Down & Across

inaxff.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2012年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2012年 09月 30日

9月最期の丸沼

c0095801_10552692.jpg
大型の台風18号が列島縦断に向け進路を取り始めます。

9月最終の日曜日。
台風直撃直前の丸沼に行ってきました。

目まぐるしく変化する雲から、台風の接近を伺い知る事が出来ます。
珍しく勢力の強い台風ということで心配事は尽かないものの…

台風接近に伴う急激な気圧の低下は
魚の活性だけを考えると悪くない展開。

それでも、土曜日のプレッシャーを引き摺ることとなる日曜日の釣り(久方ぶり)は
不安が無いと言えばウソになります。

FM(Fishing Masochism)を自称する僕だけど
ラクに釣らせてもらえるに越したことはありませんからね。
c0095801_10555798.jpg
今回の介錯人は鬼軍曹、こと土谷勇次郎氏。

湖を一緒に釣るのは結構久しぶりな気がするのですが…それは気のせい。

なんでもDVD撮影で、山奥の釣りに幽閉されていたらしく
欲求不満の塊となって帰ってきました。

今回の釣りはリハビリという名の、いわばガス抜き。
さぁさぁ、ビシバシ釣ってもおーじゃないの!


ココのトコ、絶好調のスリットですが
今日はなんだかアタリが遠い。

それでも間もなくしてティップを押さえ込んだのは
41センチのブラウン。
c0095801_10551516.jpg
朝一は活性の高い個体が接岸しているせいなのか
ブラウンが多いです。

いつ釣っても黄色いんですが(笑)秋こそ、この魚の色が映えるような気がします。
気のせいでしょう。

でも、その後がなかなか続きません。
c0095801_1055476.jpg
忘れた頃に…

40cmに満たないニジマスがヒット。
大型の放流魚は鰭の欠損が多いなか、このくらいのサイズは比較的鰭も整っていて綺麗です。

この手合いの魚が今後丸沼の、釣り場としての理想郷の一端を担ってくれるのでしょう。
深手を負わさない為のバーブレスフック(ルアー、フライ、餌)の意味は重い。
c0095801_10553698.jpg

遅ればせながら軍曹にもヒット!
サイズに関わらず、この嬉しそうなこと…(爆)

確かに大きな魚は目標でもあり、釣れるに越したことはないのだけれど…

ソレよりナニより、釣るまでのプロセスが楽しめるようになってくると
サイズなんて割と二の次になってくるモノです。

そして、そういう境地に達すると
不思議とBIG ONEも付いてくるようですね。
なんとこの後、軍曹は58cmを難なくキャッチ。(ムキーッ!!)

丸沼での最大は55cm留まりな自分としてはまだまだ…ということでしょう。

いいんです、きっとスッゲードラマチックな出逢いが待っている。

そしてそれは今日じゃなかっただけ(笑)
c0095801_10552374.jpg
今度はオイラの番。

ピンクの鰭が印象的。
プリップリで、メタボ検診に引っかかりそうな体躯の48cmが
僕の回りを縦横無尽に走り回ります。

ネットインした時の達成感はひとしお。
c0095801_10552954.jpg
軍曹と僕の一進一退…ならぬ、一尾一抜?!的攻防が続く。

だけど今回、この人は釣ることよりも、ぶっ飛ばすことが楽しくて仕方ない様子。
生粋の上州弁は、聞き慣れてないと脅威かもしれんけど(爆)ね。


しかしながら、立木側からのアプローチではスリットの位置関係が読みにくく
軍曹、根掛かりの嵐に辟易気味。

自分の立つシャロー側では、湖底の状況が順光で確認出来るのことから
障害物によるロストは皆無。

位置的にスリットに沿って引くことができる距離が長いので、若干…というか、かなり有利。

今はフライのウェイトを軽くしているので、ブレークライン頂点での根掛かりの頻度自体は、かなり少なくなってきている。
だけど、今回のように湖底の溝に張り付いている大物をスローで誘う場合には
今まで通りのヘビーウエイトは、やっぱり必要かもしれない。

そんな風に色々と考えていると
やりたいことで、脳みそがすぐに一杯になってしまう。
c0095801_10555591.jpg
そして本日の大トリは51cm。

ズーミミエヴォリューション(早い話、サンワンワーム)が怪気炎を放つ。
それにしても、この手のフライは
どこの釣り場のデカ虹にも概ね好評価(笑)です。

ミミズは『匂い』とか言いますが、やはりビジュアル的要素も多分にあるのでしょう。
ちなみに、僕のズーミミには香辛料の類いは含まれてないですからね(爆)はい。

午後になり、アタリはパタリとなくなって…
台風接近に伴うような風が吹き始め、本日の釣りは2時で〆となりました。

結果は二人とも仲良く同釣果。
揉めることなく無事(笑)終わりましたぁ。

来週は紅葉も進み
今回の台風で水も動くでしょうから、当然期待大。

丸沼秋の陣、開幕です。

by sureyamo | 2012-09-30 10:56 | Lake fishing | Comments(10)
2012年 09月 15日

丸沼絶好釣

c0095801_2319396.jpg
二週間振りに訪れた丸沼です。
前回より更に減水は進行していました。

聞いた話によると、この減水の原因は昨年の堰堤工事に付随するもので、もう少しの間だけ続くのだとか。

ただその後も、まとまった雨でも降ってくれない限り

この渇水状況から脱するには相応の時間が掛かりそうです。

露出している湖岸は場所によってはグズグズ。


湖底に堆積した土砂上のウェーディングは
想像以上に滑りやすい上、埋まってしまうと容易に足が抜けないため注意が必要です。
c0095801_2319616.jpg
相変わらず例のスリットには魚が溜まっていました。

そんな事情から、このポイントを目指す人(フライマン)は多いようです。

広大な湖と言えど、好ポイントのベストポジションに立てる人間の数は限られるもの。

このスリットに関しても同じ事が言えて…

理想的な立ち位置に入れるのは二名がいいトコ(勝手知ったる仲間内なら三名)でしょう。

自分も今回は、ここのベストポジションには入れずに…
仕方なく左の流れ込みへ移動。

スリットほどバイトは無いものの、減水で露出しかかった流れ込みの溝の中では
幸いにも頻繁に大型鱒のライズが見られました。

よく見てみると、大小様々の魚影が確認出来ます。
c0095801_23184629.jpg
渇水が進んでいるせいで、根掛かり自体は以前ほど酷くありません。

それでも数少ない?ストラクチャーに悉くフライをとられ…

残弾は見る見る僅かになって行きます。

視界に見えないストラクチャーの位置をリトリーブで探りながら、群れを待っていると…
c0095801_23185427.jpg
釣れてくるニジマスは、どれも50cm前後と大型。

前日の金曜日に成魚放流が行われているものの、このサイズではない…とのこと。

数週間なりとも、湖に馴染んだ個体達なのでしょうか。

パンチの効いたファイトはランディング直前まで続きます。

c0095801_23184052.jpg
続々と釣れてくる魚達。

結局40センチ台は三匹だけで、他は全て50cmの大台!
管理釣り堀でも、なかなかこういう展開にはなりません。

フライの色でアタリの出方にバラツキが出たりしますので
単なるルーチン(笑)にならないのが良いですね。

ただこの間も、スリットに入った二名のフライマンは終始入れ掛かり状態。

目の毒なので、極力見て見ぬ振り(爆)。
c0095801_23184374.jpg
様々なフライを試しましたが、やはりマラブーが一番釣れる…という結論。

元々マテリアルのカラーバリエーションが豊富なせいもあるけれど

他のフライと比較してスレるのが遅いようですね。



流れ込みのスリット底に、ひと際巨大な魚体が定位しているのを見つけました。

パッと見、「巨鯉」を連想させるほどに豊満な魚体でしたが、マラブーを目前に幾度と通しても
全くの無関心だったこともあり、無視することに。

フライをマラブーから『ズーミミ、エヴォリューション』に替え、スリットを横断させるようにリトリーブすると…
程なくして根掛かり。

あれ?そんなとこ倒木があったかな…?
ロッドを煽ってみても微動だにしない。

リーダーとラインの継ぎ目の位置から目を追っていくと
その先きには例のグラマラスな彼女が居て、その口元にはズーミミエヴォが…(驚)

さぁ、ココからが大変。

全ての鰭がピンと張った完全無欠の巨大ニジマスは優に70cmを超えています。

コイツのバケツをひっくり返したようなファイトが、竿先二本分ほどの至近距離で始まりました。

水面での首振りは何度かいやしたものの、次は隣の切り株に向かって突進。
遁走を受け止めようとしたものの、フックがファインワイヤーであることと、使っている4Xのティペットを思い出し(笑)一瞬の躊躇を見透かされたようで、あっけなくフックオフ。

夢のナナマルオーヴァーは

再び夢となりました。(泣)


c0095801_23191159.jpg

さぁさぁ、気を取り直しましょう…

適度に入ってくる群れが、再びロッドを絞り込みます。

この日は『茶』が欠品で、仕方なく結んだフライは黒。
茶系統以外でもゴリ押し?で釣れるには釣れますね。

でも黒いマラブーは写真に撮ると貞子みたい(笑)で…ちょっと。



午後になり、いささかスローになったものの、この後何匹も50cm級のファイトを満喫。

この日最大の55cmが〆となりました。


総じて、沢山釣っている方はポイントの座標を的確に把握している方。

午後になり入れ替ったフライマンは、ロングキャストし過ぎるあまり
ポイントを飛び越してちゃっていました。

折角良いポイントに居るのですから、勿体ない話なんですが
誰でも入れば釣れちゃう釣場なら、ソレはソレであまり魅力もないとも言えるわけで…

そう考えると、現状は現状なりに面白い釣りになっていると思います。

丸沼は秋から本番ですが、今年はこんな感じで、充分楽しむ事が出来ますね。
ちなみに朝の発券は5時半に変更になっているので注意してください。

追記
2枚目、4枚目の写真(DP1)以外、すべてi-phone4Sで撮影。
最近のスマホの画質は恐ろしい


by sureyamo | 2012-09-15 23:20 | Lake fishing | Comments(4)
2012年 09月 02日

スリット大爆発?!

恒例のトライアスロンも終わり、静寂を取り戻した丸沼に来てみました。
c0095801_8224858.jpg
イベントの為の大減水だったワケですが、東電の放水は連日行われていて平常水位に戻るのは時間の問題でしょう。

これは何も丸沼に限ったことではないのですが、湖の河川流入部の湖底形状というのは年々微妙に変化しているものです。

来るべきベストシーズンに向け、変化したブレイク部などは把握しておきたいもの。

こうしたチェックを行うのに、この減水は実に好都合です。

目の前のブレークを漫然とトレースすることになりがちな湖のFF。

特に、丸沼のように掴みどころのないシャローが続く湖では、ほんの些細な起伏変化がキーになることも多いものです。

そんな事を考え、想像することで

釣りは「たまたま釣れちゃった」から「ほら釣れた!」に昇格。

曖昧模糊だった湖の釣りが、いきなり何倍も面白くなってきますからね。

春先に良く釣れたレーンは、やっぱり良い感じのスリット形状が出来ていたし、

ライズが頻繁に見られる場所の近くには、案の定新たな湧水がありました。



そんな感じで枯れた湖畔をニヤけながら歩いているのですから、知らない人が見たら「変なおっさん」に見えた事でしょう(笑)
c0095801_8225382.jpg
今回は牛舎前からスタートです。

普段は湖底の切り株も、いまは見事に露出しています。

牛舎のポイントは、奥がガレ場で流れ込みになっていて急深。

手前はシャローで、岸に平行してブレークが一本通っています。
c0095801_9442860.jpg

お昼前までこの場所を、様々な角度でフライを通してみたものの、自分のフライにはノーバイト。

奥に陣取った餌釣り部隊だけは適度に釣られていましたが、そのタナはかなり深そうです。


ライズも殆ど見られずで、APマラブーに根性入れて引きまくるんですが…ノーコンタクト。
c0095801_9482617.jpg
メインの流れ込みに移動して、気持ち改め再び引き直すも(-.-;)

はぁ…マズいなぁ、この展開。



そうこうして、例のスリット目をやると…
フライマンの方が一人、爆釣中の図が目に飛び込んで来ました。
c0095801_9544480.jpg


今日はソッチなのネ(爆)

馬の背には一人しか入れませんから、僕は立木側から入らせてもらいます。

シャローの水温も意外にも冷たく、これならスリット内は適水温間違い無しでしょう。

魚が溜まらない要素が見当たりません。(笑)


どうやらスリット奥、例のクランク(知る人は知っている)に魚が溜まっている様子。

現在のこの水位なら馬ノ背からキッチリ30mで充分フライが届きます。

入られていたフライマンの方もツーハンド。距離も出している方なので余裕の射程内。
さっきから見てると、殆ど入れパクです。(すげー!!!)

僕は場所的に直角に攻めるのですが、奥に伸びるブレイクライン上の湖底の障害物に阻まれて根掛かりしまくり。
あれよあれよと言う間に残弾が尽きてきましたが…そんな事を気にしていたら釣りになりません。

で、考えました。

ソコから出た答え…それは…

根掛かりする前に魚に食わせちゃえばいいんです(爆)


懲りずに果敢に攻め続け…ようやく

ヒット!

ゴンゴンと首を振りながら寄って来たのは50cmの♂ブラウン。

鰭も完璧でボルテージが一気に上がります。
(撮影前逃亡で写真はございません。)
c0095801_1052531.jpg
次は虹。
その次も虹。

馬の背フライマンは殆どブラウンとのこと。

そうこうするうちアタリはパタリと終了。(オロ?)


散々釣りまくった(笑)馬ノ背に入られたFFMの方が上がり

入れ替わりで僕が入ります。

環瑚荘のUさんにお話を伺ったところ、ここは早朝から既に入れ食い状態だったらしく

魚は相当スレが入ってきている事実を知ります。

そりゃそうです、この時点でこのポイントだけで30匹近くは釣られてる計算ですから。(笑)


先人がどんなフライを使われていたか聞いておけば良かったのですが、時既に遅し。

ここは変に手の込んだ事をしないで、いつものマラブーを信じてやり通す!と覚悟を決め…

次の時合に突入。
c0095801_1016242.jpg
あれ、サイズが上がったかな?

アベレージで45cmくらい。

群れが入れ替った雰囲気です。
c0095801_10175124.jpg
スレてないですね。

アタれば一発で乗って来ます。

入れ掛かり復活。(笑)
c0095801_10183554.jpg
ブラウンも群れで移動しているようで

そんなのに当ると…。



チェースしながら果敢にアタックしてくるのに、なかなかセットしない魚には

秘技「CVTリトリーブ」を発動。

奥義、無段階変速リトリーブで確実に3匹はセットフック。
こうなると“ina引き”の独壇場。(笑)



ライズもあるのでドライを使ってみました。
静かに浮かせていると出ないのですが、引っ張ってくると猛烈な勢いでチェイスがあります。
※だけど、食い損なって終了。
c0095801_10202366.jpg
徐々にサイズも上がってきて、ヤリトリにも相応の時間が掛かってきます。

掛かる魚は、そのほとんど50cmクラス。
c0095801_841392.jpg


c0095801_10212625.jpg
そして本日最大は、こちらの55cm。

結局、お昼も食べずに振り通したおかげで余裕の“ツ抜け”。

うち、50cmオーバーが6尾で、その他も45cm前後で整いました。

前日の成魚放流に混じって、少し時間の経過した群れも触発したらしいですね。
まぁ、こんな事はいつもあることではありませんけどね。

八千穂で練習していたお陰で、バーブレスフックでのヤリトリでもバラシは3匹以内に留まりました。

こんな大型魚とのヤリとりは、理屈じゃなくて経験。
とにかく場数を踏むしかありません。

特にバーブレスフックはテンションを途切らせたら即アウト。

最後まで気が抜けないのだけれど…なんてったって、これこそが

スポーツフィッシングの醍醐味ってヤツです。

ほらほら、もう腕もパンパン(-.-;)



思う存分釣ったトコロで、後は他の方に場所を空け

予定より少し早上がりです。
c0095801_10222542.jpg
釣果はともかくとして、このロケーションの中で釣りが成立することに

僕はとっても感謝しています。

by sureyamo | 2012-09-02 10:42 | Lake fishing | Comments(12)