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2007年 11月 30日

イマージングガスを考える

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最近は半ば常識になりつつあるのだけれど…
ミッジピューパをフライで表現する時、よく加味される要素としての“イマージングガス”。
脱皮する前の“本体”と抜け殻(シャック)の間に介在するガスの事だ。
このガスにより羽化直前のピューパのボディーは、見る角度によって、そのイメージをガラリと変貌させる。

これをフライで表現しようとすると…

●溶剤(接着材)を何層にも塗り重ねたり
●透明のモノフィラメントをオーバーラップさせたり…
ガスを纏う事による強烈な光の反射(←だけを!)を再現するのにヒカリモノを巻き込んでみたり!なんていうのもアリだけど……これはかなり強引かな。

マッチ・ザ・ハッチマニアの方向性として
「ボディー表面の屈折率を変える」事が一般的には望まれているようだけど…残念ながら既存のフライパターンでは、どれも自分が見て来たイマージングガスのイメージとはチョット違う。


 ユスリカの釣りでは、限られたフライパターンしか使えない状況がダラダラと続くケースは割と多くて、大抵そんな状況下では誤摩化しの効かないライズの一つや二つ…遭遇するもの。

“イマージングガス”とは、こんな時の対処法として…あくまでフライのファクターの一つに過ぎないと自分では捉えている。
コレに固執し過ぎるあまり、フライとしての全体像が惚けてしまう…なんていう事は避けなければならない。

そんな事を念頭に置きながら“イマージングガス”というモノを考えてみる。


“イマージングガス”
その究極の表現を求めるのならそれは、これはやはり…本物と同様の仕組みをフライに取り入れる事以外に無いように思う。

今では溶剤も進化し、強力な撥水性を持たせたフライを強制的に沈める事で「銀幕のベール」を身に纏わせる事は出来るけど…それが果たして“イマージングガス”を再現しているかどうかは、正直微妙なトコロ。
 ただでさえ小さなフライに、薄いベールのような気泡を身に纏わせながら水面直下に継続してぶら下がり続けさせる。
そんな芸当が簡単に出来るのなら、こんな課題は難なくクリアーなのに…。

そう考えると先に列挙した手法のように、擬似的に似たような効果が得られる素材を色々試してゆくことが、やっぱり一番堅実なように思う。


そういう視点から見た「謎のマテリアル」でのラップボディー。
ちょっと今迄にない感じに仕上がる。
「今迄にない…」という部分は、食傷気味なユスリカの釣りではかなりの強みだ。

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画像だと判りづらいとは思うけど…見る角度によっては、割とソレっぽい光り方もしてくれる。ココら辺はちょっと感覚的な話なんだけど…この「感覚的」って部分がフライでは割と侮れない(笑)

よって…ほのかに期待大。


それとなく答えを出すには、最低でも2シーズンくらいは費やさねばならないのだけれど…。

by sureyamo | 2007-11-30 11:55 | under ♯20 Maniaccs | Comments(10)
2007年 11月 27日

謎のマテリアル ー作例2−

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謎のマテリアル。
実はこんな透明のラップなんです。
一見「●●●ラップ」のようなモノに見えますし、ちょっと触った感じもソレに近いようなモノにも思えるのですが…その性質は全く異なります。

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たとえば、冒頭の画像にあるようなスピナーパターンを巻いておいて
片方のウイングをプライヤーでちょっと摘んで、こーんな風に引っ張っても…

全然切れる気配がありません。
ここまで延ばすと、さすがに元通りと迄には行きませんが
それでも復元率は相当なモノです。

折角ですから、片方も引っ張ってあげれば…

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ダイビングスピナーの「潰れたスピナーウイング」を暗示するような感じになりました。

そんなスピナーパターンはとりあえず置いといて
ともかくこのマテリアル…見た目に違わず相当丈夫!!という事です。
フライの部位として使うに強度的には全く問題はないでしょう。

 そんな強さを買って、作例1では壊れやすいクイル系のボディーの保護シートという意味合いで使ってみたワケなのです。

 ただこのシートの一番の旨味と思われる部分は、こんなトコではないんですけどね。
それはまた、後ほど…(笑)

by sureyamo | 2007-11-27 22:26 | fly pattern | Comments(10)
2007年 11月 26日

謎のマテリアル ー作例1ー

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先日、お菓子妖怪さんから謎のマテリアルが送られてきました。

今迄にも似たような素材はあったんですが…コレはちょっと、見た目に違わぬ特質を持っているのです。

このマテリアルの入手経路に関しては未だ謎(笑)なのですが…コイツは使える!となった時にでも、お菓子妖怪さんから「根掘り葉掘り」聞き出そうかと、考えております。(笑)

 今の時点では、まだその使い道を模索中の段階なんですが…その特徴を活かした(現時点で考えうる)パターンを随時紹介して行こうと思ってます。

 そんな矢先…ちょっと管釣りに行く用事がありまして、早速このマテリアルを仕込んだソフトハックルを持ち込んでみました。

テストの対比として「仕込んでいないヤツ」も用意して、それぞれ交互に1匹つづ釣ってみることに…。
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案の定…というか、こんな事はヤル前から判っていた事ですが「仕込んでいないヤツ」は一匹釣って、この有様です。

 今の段階では効果の程を「とやかく」言えるレベルではありませんけど、今回の一件で、少しだけ(かなり控え目に…)耐久性は期待出来る!というお話にしておきます。

※ちなみに最初の写真も使用後なんですが、何処が違うか…もぉ〜判りますよね?

おまけ:フライを破壊した張本人、サクラ鱒のピーちゃん。
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by sureyamo | 2007-11-26 17:23 | fly tying | Comments(6)
2007年 11月 24日

ヤリタナゴを救出せよ!

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抜けるような青空のもと
今回も、やりたなご移動作業が実施されました。
今年一番の冷え込みを記録した朝ですが、神流公民館に集合した面々は、勝手知ったるメンバーを先頭に要所要所の場所に散ってゆきます。
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現場はご覧のようなブッシュに覆われた流れが殆ど。
こんな民家の、すぐ脇をひっそりと流れる水路で行われる一斉の「ガサ入れ」は、事情を知らない人から見たら「川攫い掃除」にしか見えないんでしょう。

ブッシュをかき分けて、躊躇無く網を突っ込んでみると
面白いように取れるヤリタナゴ!!
水路のあちこちで(大人の…)歓声が上がります。
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ただ…魚達の方が何枚か上手のようです。
数が少なくなってくる後半は、なかなか上手くは行きません。
だんだんと口数も少なくなり、いつしかマジモード突入…と
これも前回同様の展開です(笑)
好調で得意になっているノリノリの参加者には、う〜んと頑張って頂きましょ〜♪
riverwalkersさんはトンネルの中に熱視線。(笑)
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公民館に集められた魚達は種類に分けられカウントされます。
どじょう、ナマズ、タナゴ、そしてオイカワ位しか判別出来ない我々は…手が出したくても出せない領域。
毎回この作業は全てお任かせなんです、面目ない。

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上流に移動し、本来の流れに再放流されるタナゴ達。
この作業で、一連の移動作業は全て終了となります。
群馬県で唯一残されたヤリタナゴの聖地といえど、彼らの貴重な生命は、こうした地道な活動によって支えられている…という事を忘れてはなりませんね。
関係者並びに参加された方々、大変ご苦労様でした。

お約束の害魚駆除。
当然違う個体なんですが、毎回毎回捕獲される牛蛙様とナマズ君の登場で
今回も締め!となりました。(笑)
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by sureyamo | 2007-11-24 17:11 | event | Comments(12)
2007年 11月 20日

saving YARITANAGO!!

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ヤリタナゴ秋の移動作業を今年も実施致します。

詳細を読んじゃう?

by sureyamo | 2007-11-20 19:06 | event | Comments(8)
2007年 11月 19日

MAX FLY PARTY

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先日、carpediemさんのオフラインミーティングにお邪魔してきました。

会場となった宇都宮のMAXさん。
地元で慣れ親しんだソレとは、ちょっとばかり趣が異なっていて、
閑静な住宅街の中に突如出現するポンド型の管理釣場です。

意外にも、バックヤードは確保されていて快適なキャスティングが望めます。
魚の質も良く、水深の割に…これは季節柄なのでしょうが、ライズも頻繁に見受けられます。
そうなって来ると周りの景色など、もはやどーでも良くなってしまうから…不思議。

三匹早がけのミニゲームでは
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半ばマジモードで四等賞をゲットして
大人げなさをアッピール…とか

ねいさんのタイイング教室や
じゃんけん大会。
もちろんバーベキューもあったりで…。

とっても楽しい一日は、瞬く間に過ぎてゆくのでした。

はい!
あまりに釣りに夢中であったため、写真がありません。(プ


あぁ……一枚ありました。

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華麗なるフライフィッシングレディー“あも嬢”とのツーショットが………。
(※バックが住宅街というのも何ですが…)

素敵な女性でございましたよ、皆の衆(笑)
彼女のようなフライマンが増えてくれれば、この業界も少しは活気が戻って来るんじゃ〜ないでしょうか。
三匹早がけミニゲームの際、「お手つき」というお茶目な一面も…(笑)
きっと今後も、何かやってくれるに違いありません。

そんな彼女のコレからに期待しましょう。(笑)


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そんなこんなで…参加された皆様、お疲れ様でした。
来年は是非、現場でも遊んでやって下さいね。

群馬&栃木の渡良瀬三人衆…騒がしくてスイマセンでした。
あんまり反省しておりませんが(笑)これからもヨロシクお願いしMAX!!
お後がヨロシイようで…。

by sureyamo | 2007-11-19 16:57 | River fishing | Comments(14)
2007年 11月 17日

正嗣の餃子

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前橋で餃子というと
「ホワイト餃子」が何かと話題にのぼりますが…

餃子で有名な栃木県宇都宮市。
そこの有名餃子といえば、この
「まさしの餃子」

…らしいです。(笑)

今日は赤城のおじさんの厨房で
控えめな焦げ目がつく程度に火を通してもらい
早速頂いてみることに…。

具がパンパンに詰まっているとか
皮が妙にモチモチしてるとか
…というのではなく

至極普通の餃子。

ただ…なんと言いましょうか
すべて絶妙なバランスで構成されている
餃子なのですね。

「餃子」に黄金比があるとすれば
まさに、こんな餃子の事を言うのではないでしょうか。

しつこく無くて、とても上品なお味でございました。


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そして
「餃子」みたいな、ちょっと脂っこい料理は
サッパリ味の、こんな野菜スープがとても良く合います。

赤城のおじさん、ご馳走さまでした。
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あぁ、そういえば…
明日は宇都宮に行くんだったぁ。

by sureyamo | 2007-11-17 15:57 | and others | Comments(8)
2007年 11月 16日

復活なるか…

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先日、北海道で開催された「Rally Japan」において、無念のクラッシュしてしまったGr.N車両(GDB)。華やかなラリー車が、一瞬にしてこのような姿になってしまうなんてことに、なまじ慣れっ子になっている自分も怖いのですが…Rallyって、つくづく過酷な世界です。

 こういう「競技」の現実を目の当たりにしてしまうと、二十数年の年月を経ながらも今の時代まで生き残り、そして今なお大切にメンテナンスされた「037」は、なんて幸運なんだろう…と。

このGDBが奇跡の復活を遂げるのか。
それとも、新型STIになってしまうのか…

ちょっと注目しています。

by sureyamo | 2007-11-16 11:26 | and others | Comments(0)
2007年 11月 15日

ぜろさんなな

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「037」
このコードナンバーを聞いて、眉毛がピクピクッと動いた方は…
相当なラリー通です。

ランチアラリー037

1984年。(だったかな?)
ランチアが世界ラリー選手権大会に投入すべく、アバルトとの協力によってランチアベータ・モンテカルロをベースに製作された「狂気のグループB」マシンです。

クロムモリブデン鋼管によるスペースフレーム。
ダブルウィッシュボーンの足廻りもさることながら(今では当たり前ですけど…)
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アバルトで調律された「フィアット製DOHC16バルブ1995ccエンジン」にはスーパーチャージャーが装着され、本チャン仕様ではMAXで300PSを絞り出すという。
それがケブラー&カーボンファイバーの外装で1tを切るユニットに、まるでドライバーに背負われるようなレイアウトで納められている!というのですから…こいつぁ〜とんだ化物です。

「ランチアストラトス」と同様のリア駆動方式で…これはご存知の方も多いのですが、当時フルタイム四駆のライバル達を抑え、堂々の優勝を飾っております。
日本でも過去に登録された経緯もあるらしいのですが、公道を走れるストリート仕様でも当時の価格で980万円というのですから…(汗)

インパネは…
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見ての通りの…ストリート仕様なんかじゃ〜全然なくて
バリバリの本物!!

黒塗りの鉄製パネルにオフセットされたメーターパネルの数々。
助手席には年代物のナビコンまでついています。
このスパルタンさは…まさに男の仕事場。

ホモロゲーションの関係で200台製作されたうちの、約50台近くがラリー現場に投入されたと聞きます。そして、こんなカタチで残存(生き残った)するのは、その中のさらに半数。
もはや、自動車博物館に殿堂入りするようなマシンなのですが…

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何か…ナンバーついてるし(笑)

公道を走る伝説のWRカー。
まぁ、ラリーは元々公道を走る競技ですから、当たり前と言えば当たり前なんですけど…

自分の車も、後方視界に関しては信じられないくらい悪いのですが…この車ほどじゃぁ〜ありません。

ウイングも、ここまで来ると…もはや

塀?
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by sureyamo | 2007-11-15 14:12 | and others | Comments(14)
2007年 11月 14日

ルアイマン?な一日

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波間に漂う蛍光色の点が
ゴポン!…
という音と同時に視界から消え去る。

すかさず渾身の合わせを入れると
巨鱒ならではの重量感がフライロッドを通して伝わってって…
何これ?!ルアーロッドじゃん。(笑)

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活性の上がる11月の、この季節。
管理釣場の鱒達は、冗談のような巨大ドライフライに面白いように反応します。
勿論コレは、フライフィッシングの特権、なんていう事はなく…
ルアーの世界でも同様の事が言えます。

フライでは、なかなか届かなかった沖目のボイルも
こんなルアーならコンスタントに狙う事ができるんだけど
どうも…フライ大好き人間にはルアーの存在自体を好まない方も多いようです。

そういう自分も、最初はさすがに抵抗あったんですが…
でもやってみると、これがメチャメチャ面白い!!


まぁそうはいっても、一応フライマンの端くれですから
使うルアーはミノーの…
それもトップウォータープラグ(ペンシルベイト)縛り。

ズバリ!!
ライズ狙いの着水勝負。
さすがに駄目な時には多少は誘いますけど…リトリーブする距離なんて、せいぜい1m程度。
その後はひたすら回収作業で、この繰り返し…というわけです。

そう…ドライフライと何ら変りません(笑)

ダラダラ引っ張るよりも、反射で食わせる…その一瞬に絞った方が断然エキサイティングだし
結局は効率が良いのかも知れません。
如何にも、フライマンが考えそうな事ですけど…(笑)

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こういう釣り方で釣れてくる魚は
決まって大きい魚であることが多くって…
活性の良い日に当たれば、一日でこんな風にボロボロな容姿にされちゃうことだって
珍しくはないのです。
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レギュレーションに合わせて、当然の事ながら「フックはシングルのバーブレス」に換装済。
コレがなかなかフッキングしなくって…大概のルアーマンがトリプルフックから脱却出来ない気持ちが判らなくはない…のですがぁ

フライマンからしてみたら
シングルフックで当たり前の話ですが、何か…?(笑)


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いつもフライフィッシングでお世話になっている管理釣場ですが
こんな風にアプローチを変える事で、また更なる楽しみ方もございます。
結局、釣りは何でも楽しいよ! というお話。

by sureyamo | 2007-11-14 14:14 | River fishing | Comments(9)