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2012年 10月 29日

The day preceding a convention

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グォォォー、プィシュルルル、ヴォロロロ。

ロードノイズと排気音、過給器の三つの音源を持つ車が
トランスミットされたi-phoneの楽曲に負けない勢いの生演奏を響かせながら
丑三つ時の関越道を沼田インターに向かって北上します。

一路、目指す先きは…無論、勿論

丸沼


インターを降り、深夜のロマンチック街道を奥日光に向かう車列は、どれも丸沼に向かう釣り人の車のような気がして
高速道路の安全運転が別人のようなアクセル開度に…(-.-;)

今回は寝坊していないので、そんなに焦らなくても
まだ時間は充分にあるんですけど…慣例なんですね。


漆黒の闇のなか、「丸沼」のロード標識がハイビームの中に浮き上がり
ハンドルを左に僅かに切って湖畔に下る道に入れば、まもなく到着。
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…と勢いよく走っていたら、昨日倒れたであろう幹が道を塞いでいました。

あービックリしたな、もぉー!!

※今現在は撤去されております故、ご安心下さい。



さすがに秋の丸沼は“旬”というだけあって、続々と釣り人の車が駐車場に入ってきます。
発券前には見事な行列に…。
こんなに並んだのは初めて見ました。


今回はメインの流れ込み付近をジックリ攻略しようと画策していたのですが
僕が券を受取る頃には、ポイントはフライマンで既に満員御礼(-.-;)
期待していることは皆一緒なんですね。

仕方なく(笑)空いているいつものポイントへ向かいますが
ここも、あっという間に定員オーバー。

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紅葉はまさに今が見頃です。
★画像を加工したら霜が降りた見たくなっちゃいました(笑)


あれれ…

ちょっと目を離した隙に(笑)随分水位が上がってます。
浮き島まで水際が来ているとなると、オカッパリでは攻略出来ないブレークラインも出てきます。

こうなると、魚達がブレークを超えてシャローに(厳密には通過)入って来てくれることに期待したいのですが…
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今回は、やたらとボートが近い。(-.-;)

僕のいるシャローでも、カケアガリを岸と沖からサンドイッチする陣形が形成されておりました(-.-;)。

ボートによるプレッシャーで、比較的無垢で活性の高い群れは、本来なら入ってくるワンドに入って来なくなるか、いつもの回遊ルートを変えてくる。

これは、僕が丸沼に真面目に通い始めた4年間。
計40日以上、岸から釣ってきた経験から感じていることです。

でもこれはボート釣りだけではなく、僕らのような釣り人のディープウェーディングも
大なり小なり影響している事も認めなければなりません。


何度も釣られて人ズレしてしまったような「厄介な鱒」は相変わらずワンド内に居座って、
これ見よがしに、ライズだかボイルだかを繰り返しているのだけれど
こういうのマトモに相手するには、それなりの駆け引きが必要で
投げて引っ張るだけのルーチンでは普通にオデコを食らいますから要注意です。


案の定、ボートが入ってくるとアタリはピタリとなくなります。

だけど、居なくなればアタリが復活し始めるので
その微妙な間隙を縫って…
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ようやく54cm♂のレインボートラウトが、僕のマラブーを引ったくって行きました。

鰭は綺麗でしたが、先日大量に放流されたニジマスでしょうか。
ファイトする前に寄って来てしまって、あれれ〜??
あっけなくランディング(されて)してしまいました。

産卵を前に無駄な体力は使いたくないってかい?(爆)

釣り味的には消化不良もいいとこですが、オデコは回避。
気がラクになったところで、アタリもピタリと…(-.-;)
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困った時の?!ソフトハックルが生憎の弾切れで、仕方なくフライボックスに紛れ込んでいた14番エルクヘアカディスのボディハックルを切り飛ばし、強引にリトリーブしていたら…

ゴツン!!

所詮は渓流用のファインワイヤーですから、思い切った合わせを入れられず…
ピンポンダッシュ並みの早さでサヨウナラ。


ほどなく、左二人目のお隣さんのツーハンドさんが53〜4のニジマスを一尾キャッチ。

少し沖に係留しているボートの餌釣り師の方が頻繁に良型を連発しているくらいで
殆どの方は閑古鳥。

仕掛けを見ていると、もろにベタ底を狙っている様子。
ベタ底なら舟のプレッシャーもあまり影響がないのでしょうね。

それではと、回遊魚目当てに中層をチャッチャカ引っ張るのは止め
存在感タップリで、かつ生々しい動きの出る『強気な』7cm長のキールゾンカーを結んで
底に張り付いているデカ鱒相手に、ベタ底のズル引きに変更。

僅か数投目で、まさにドッスーン!!と言う感じでやってきました。

回収したランニングラインは瞬時に手元からなくなり
逆転を始めるリールのドラックを締め込んでいくと
今度はロッド全体に魚の重さがのしかかってきます。

これ見よがしにロッドを上げたくなる衝動を抑えて
縦横無尽に走り回るニジマスに、出ている全ラインの負荷を背負わせるべく
弧を描いたロッドをバットまで水中に突っ込むのですが

まぁ、それでも走ること走ること。
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62cm。
5mmだけ記録更新(爆)

口元にガッチリ刺さった手曲げのキールフックが飴のように曲がっていましたから
間一髪のランディングでした。


でもナ二が凄いって、この手の魚が結構入っている
今の丸沼が一番凄いです。

その後は、現場で知り合いになったお隣さんに場所を譲って
当初の目的だった流れ込みに移動。

ここも釣れてないようで、お昼過ぎには一人しかいません。

そんな場所で頑張ったところで…
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僕とて結果は同じこと。

いい感じのアゲインストの中で
紅葉を望みながらの贅沢な実戦的キャスレとなりました。(笑)

明日は大会ということで、80cmクラスも放流されるとのこと。
大型の鱒と言うのは食も太いものですから、結構な確立で釣れてしまうもの。

禁漁まで1ヶ月ちょっとですが
自分にもご縁があると良いのですが…。
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by sureyamo | 2012-10-29 00:35 | Lake fishing | Comments(8)
2012年 10月 23日

Fall turnover

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迫る来る大型の低気圧と、それに伴う待望の降雨。

渇水とハイプレッシャーに喘ぐ、秋の丸沼にチャンス到来。

前夜夕刻より深くたれ込めた雨雲は、朝の放射冷却を見事にシャットダウン。

連日の氷点下に迫る勢いな外気温を想定し
少し早めに準備した防寒ジャケットの下は、釣りをする前からしっとりと汗ばんでいるくらいです。


しかしながら

期待された雨はすぐに上がってしまい

朝から超スローな展開に…(泣)
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流れ込みから最初の堰堤では、増水時に一時的に発生した流れを遡上して、行き場をなくした20匹近いブラウントラウトが折り重なるように固まっていて…

見る見るうちに干上がる水溜まりのブラウンを、バケツならぬ
ラインバスケットの一人リレー(爆)で無事救出。

助けたブラウンが、僕だけ桃源郷に連れて行ってくれるハズもなく(笑)
この日は、たった二回のアタリを感じたのみで終了となりました。

まぁ、この御礼は気長に待ってますよ〜(笑)
ブラウン諸君。



先週から少しずつ始まっていたフォールターンオーバーは判っていたのですが
ちょっと読みが甘かった様です。
沖の方は本格的に水が入れ替わっていたようですね。

ただ、この記事を書く頃にはターンもボチボチお落ち付く頃でしょうね。
日曜日の釣り大会では、大量放流も予定されているようです。

秋のウィークエンドは、様々なイベント続きで釣りに行けない状況が続きますが

レギュレーションのお陰で、ようやくフェアに…そして沢山釣れるようになった丸沼なんですから
出来る限り時間を作って行かなくては!!

by sureyamo | 2012-10-23 06:57 | Lake fishing | Comments(2)
2012年 10月 21日

MOTOR SPORTS JAPAN FESTIVAL 2012(実車編)

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555と言えばSUBARU。
それも、今は亡きマクレーが駆リ立てた歴代インプレッサ三台のWRカーの実車。

やや控えめなオーバーフェンダーから、堂々の「はみ出しタイヤ」。
まぁ、そんな些細な事はスルースキル発動(笑)


マクレーと言えばインプレッサなのでしょうが、
私的には、何と言ってもレガシー(時代)。
「マクラッシュ」という異名の引き金となった、キレた走りの方を思い出してしまいます。

ちょっと古くて、すみません(笑)
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ここにきて、地元群馬車の登場です(笑)

新井くんは、地元のラリー仲間の一人ですが、
僕らがデビューした頃に、ギャランVR4のCクラスでBC地区戦のタイトルを決めていたので
世代的には先輩にあたります。

のちに全日本戦のモントレーをBクラスのAE101カローラセダンで優勝し
その後はチームISUZUでBクラスの全日本戦を制覇。
その後、チームキャロッセにて同Cクラスも制覇。

後に活躍の場を海外に移し
ご存知の通り、現在も活躍中です。
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炭山選手とは面識はありませんが、柳澤君とは世代的に同期になります。

その柳澤君(通称:やなぎ)とは以前、Bクラス同士の群馬シリーズ優勝争いで
ライバル車(マーチR)のナビとして出場したことがあります。

Bクラスというのは、半ば前輪駆動が常識だったのですが
柳澤君は当時珍しい四駆のミラージュ。

4WDになれば車重も嵩むし、走行抵抗も増えますから
軽量ハイパワーが売りのライバルFF相手には、どう考えても不利。

ただこれも逆に考えると、FF勢になんとか舗装で食らいついて行ければ
トラクション不足であえぐグラベルステージのライバル相手に、一気にタイムを縮めることは可能になります。

似たようなマシン同士で、コンマ数秒を舗装で削り合うリスキーさより、ダートでごっそり数秒持って行った方が勝負的には確実ってことでしょう。

…とは言え…
Cクラスのようなハイパ−4WDではなく、非力な1600ccの四駆で、軽量ハイパワーなFF勢に食らいつくには、それ相当のテクニック(というか糞度胸)が必要。
まぁ、ソレが出来たらBクラスでも、もっと4WDが増えても良い訳ですけどね(笑)

乱暴な言い方ですが舗装路面での速さというのは、最終的には高速コーナーをどれだけ長い時間アクセルを踏んでいられるか…で決まりますから(笑)
彼は単に、人よりブレーキなんて踏んでなかったんじゃ〜ないかなぁ…と容易に想像出来る訳です。

まぁ、早い話狂ってますよ(笑)


この年のシリーズチャンピオンは、なんだかんだでコチラが制しましたが、その後のシーズンで優勝。
彼の成長は留まることをしらず…今ではキャロッセのエースドライバーの一人です。
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こちらは全日本戦に出場している、哀川翔選手の86。

全身カーボンルックに身を纏う、硬派なラリーカーです。
もちろん、カーボンシートなのでしょうね。

こんなのフルカーボンで作ったら、サーキットでのレースカーならまだしも…
いくら予算が有っても(笑)勿体なくってラリーなんかじゃ使えません。


こういう競技に芸能人が出ることを、陰ながら嫌う?関係者も多いのですが
広く一般の方に認知度を知らしめる媒体としての価値を考えると、僕は大いに評価したいですね。

そうでなくても、モータースポーツなんて人気が落ち目なのですから。
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このカラーリングって『歌舞伎』にインスパイアされてるよね。(笑)
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ホンダ?!
もはやベース車輛の原型が判りません。
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星野&影山コンビでしたっけ?
青い競技車のイメージはインプレッサより、むしろコッチ。
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コレだけ一気に見て回ると、あまりに刺激が強過ぎて…
疲れちゃいますね。

今回はたまたま偶然出くわしたイベントでしたが
なかなか楽しむことが出来ました。

他にも旧車も多数展示されていましたが
それは後の機会…ということで(笑)

お台場といえば…
最期は等身大の彼。
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でも僕の世代的には
宇宙戦艦大和なんですけどね。

by sureyamo | 2012-10-21 13:50 | event | Comments(4)
2012年 10月 21日

MOTOR SPORTS JAPAN FESTIVAL 2012(レプリカ編)

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今週末は会社の行事で、東京はお台場へ。

午後に設けられた二時間の自由時間をどう過ごしたら良いか。
特に何の事前調査もしていない僕らはDIVER CITY周辺をブラブラと散策していました。

すると何やら奥の方で、聞き慣れた?爆音が…

なんと、MOTOR SPORTS JAPAN FESTIVAL 2012が開催されておりました。

願ったり叶ったり。
有効的な二時間の使い道が決定。(笑)
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会場入り口周辺には、往年のラリーカーのレプリカが展示されています。

三菱のワークスカラーに化粧されたランサーターボは
僕等よりチョット前のラリー世代には、お馴染みのラリーカーでありましょう。

ランサーターボといえば、中速域からの加速重視に味つけられた
メーカー純正「ドッカンターボ」の代表格。

80年代初期の車ですが、綺麗に整備されていて
レプリカでなくても見応えは充分にあります。

車に興味が無い方には、単なる昭和の古い車なのでしょうが(笑)
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ここら辺のミラージュやランサー(EVOやインプレッサが出る前後)というのが、丁度僕らが現役だった世代。

ラリーは、そのだいたいが土曜日の夜にスタートし
翌日の明け方にゴール…という、ウイークエンドナイトラリーが一般的でした。

日曜日の早朝には、一晩中走り抜いたラリー車達が
様々な異音を奏でながら(笑)続々と群馬のお山から下りてきたものです。

こんな体の泥化粧を見ていると、ふとあの頃を思い出してしまいます。
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見てくれだけで、中身の伴わない『レプリカ』というステッカーチューンというのは、僕は基本的にあまり好きではありません。

決められたレギュレーションの範囲内で公式競技に出て勝負をしている車というのは
どんなに地味でもオーラがありますし、一番カッコイイと今でも思っています。

ただ、ここまで決まっていると…
レプリカとは言えカッコイイと言わざる終えません。(笑)
実際にも、それは見事なまでに徹底的に造り込まれていますね。

レプリカユーザーの間ではシリーズ優勝を飾ったメジャーな車両と言うより
コアなモノを好んでいる向きがあり、そういう部分は自分と共通する趣向性を感じてしまいます。

デルタというと、定番はマルティーニカラーですが
1993年のWRC開幕戦モンテカルロにてSS1の、一番時計を飾ったのが
アンドレアアギーニの駆る このTotipカラーのデルタでございます。

コアです。(笑)
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フォード・エスコートWRC
サインツのナビゲータだったモヤ(人形)が乗っておりました。(笑)

ランプポッドは、地元ラリーショップで、かれこれ25年以上お世話になっている『Pack-R』のオリジナルランプポッド&スポットとドライビングレンズユニットの組み合わせですね…コレ。

まるでワンオフのように上手についてます。
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206MAXIのワイドボディーキットは現行で販売されているので、お金さえ掛ければソレなりの製作が可能な車輛。

プロジェクターヘッドライトは、現役当時の時代には存在しなかったシロモノ。
オリジナルを忠実に再現と言うよりは、オーナーの好み優先。

ただ、車内に張り巡らされたロールゲージは恐らくはワンオフでしょう。
MAXIは今まで何度も見ていますが、ここまで気合いが入った206は初めて見ました。

ペダルのオフセットだけなんとかなれば(笑)乗ってみたい一台です。
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240RS
日産、本気のGR.B車輛です。

これはワークスカラーのトリコロールに仕上げられているものの、レプリカではなくて…
ラリ−出場規定を満たすため一般に限定販売されたボモロゲーションモデル。

見てくれだけのバーフェン仕様ではなく
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なんてコンペティブなコックピット!!

勝つことを目的に造られた車にだけ宿る、オーラを感じずにはいられません。

消化器とラリーコンピューター(NONO)が追加されてこそいますが
こんな車が一般に市販されていたなんて、今思うと凄い時代。

つづく
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by sureyamo | 2012-10-21 01:04 | event | Comments(0)
2012年 10月 10日

High pressure

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去年より、やや遅れ気味ながら、丸沼の紅葉はすでに始まっています。

早朝、釣り支度を始める我々の吐息は、すでに白く
この冷え込み具合なら紅葉も一気に進みことでしょう。


先週からの好釣果ということもあって
丸沼に訪れる釣り人の数は、年々鰻登り。

特にこの三連休は、解禁日並みの人手だったらしく
延べ二百数十名近い釣り人が訪れたと聞きます。
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この人数から一日当りの入漁者数を割ると、常備係留のボートに二名乗車したと仮定したとして、30人近い遊漁者は岸釣りという計算になります。

丸沼では岸釣りが許されているのは、手前半周。
さらにそのうちの三分の一は、背後に傾斜の迫る急深なポイントが占めます。

特にキャスティングスペースが個々に必要なフライフィッシングの、こと丸沼の岸釣りに関してだけ言えば
この30名という数。お隣同士がストレスを感じないと思われる間隔を維持することは困難な数字といえるでしょう。

それでも大きなトラブルはなかった(内面的にはあったのかも知れないけど)のは、せめても皆さんが“良識のあるグッド フィッシャー”であった…と言うことなのでありましょう。



ちなみに、連休最終日でさえ80名が訪れたとのこと。

連休明けで釣り人の数が一気に減ったとはいえ
前日、前々日に魚達が受けた多大なプレッシャーは、しっかり引き摺っていました。

魚っ気の多い朝マズメでは、活性が高そうな仕草とは対照的に
フライに対する猜疑心は、すでに朝からMAXに近かったようです。

そんな中、とりあえずいつもの“Good morning ブラウン”?は
どんな手を使って(笑)意地で釣っておかねばなりません。

♂ブラウンの顔つきは、魚類というよりも爬虫類ですね。
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鱒達は、まるでストーカーの如く、フライから付かず離れず…その挙動を伺うかのように
決まった一定の距離を置いたチェイスを見せます。

そして、リーダ結束部がトップガイドに引き込まれる辺りまで来て…

ピックアップされないことを見届けたように食ってくる。

フライを最期まで引き切る前に、ついついプレキャストに移行してしまう…という

フライマンならではの所業を読まれているようです。

こんな風に、目の前で食って来た魚が目視出来ただけで6尾もいました。

ただ直視での合わせではタイミングが合わず、結局は全部スッポ抜けさせてしまった自分ですから
『をまえもなぁ』って話ですけどね。


丸沼で釣果が上がらない…そんな方は、キッチリと最後までリトリーブすることを考えた方が良さそうです。
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とはいえ、やっぱり…ね。

そー簡単には釣れません。

キャストにギリギリ影響のでない、アゲインストの中風(←扇風機か?)は絶好のチャンス。
ボイルなりライズの頻度がちょっと増え、なんとなーく群れが入っきた
気がするのは、こんな時です。

※“気がする”という感覚は、結構大事。(笑)
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湖のFFで釣るには、いささか小振りな38cm。

体長に対する体高のバランスがとれた綺麗なニジマスが釣れました。

肌のきめ細かさや、鰭の張り具合は、いまひとつだけど
こんなのはコレから先き、無事に生きながらえればナントカなっちゃう微々たる問題。

…でも、血の気の多い年頃だし(笑)こんな食べ頃なサイズは、釣られたら持って帰られちゃうかなぁ。
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ここに来て、水位は上昇しています。

前回訪れた時よりも、水際は8mほど湖岸は迫っています。
ただ、まとまった雨の無い現在、水位の増加はスロー。

ここまで来ちゃったら、ブレークラインにフライが届かなくなるまでの時間稼ぎに
劇的に水位を上げてしまう、まとまった降雨が無いことを祈るばかりです。

ただし、ここ数日の冷え込みで、若干のターンオーバーが確認できます。

大規模なモノだと湖全域の魚達の活性に影響が出てしまうのでしょうが、
現状のシャローでは、こうして釣りにはなっています。
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48cm。
ティップを水面に引き込むくらいのサイズが、ようやく釣れてくれました。

13ft弱、♯7のダブルハンドタックルだと
やはりコレくらいのサイズが獲物としては欲しいものです。

このクラスくらいから、ファイトの凶暴さはワンランク上になってきます。
ただ何も考えない「引っ張りっこ」では、ラインブレイクの心配も出てきます。

この日、早朝に掛けた魚(多分デカいブラウン)は、フライを飲み込んでいたのでしょうね。
4Xのフロロティペットを、フライの付け根からあっけなく切って行きました。

さらに、リーダーとティペットの結束部位のラインブレイクが1回と
フックが折られたのが一回。

4Xが切られたのは仕方が無いにして(今日の状況では太くしたくない)
後半の2回は自分の慢心。チェックが至らなかった自分のミス。

今後の反省材料ですね。
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「運も実力のうち」という言葉がありますが、僕はその言葉が嫌いです。

運はあくまで「運」。

ただ、そんな「運」に遭遇した時に、その機を逃さず、しっかり結果に結びつける為には
日々怠らない精進が必要不可欠であって

そんな精進を継続する力こそが、真の実力であると考えます。

冷静に今の自分の釣りを分析し、同じミスは繰り返さなければ

必ず結果は付いてくると信じています。
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今回は、そんな一つが結実しました。

正午の時合いを過ぎ、パッタリと魚っ気がなくなった二時過ぎ。

ほんの僅かなアタリを探っていた指先が

捉えた唯一のショートバイト。

デップリと太ったニジマスは61.5cm
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リールファイトに移行するまでの時間は、今までで最短。(笑)

♯8のTMC100spは、最期まで魚の左アゴを捉えて逃しませんでした。

コンディション自体は決して良いとは言えないけれど

今日のタフコンディションを察すれば、それは贅沢というもの。

サイズよりなにより、ここに至るプロセスで充分に納得、満足の一尾でした。
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結局は日が陰る時間まで
終日振り倒したものの、魚達の活性は上がることはなく

この日の釣りは終了致しました。

今回の釣行、行き帰りの運転をお願いしたカーティスクリークさん、お疲れさまでした。

また、環湖荘のUさん
現場にて楽しいお話の数々(笑)ありがとうございました。

by sureyamo | 2012-10-10 06:00 | Lake fishing | Comments(16)