここ数年で採用されているピン自体の性能が急激に良くなって来ています。
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 昨シーズンに新調した「L2」のスパイクソールに使われている“ソレ“などは良い例です。
トップの画像をみる限りは、頼りないイメージなんですけれど…今まで使ってきたどのスパイクよりも、しっかり川底を噛んでくれるのです。

※ただこのL2は、靴のサイズが微妙に合わずに殆ど履く事はありませんでした。これ以上履き続ける事は外反母趾をいたずらに進行させるだけなので、当然の事ながら「お蔵入り」。
こんな現状(画像を参照)で宜しければ、INAX特価でお譲り致しますので御一報下さい。
つま先が少々擦れておりますが、まだまだ綺麗な方だと思います。
サイズは#9。
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 先日、こんなモノを購入しました。
“simms hard bite boot studs”カーバイドペレット。
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スパイクの接地面は、こんな「キャビアを盛った」ような感じになっております。
コイツをさっそく、履き心地満点の「シムス・キーン」に捻込んでしまおうと思っているのです。
濡れたナメ石では、とことんエッジが利かないこのシューズ。後付けのペレットでどれだけ生まれ変わるのか…ちょっと興味津々です。

 スパイクソールを履く上で、唯一注意しなければならないのが「傾斜のある真新しい護岸」です。
スパイクにより接地面積が極端に少なくなっているので、どんなに踏ん張っても滑りますから、履き慣れていない方などは特にご注意あそばせ。

by sureyamo | 2007-03-30 14:25 | item | Comments(8)
2007年 03月 28日

SeaBass Panic ver-01

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 実は、会社で自分の率いるDTP部門の設備総入替えで、連日連夜スッタモンダしております。

永きに渡り自社部門の主軸であった“クラシック環境のMAC”全廃(windous環境化)と一部のMAC-OSX化。
アプリケーションの総CS2化…そしてCTP導入。(←説明すると長くなるので適当にスルーして下さい(笑))

当然、通常業務をこなしながら、新たに憶えることが山積の日々で頭蓋骨の中身が少々オーバーヒート気味です。
同業者の方は御理解いただけると思うのですが“クラシック環境のMAC全廃”だけでも、当事者にしてみればとんでもなく一大事なワケなんですが…(-.-;)。

 今回の設備投資は、軽くフェラーリ三台分オーバー。
これらの機器を上手く起ち上げ、ワークフローを軌道に乗せることが自分に課せられた責務(みたいです…(-.-;))が、当の本人、時間が空けば週末のライズの事しか考えてなかったり…するんでございます。


 そんな中、このパッケージデザインでOK!との御返事をクライアント様から頂戴いたしました。
「シーバス パニック」テクニカルver-01。

これで少しだけ、肩の荷が下りたような…(-.-;)

本来なら、ジャケットとレーベルのデザインだけを仰せつかっているワケなのでありますが、今回は納期的に切羽詰った事態ということで、急遽「DVDメニュー画面」制作のお手伝い。もちろん初挑戦です。
結局は15分位で「無難」に作っちゃったワケなのですが、これはHPのパーツ制作と被る内容で…なかなか懐かしい作業となりました。
機会が合ったら今度はジックリと作り込んでみたい分野です。

 御購入をご予定の方は、そんな事情をチョット脳裏に過らせながら御視聴下さると良いかも(何が良いのか良く判りませんが…)知れません。
肝心の内容に関しましては、全く見ていないので何ともコメントのしようはないのですが、パッケージ不採用の写真(自分がシッカリ弾いといて言うのも何なのですが…(笑))を見る限り、なかなか面白そうなのです。

来月早々には全国各ショップの店頭でお目見えとなる予定です。
ファンの方は、もうちょっとお待ち下さい。


by sureyamo | 2007-03-28 09:39 | works | Comments(9)
2007年 03月 26日

外れた期待

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雨と風で大荒れの週末。
そんな予報は期待通り外れてくれた。

天候自体は明らかに回復に向っているのだろうけど、今日に限ってその推移はいたってスローだ。
昼前から気圧も不安定気味で、こんな日は、何かイレギュラーな事が起こりそうな予感。

 そんな中、今回は市民広場よりも上流部がターゲットゾーン。
 これは、自分の中で確証が掴めるまで伏せていたんだけれど…実は、前回前々回と水温が適水温に達しているにも関わらず、市民広場区間での水生昆虫の羽化が異常な程に少ないのだ。
 これが単に、工事区直下に位置するからなのか? そして他の区間ではどうなのか?
それを確かめる意味で、市民広場から一反離れる必要があったのだ。

 雨の残る団地裏。
かつての流れはそこには存在しないけれど…人の手の入っていない上流部のプールで羽化した昆虫達の流下ぐらいは見込めるハズだ。
ここで延々と水面監視も良いのだけれど、どうも上の流れが気になってしまう。
 
やがて自分と同じ、何かを期待したフライマンが隣に車を止める。
 この場を離れても、ライズがあれば立ち込んでいる彼らを橋の上からも確認できるだろう…という事で、この場を彼らに託し、自分は相川橋へ移動する。

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相川橋では、既に地元のフライマンが様子を窺っていた。
この方は稲葉さんといって、自分とは今年、この現場で知り合いになったばかりの常連さん。
フライフィッシングのおよそ8割りを、ここ渡良瀬川の…この区間だけで消化しているという「相川橋スペシャリスト」だ。
現場に足繁く通い、お互い釣れない時間を共有することで繋がった「ご縁」。

従来の仲間達の情報とはまた別の、こういった方々からの情報のアンテナがどれだけ張れているか…だけで、そのシーズンの展開は全く違ったモノになってくる。もちろん、相手方のメリットと成りうる情報を提供できる事が条件なのだけど…。
 こんな本流で展開するライズの釣りは、とにかく「情報」が生命線だ。

 
水温はとっくに適水温。
お昼を少し回った当り、でようやく待望のハッチが始った。
 
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まず目についたのがガガンボ。やがて流下は、シロハラ・フタバ・オオクマ、と続きマエグロも混ざる。
でも、その量たるや…「えっ?ちょっとちょっと…」って感じの、実にお粗末なハッチ。
それでも、ライズを起動するには充分なハズとは思うのだけれど…。


ライズの始る気配は皆無。
こちとら、ライズがいつ起こっても良いようにフル装備でスタンバイしているんだけれど…
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既にほら、ガガンボだって結んでいるのに…(-.-;)

 何やら足元が冷えるので水温を計ってみたら…なんと、水温が9℃近くまで下っている。
本来なら、一日のうちで一番水温が上がるべき時間帯なのに…。
これだから「テールウォーター」は恐いのだ。
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この事態が好転することも考えにくい。
残念ながら、今日の釣り?はココまで。

by sureyamo | 2007-03-26 13:20 | River fishing | Comments(2)
2007年 03月 24日

釣具としての双眼鏡

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本流のライズゲームで、持っていると意外と使えるのが双眼鏡です。
携帯に便利な単眼鏡やオペラグラスでも構わないのですが、自分がず〜っと昔から使っているのは、この双眼鏡です。

 子供の頃から父親が使っていた代物を、自分が引き継いだカタチ。
相当古いNIKON製のモデルです。
もっと軽くて良いものもあるのでしょうが…こういった光学系の分野は少々苦手でして、下調べなどしていません。何か良いモノがございましたら、逆に教えて下さいまし(-.-;)

 倍率は7倍固定と…決して凄い性能でもないのですが、至近距離でライズしている魚の捕食物を確認する時などは、このくらいの倍率の方が小回りが効くというモノです。

 フラットな水面なら、かなり遠くのライズも見つけ出す事だってそんなに難しい事ではありません。
レンズの口径もコレくらいあると、重くなってしまうのは必然。それが欠点といえば欠点なのですが、その恩恵として明るい視界が約束されます。

 防水機能なんて当然ありませんから、通常は車のヘッドレストにぶら下がったまま。
相当気合いが入っている時でないと、ベストのバックポケットに突っ込むような真似はしないのですが、今年は何かとお世話になっています。
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 ところで、明日の天気はどうなんでしょう?
少しくらいの雨風なら、川に行ってしまおっかなぁ…。

by sureyamo | 2007-03-24 23:19 | item | Comments(6)
2007年 03月 23日

小悪魔のライズ

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市民広場から、車を走らせる事約25分。
ここは足利地区の緑橋上流区。

そう…今日は他の、どのポイントよりも、いち早くライズが始まった流れだ。
そして、自分が着いたこの時点でも、未だに“ライズの真っ直中”というのだから恐れ入る。

 いやむしろ…こんな展開こそが、ここでは最も“らしい”のだ。
とにかく、一旦ライズがはじまってしまうと…延々とライズが止まない流れというのも、他に聞かないし…経験もない。
 いつだったか…朝の6時から完全なイブニング迄。
昼過ぎのほんの1時間ほどを除いて延々ライズが途切れなかったのもこの場所だ。

 こんな事が、結局はヤマメ達のフライに対する学習の…そのスキルを加速度的に押し上げている要因になっているとも思えるのだ。

こればかりは、実際に体験したものしか分からないだろうけど…淡々と、そして的確に行われる流下レーンの「ライズ」という名の選別行動?を見ていると、熱くなるのを通り越して感心さえしてしまう。
ヤマメの選択眼は、ここまで卓越するものなのだろうか。

マッチング・ザ・ハッチ。
正直、その限界がチラチラと見え隠れするんだけど、でも今日は…今日こそは釣れるんじゃないかと、気がつけば通い詰めてしまう自分がいる。
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 また一人、哀れなフライマンがヤマメ達の術中に落ちつつある。
ライズに翻弄される彼の後姿は、明日はあなたの背中かも知れない。

by sureyamo | 2007-03-23 23:16 | River fishing | Comments(6)
2007年 03月 22日

スイッチオン

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結局ここで、三回目の朝を迎える事になった。
桐生市民広場前。
二度ある事は三度ある…のか、それとも三度目の正直になるのか。

上空に居座る高気圧のおかげで、今日だけは穏やかな一日が約束されている。
やっといつもの、あの…俺たちからライズとやる気を奪い去ってく「冷たい北風」から解放されるのだ。
ただ…こうして迎えた朝だけは、いつもと変わらず厳しい冷え込み。いまフライを流せば、確実にガイドは凍るだろう。

 最も遅い日当りを迎える、この場所でのライズ待ちは…今年は既に何度も経験しているけれど、本当に辛い。
 県を跨いで各所に散開した仲間達から、ぼちぼちと情報が飛び交い始めるのだけれど、まだ何処のポイントも沈黙を保ったまま。
 
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 待望の日差し。張りつめた空気が、いっせいに緩んでいく。
葦の河原が程よく暖まったところで…待機していたユスリカ達が一斉に水面に飛び出していく。とても深呼吸なんて出来ない…こんな渡良瀬らしい水辺の情景は、僅かでも残されているようだ。

 こんな小春日和を迎えているのだが…意外な事に状況は良くない。そんな中、足利地区で銀毛ヤマメらしいスクーリングが始まった情報が入ってきた。
 朝から変わらず沈黙を続けている目の前の流れを見ていると、正直、自分の選択に自信が無くなってくるのだけれど………いや、だけど…この流れがこのままで終わる訳はない。

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 時計の針がお昼を少し回った。
何の進展もない状態で、今日も既に7時間が経過している計算だ。
流れの向こうでライズ待ちをしていた、地元のお馴染みのフライマン達もいつしか視界から消えて、気がつくと(また)自分一人だ。
 仲間達からの合流のお誘いを断った事を、少しだけ後悔し始めていた。きっと「ライズボコボコ」なんだろうな…。




流芯の一点に、改めてもう一度焦点を合わせると……ほんの僅かだけど、定期的に水面が凹むに地点がある。まぎれもないライズだ。
これを一番待ち望んでいた筈なのに、一瞬目を疑ってしまった。

ただ…どうやら一匹だけの単独のライズ。
 こういうライズというのは、意外と簡単に一発で決まってしまう場合と、最後迄とことん振り回される「二局」のうちのいずれか、という経験が圧倒的に多い。

ここの魚達が、過去の…一番条件の良かった日にコテンパンに教育されている事、百戦錬磨の常連でも8連続のバラしをくらったのだって知っている。
それを思うと、今回のこの単独ライズは「後者」と見るのが妥当だ。

見たところ「2回のライズ」が1セット。
その都度、出現するレーンも微妙にブレるので、タイミングを計るのはちょっと難儀。
どうにかタイミングが合いそうなドリフトが送り込めても…ライズはその時点でピタリと止まってしまう。
これは、魚は確実にフライを意識している事のサインでもあるのだ。
何のリアクションも起きない…というのは、それがフライに対して魚側の出した回答。つまり…「そんなモノは喰わないよ」という事を意味している。

納得のいくドリフトでソレなら、即刻フライは交換すべきだろう。
同じフライで行うドリフトのリトライは、せいぜい後1回…というのが自分流。
焦る気持ちと、猜疑心を募らせた対象魚。
なんとか掛けてたとしても、無事にランディングまでに持ち込める展開は低い。

熱くなって、追い込んでしまったら時点で負けなんだ。
有効打は1回で充分なのだから…。

 超小型のFミッジピューパに始まり、アダルト、スタンダードFミッジピューパ、アダルト…と、これがほんの十数分間でのフライローテーション。
どのフライも“即座”に見切られた結果だ。
そして、次に結んだTP88をバックボーンにした今年のFミッジピューパパターンがレーンに入っていくと…

そこでようやく、小さな口先が水面を割って飛び出して来た。

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 童顔だけど、どうどう28センチ…銀毛しかかった彼女だ。
川鵜の脅威と釣り人のプレッシャーをかいくぐり、白昼堂々単独で始めたライズの主。
その行為を思うと、とても「ストマックポンプ」なんてモノは使う気にはなれない。

 自分にとっての渡良瀬川も、これでようやく始動した。

by sureyamo | 2007-03-22 02:31 | River fishing | Comments(30)
2007年 03月 19日

無情の風

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日曜日-午前6時。
昨日より数段冷え込んだ朝を、足利市の緑橋上流で迎えた。
雲一つ無い東の空に、みるみる駆け登る太陽。
そこから放たれた陽光は、対岸の葦を眩いばかりの金色に染めはじめた。

 こんな穏やかな朝も、所詮はほんの束の間の静寂に過ぎない。
今日も間違いなく“風の一日”になるハズだ。

待ち合わせの時間を過ぎても一行に現れない仲間達を尻目に、一人身支度を済ませて護岸の上を歩き出す。
去年に比べたら遥かに浅くなってしまった流れを見おろしながら…でも、あまり悲観はしていない。
今年のオフには、年を越したであろう立派なヤマメ達のライズを確認しているのは、実は…この場所だから。
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 川面に群れる鴨の一団を対岸に追い払って、そして再びガラスのような水面が訪れると、待望のライズはあっけなく始った。
実は前日、この場所ではヤマメの成魚放流が行われていたんだけれど………それにしては、妙に堂々とした立派なライズ。サイズだって、どう見積もっても尺に近い。
そんなに大きな魚を放流したのだろうか?
(後で聞いた話によると、今期初の成魚放流は20センチに満たないヤマメ達ばかりをバケツ1杯少々とのこと。…とすると、あのライズは)

そんな事より、今日の自分に与えられた時間は、ほんの僅か。
いま、こうしている瞬間にも風が吹き始めて「終了」となってもおかしくない状況なのだ。
「ライズが安定してから…」なんて戦略は、ここでは断然不正解。

ダウンクロス。
ライズに対して浅い角度のクロスダウンポジションは、自分がもっとも自信を持って流せるアプローチアングル。
こういう、ちょっと過剰気味な自信は…時として最大の武器。
レーンには、程よい良いタイミングで流し込めたハズなのだけど…そのヤマメがもう一度水面を割る事はなかった。
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続々と集まり始めた地元の仲間達。
だけど、それを見計らったように吹き出した風。
時計の針が9時をさす前に…早くも今日は終了。
風男は、どいつだ。(俺?)

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帰りがけに寄った、桐生地区の団地裏。
放流日の今日だけど…殆どの釣り人が帰ってしまった。
全くと言って良いほど釣れていないっていう話だから、魚はかなり残っているハズだ。
風の影響も足利地区に比べたら、幾分はマシな感じ。
それでも、まともにフライロッドが振れる状況なんかではない。

風が無くなれば、かなりの高確率でライズがボコるはず。
とりあえず、明後日に期待だ。

by sureyamo | 2007-03-19 21:30 | River fishing | Comments(16)
2007年 03月 17日

7時間半の杭(悔い)

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 今年の渡良瀬は正直言って本当に読めない。ハッチも、そして魚の動向も…。
こういう話題の矛先は、最後は温暖化を含めた地球規模の「異常気象」に行き着いてしまうのだけれど…そんな真偽の程は別として、自分の持っている経験則はココのところ裏切られっぱなしだ。
 
 今回出向いたのは、今期の渡良瀬桐生区間で恐らく「最もライズの手堅い」とされる一角。“ここに入れれば、必ず何かあるハズ”。
様々な“思い”や“見栄”と言った諸々を封印し、こういった場所への一番乗りを決意するあたり。自分で言うのもなんだけど…確実に追い込まれている証拠だ。

 河川敷に車を留めて10分後には、ロッドを繋ぎながら中州に向かっていた。
時間はまだ朝5時を少々回った頃。フライマン・ルアーマンは言うに及ばず、今朝は餌釣師さえも出し抜いた展開だ。
 「早春のマッチング・ザ・ハッチ」が聞いて呆れるのだけれど…今日相手のヤマメ達は生粋の?養魚場育ち達ばかり。恐らく、朝のユスリカの飛翔(既にハッチ済のアダルト)に誘われるヤツも数匹はいるかも知れない。
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 水温は5℃を少し回ったあたり。“パキン”と張りつめた静寂の中にある朝の渡良瀬は、特に好きなシチュエーション。風もやや吹き上げの微風で条件的には悪くないのだけれど…見たところ何も起こっていない。
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 全然届かない対岸際のテトラの前で、大きなライズが数回。真っ赤な魚体を見て、まぎれもないアイツだと直感した。まだ釣られずに健在のようだ。本来ならとっくにルアーの餌食なんだけど…。

それにしても、本命のライズが一向に起こる気配ない。
先週の土曜日には、正面峠道の歩道を歩く人が見入ってしまう程、隊列を組んでライズしていた(という話)ヤマメ達は何処へ行ってしまったのだろうか。水温はいつのまにか7℃を越えていて、ハッチの気配は濃厚なのだけれど…。
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 眠気を誘うに充分だった心地よい吹き上げの南風は、日が高くなると、いつもの吹き下ろしの強風に変わってしまった。本来、風裏になるハズのこの一角も、今回は見事直撃。
いつもの「赤城おろし」ではなくて、吹く方角の微妙な違いかもしれない………と、そんな事より、継ぎ目のない吹きっぷりに、フライを浮かべる猶予を全く与えてもらえない。
こうなってしまうと、もはやお手上げ。
 時計の針は正午を30分ほど過ぎたあたり。後から来て、自分より先にあがってしまった常連の後を…結局は自分も追うしかなかった。
本流釣りの繊細さと厳しさを、また更に脳裏に擦り込む結果となってしまった。
こんな展開の経験則なら、ウンザリするほど蓄積されているのだが…。
 
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今日もロッドを振る事が出来なかった。
明日の桐生地区は放流日で、お祭り騒ぎになることは必至。明日もこの場所に入ったところで、今の自分が納得できる釣りは、まず望めない。
釣れれば良いとか、その程度の問題なら何もココまで苦労もしないだろうに…つくづく厄介な趣味に首を突っ込んでしまったと思うことしきり。

そうは言っても、とにかく渡良瀬で1匹釣らないと始まらない。是が非でもライズを取りたい。
他の河川では躊躇なく「沈めた釣り」に没頭できるのに、ここではそういう回路に全くスイッチが入らないから不思議。
もともと自分にとって渡良瀬とはそういう川。これも何かの「定め」なのかも知れない。

 シボレーも、ラジエータの修理からようやくあがって来た事だし、明日は県境を超えた足利地区の渡良瀬川をリトライしようと思う。
噂では先日、ガガンボのスーパーハッチがあったそうだけど…どうなんだろう。
明日はまた、懲りずに早起きかな。

by sureyamo | 2007-03-17 22:30 | River fishing | Comments(6)
2007年 03月 13日

フェティッシュアマゴの内容物

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 河津川釣行に出掛けていた“ゴリ松”さんから、アマゴのストマック写真が送られてきました。
ただでさえ、春の早い伊豆半島。更には今年の“暖冬”の相乗効果の成せる技なのでしょうか?。アチラでは既に“ヒゲナガ全開”のご様子。
それも、よりによって「シャックだらけの内容物」とは…意表を突かれました。

 「シャックだらけの内容物」って、こうやって見ると何だか“脱ぎ散らかった女性下着”を彷彿させます(-.-;)。
かなりフェティッシュなアマゴちゃんと見ましたが…どうなんでしょう?

 冗談はさておき、この偏食ブリには“アッパレ”!と言う他ありません。
よくよく観察してみますと、消化途中のピューパが1匹。恐らく内容物の中で一番古い捕食物でしょう。消化に時間のかかるソラックスの残骸のみですから、前夜のハッチの…ワリと早いうちに捕食されたのでありましょうか?
フタバコカゲロウらしい個体も、幾つか見受けられます。

 この中で一番最後の方に食べられたっぽい(右端に1匹“セスジ”チックなのが見えます。)のが“ユスリカのピューパ”クサイ…と思っていたら、やっぱりフローティングミッジピューパで釣られたとの事です。
ミッジの封印を解けば、このおじさんも、なかなかヤってくださいます。(笑)
※『でかしたゴリさん!!』と、言いたいトコロなのですが…#26相当の虫はおりませんね(-.-;)…残念ですた!

 お話は戻りますが…これだけシャックが捕食されておりますと、当然ソレガシなフライパターンが欲しくなって来る!というものです。
何か良いパターンなどございましたら、是非教えて欲しいトコロでございます。

 ちなみに、私とアザラシ氏の“ヒゲナガシャック”パターンは、最後に空振ったままの状態で開発が頓挫中。キチンと結果が出るまで「公開」は控えさせて頂きたいと思います。(-.-;)
いつになることやら判りませんが…気長にお待ち下さい。

追伸
 ちなみに一緒に送られてきた写真の中に、綺麗なアマゴちゃんの写真がありましたが…くやしいからアップしないもんね。
別の男に釣られた魚なんて…(ふん!)

by sureyamo | 2007-03-13 19:42 | insect | Comments(23)
2007年 03月 12日

ゴリさんの呪い

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「朝のうち雨…のち晴れ」。
天候や水温、そして気圧に敏感な水生昆虫達。
彼らのハッチがない事には始まらないライズゲーム「マッチング・ザ・ハッチの釣り」にとっては“一番避けたい天気”となってしまった…今回の日曜日です。
ただ、そうも言っていられませんから、ここは覚悟を決めて…今期4回目(縁起悪ぅ〜)の釣行となる渡良瀬川桐生地区です。





 あらかじめ入手していた事前情報によると、今年は放流地点を中心に徐々にライズしているポイントが拡大しているとのお話だったのですが…。
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 そんな期待を胸に…まず最初に向かったのは「団地裏」。
前回、失意の中で手を出さなかった放流直後のヤマメ達のライズ。
今日は手加減しないぜぃ。

 ここの常連さんの話によると、昨日もそれなりにライズがあって、そこそこ楽しめたとの事です。 現場に到着した時点で既に雨と風です。
時間が早かった事も合って、この時点でライズを期待するのは無理があるかも知れません。このままの状態で風がやんでくれるのであれば、待機していても良いのですが…(それはないでしょう(-.-;))。






 時間があるので、別のポイントも下見を兼ねて見てみます。
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相川橋の下の流れです。平和なものですね…(笑)何もありません。
ここのポイントに来て感じた事は、最近「カワウ」が相当人慣れして来ている…という点です。
以前では考えられない位の距離まで接近しても逃げないのです。
カワウって、こんなにデカイんだ!と感じる事が多くなったと思いませんか?だとしたら…(コチラが)舐められ始めている前兆。 
 
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 市民広場の小倉峠のプールです。
ここも、今年は既にライズが安定しているポイントの一つです。(実は毎年の事ですが…)
ここは吹き下ろしの風の場合、一角は微妙な風裏に当ります。
今回も、この頃から吹き始めた風の影響が一番少なかったのは、ココのポイントぐらいです。
ライズは確認出来ませんでしたが、隣の方は見てる前で一つ掛けて(損なって)おりました。
時計の針はもうすぐ正午をさします。

ここで…事件発生。
流れの頭に出ていた石に乗ってライズ待ちをしていたら、突然吹いて来た風でバランスを崩し…










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久しぶりに一泳ぎでございます。(-.-;)
水温7℃弱だと、さすがに目が覚めましたぁ。
ほとんど両足浮いてましたからね。
肩までズッポリと…そりゃぁ潔く見事にイカせてもらいました。(泣)
※ゴリさんに沈められる前に沈んじまいました。次は…そう、笑っているあなたの番です。

昨日からついていないと思っていましたが、まさかここ迄とは…。
当然こんな事で諦める自分ではありません…が、やっぱり寒いっす!
ライズ待ち30分で一時中断。

 とりあえず深川屋さんに向かい、いつもの「ソースカツ丼」でスタミナをチャージです。
※いま深川屋さんで「ソースカツ丼」を注文すると、もれなくオリジナルボビンスレッダーをプレゼント(だそうです。)全国広しと言えど、スレッダーくれるお食事処も、そーはございません。





 実家の乾燥機に衣服を全部放り込んで暖をとり、2回戦目に向かいます。
相変わらずの風に、いつの間にか誰もいなくなってしまいましたが…懲りずに(-.-;)
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…ということで、今回もロクに竿も振れず…当然の事ながら魚の写真も“ございません”(-.-;)
すいません。
もう少し待っていて下さい。
そのうち良い事あると思いますんで…。

by sureyamo | 2007-03-12 00:01 | River fishing | Comments(14)