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2013年 04月 30日

第一回 渡良瀬川マッチングザハッチスクールのご報告

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去る4月27〜28日の二日間、渡良瀬川桐生地区において
Flux主催のフライフィッシングスクールが行われました。

今回のイベントに参加して下さった方達は6名。
遠方の参加者では、高速バスで三重からお越し下さった方までいらっしゃってくれました。
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釣場でのマナーやルールの講習から…。
これはFlux主催、一連のスクールの中で一番伝えたかった事。
僕が自ら経験してきた事例を盛り込んでお話させて頂きました。
皆さんの心に響いてくれたら良いのですが。


事前に準備出来ることは、スタッフ一同頑張って来たつもりだったのですが
さすがに当日の天気まではどうする事もできません。
イベント当日は晴れやかな青空と引き替えに、地元の常連も出撃を躊躇するほどの強風に見舞われる事になってしまったのです。

…とは言え、川そのものの状況はすこぶる良好。
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ライズを待つ時間は、河原で座学に費やします。
「ドリフト」や「ドラッグ」の説明も、多分ここまでは(面倒くさくて)誰も説明しないだろう(笑)…というレベルまで掘り下げたつもりですが…ご理解頂けたでしょうか?

生徒さん個々のスタイルを尊重したいので、実際の具体的な釣り方やシステムの強要はしません。
…というか、特に要望が無い限りは、そういう方針です。
釣る為の正解は『決して一つだけではない』し、僕も皆さんから吸収しようとしてますから油断しないでくださいね。(笑)
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強風の吹き下ろし、という状況はキャスティングそのものは大変ですが
風の切れ間や少し弱まった瞬間を利用してやれば、逆にライズに対しては『フライ先行』で送り込み易いものです。
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吹き下ろしの場合は、なかなか上手くフッキング出来ない場合が多いことを、僕が身を以て実践いたしました。(爆)


もともと、今回参加してくださった方は、普段から鬼怒川や桂川をメインに結果を出されている方達でレベルが高かった…ということもあり、参加者の皆さんは次々とライズを仕留めていきました。
教える立場のコチラ側も、いつしかギャラリーとなり、皆さんの投じるフライの行方を固唾をのんで見守る場面も…
どんな釣りの達人をもってしても、たった一匹のヤマメを超える教師は誰一人としておりません。
皆さん、個々で良い教師に恵まれたようです(笑)


あっという間に一日目の釣りは終了です。
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市内某ビジネスホテル内のスナックを貸切り(爆)で座学の続きとタイイングです。
ちょっと不思議な雰囲気でしたね。

気がつけば、日付が変わるまで1時間を切ってしまいました。
早く休まないと…(汗)ていうか、みんなタフ過ぎ。

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明けて二日目はポイントを替えます。折角の遠征(皆さんにとっては)ですから、色んな表情の渡良瀬川を見て頂きたいですからね。

この日は漁協の放流日ということもあり、放流ポイントでは大勢の釣り人が川面を眺めておりました。
僕も、少なからずはその恩恵を期待していたのですが…

今回の生徒さんは違いましたね。
そういう魚には一切目もくれず、すでに流れに馴染んでライズを繰り返しているヤマメ達にドップリ釘付けだったようです。
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この日も前日ほどではないにしろ、風は強い吹き下ろしだったわけですが
順番にライズに対峙してもらいました。

結果、スクール中でもアベレージで27cmクラスのヤマメ達を7匹前後(スクール終了後と翌日も釣りをされた方は、さらに…)と、まずまずの結果。

沢山の楽しい思い出と、ルールとマナーの再認識。
そして、ノウハウをちょっとだけ持ち帰って頂いて…またひとつ、FLY FISHINGを好きになって頂けたら
言うことはありません。

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お詫び
大切なスクールだというのに、数日前から風邪をこじらせてしまった結果、ガラガラ声になってしまい
参加された皆様には、大変お聞き苦しい説明になってしまった事を深くお詫び申し上げます。

by sureyamo | 2013-04-30 08:46 | event | Comments(5)
2013年 04月 18日

サクラは散っても…

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渡良瀬川桐生地区、相川橋上流区間。

解禁日から数度にも渡る放流作業が行われ、ここ上流区においてもヤマメ達のライズは以前にも増して安定度を増して来ました。

土手沿いの道路がゲートで閉鎖されてしまってからというもの、ココの流れを訪れる釣り人の数は激減してしまいました。

されど、度重なる河川改修、及び河畔林伐採等の工事の影響を受けていない区間(新しい水門は出来ましたけど)という事もあって、以前の流れの面影が色濃く残る、今となっては貴重な流れでもあります。

片側護岸ということもあって流速は早く、厚みたっぷりの流れは
川底に点在する大石の影響を受け、複雑怪奇なヨレを構成。

こんな流れの中で始終磨かれ続けるヤマメ達なワケですから
他の同寸ヤマメ達を遥かに超えるパワーを秘めています。

この複雑なヨレの中をドラッグフリーで流し切るには、高〜いドリフト技術が問われることになるのですが、その報酬には『目の覚めるような』ファイトが待っているというワケです。

先日、たまたまお昼休みに訪れた時にライズを見つけ
翌日は1時間だけロッドを出してみました。
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この日は初日を凌駕する程のライズに恵まれたのですが、お昼休みというタイムリミット内で釣ることが出来たのは二匹のみ。

だけど、サイズはそれぞれ27cmと尺という立派なモノでした。

更に翌日は、1時間ほど前倒しで挑戦したところ、運良くオオクマのハッチに出逢う事ができて、なんとか5つのライズを捕ることが出来ました。
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所詮はお昼絡みの1時間程度しか出来ない僕には、全てのライズを相手にする事なんて到底出来ません。

残りのライズは、この方にご足労願い面倒を見てもらいました。(笑)
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釣れるヤマメ(ツマグロで銀毛のサクラマス)は、どんなライズも25cm以上。
平均が27cmくらいで尺クラスも普通に混じる様です。

普通のヤマメと違って『浮きもの』に対する反応はすこぶる良好。

※僕が二日前に合わせ切った魚が、フライをくわえたまま、また釣れたそうです。
バーブレス(R17-3FT ♯12)なのに外れていないなんて…これはこれでショックw。

繰り返し釣れてしまう確率の高い魚ですから、今後も相当良い遊び相手になってくれそうです。
それと共に、今まで以上、優しく丁寧なリリースも求められことになるので
みなさん宜しくお願い致します。

釣った魚を護岸に引きづり上げ、焼けた護岸の上で平然と写真を撮るような釣り人が未だに居るらしいのですが、そんな方を見掛けたら一言苦言を呈してあげて下さい。
C&R区間だから「逃がせば良いんだろ」的な認識しか持っていない方が、まだまだ沢山いるようで本当に嫌になってしまいます。

by sureyamo | 2013-04-18 18:31 | River fishing | Comments(5)
2013年 04月 16日

マッチ・ザ・ハッチスクールVol 2 募集のお知らせ

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マッチ・ザ・ハッチスクールVol 2 募集のお知らせです。

渓流釣師の念願、本流尺ヤマメ。
彼らのライズをマッチ・ザ・ハッチで狙うとなると、なかなか一筋縄ではいきません。
…だからと言って諦めるのは早計。
尺ヤマメは意外にも僕らの直ぐ傍に居るものなのです。

ただ、本気で彼らと向き合おうと思ったら、今まで『当たり前』のようにしてきた釣り方を潔く切り捨てなければならない時もあるのです。
また、その位の覚悟が無いと、いつまでたってもこの釣りを『運任せ』から脱却させることは出来ません。

何を隠そう、僕自身が自ら経験して来た道程なんです。


いまフライマンに最も欠けてるモノ。
それは最新のフライパターンでもなければ、超ナチュラルドリフト技術でもありません。

最も欠けてるモノ…それは“川を読み、魚を探し出す”力だと考えます。
これは釣法の垣根を超えた、純粋に『釣り』という遊びの根幹の部分でもあります。
幸か不幸か、昨今のC&R区間や管理釣り場の影響で、最初から目の前に魚がいる事が『当たり前』で釣りが成り立っていることの弊害であるとも考えられます。


人の発信した情報をたよりに釣りをして、それ以上に良い思いをしたことが何回あるでしょう。
いや逆に、それで良い釣りをしてしまった方は、ある意味で不幸かも知れません。
情報が無いと釣りに出掛けるキッカケさえ、掴めなくなってしまうのですから…。

もういい加減、自分で考え、自分自身の力で釣り場を開拓していくスキルを
学んでも良い頃ではないのでしょうか?

今回のスクールは、技術的な事も当然レクチャーさせて頂くのですが、皆さんの中に潜む釣り人としてのフロンティアスピリットを鼓舞する内容にして行ければと考えています。
もちろん、Vol1同様に本流釣りの基本マナーも憶えて頂きます。


ちなみに、全て日中のライズに照準を合わせた内容になっています。

今まで僕が出会った尺上ヤマメは、一匹たりともイブニングで釣った魚はおりません。これは僕のこだわりでもあり、プライドでもあります。

確かに条件は厳しくなりますが、折角のフライフィッシングなのですから志は高く、粋に行きたいものですね。




【日 程】 平成25年5月25日(土)~5月26日(日)
詳細はコチラまで
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by sureyamo | 2013-04-16 21:31 | event | Comments(2)
2013年 04月 14日

竿抜け

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群馬県より半月ほど早い解禁を迎える隣県長野県。

かじかんで言うことを効かなくなった指先で、ミッジのアイにティペットを通し
寒さを忘れて夢中になって通い詰めた千曲川本流のライズゲームも、ちょっと過去の話になってしまいました。
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本流は放水中ということもあるのでしょうけど、往年の名ポイントは土曜日だと言うのに釣り人一人おらず、ヒッソリと静まり返っています。

もちろん、全く魚が居ないなんてことは無いんでしょうけど、
良い頃の思い出しかないこの場所で、ロッドを繋ぐチャレンジー?になり切る事は出来ませんでした。

今日は、ひとつの爆釣情報をたよりに、近くの支流に向かってみました。





そこは、小さな集落の軒先の道路と畑を挟んだ小さな流れ。
自分が勝手に想像し、思い描いていた情景は見事に裏切られました。
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こんなところで?と思うのも束の間で、すぐに目に飛び込んで来たのは中層に定位するヤマメ。
こともあろうか自分の佇む直ぐ脇の、ほんの竿一本半ほどの水面直下(ライズはしない)スレスレのレーンで啄むような捕食を始めました。

ここのヤマメ達は人影に慣れているようで、コチラの挙動にも全く無関心といった様子で、夢中で捕食を繰り返しています。釣り人に慣れてる(タチの悪い)ヤマメは多数知ってますけど(笑)ココの魚はそうじゃないみたいです。

目立つ流下も無く、時間帯的にもユスリカかな?とも思いつつも、とりあえず探りの意味で18番のCDCダンで様子を伺ってみることにしました。

フライの流下にシンクロしながら浮上してきたヤマメは“カプッ”と小さいな音を立ててフライを吸い込むものの、なんだか真面目に?食っているような感じではありません。
疑っているのか、こんなことが二回、三回と続き、下手にフッキングしてしまうと厄介(笑)なので、ここでフライ交換。少し大きめのBFDに結び変えたところ
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すぐに釣れました。(笑)

※…というか、数日前に仲間が釣っているワケですから、フライは疑われて当然ですね。

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千曲川水系に見られのアルプス系のユスリカは、ココでも健在でした。

フックサイズにして♯16前後な黒光りする硬質感タップリのピューパに
こんなカタチで出会うのも久方ぶりです。

時計の針が11時を少し回った頃、それまでは魚ッ気のなかったプールの後半、対岸に植生した葦のオーバーハングから25〜6cmクラスのヤマメ達が続々と魚が出てきて
流芯のテーキングポジションに付き始めました。
その数、およそ7匹。

魚達も、もうすぐ始まる(であろう)宴に期待しているのでしょうね。

ただし、肝心の羽化は一向に始まりません。
今朝の冷え込みは、ここの水生昆虫達の羽化を足止めさせてしまったようなのです。

待ちきれなくなったのか、一旦定位したヤマメ達はほどなくして川底と中層を忙しなく動きはじめ
何かを捕食し始めたのですが、目立った流下物のない水面には、あまり興味がないようで、当然のごとくライズもありません。

駄目元で、先日スーパーハッチがあったという類いの水生昆虫を暗示した、大型のフローティングニンフ(ロングシャンク♯12)に変えた途端、反応が豹変。

流れをウロウロしていたヤマメ達は、フライを見つけた途端に一直線で突進してきます。
ドラッグなんてなんのその、水面に止めっぱなしのフライにまで、まるでまとわりつくように食い付いてくる始末。
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…でもそんなウソ(の流下)で長く騙せるはずもなく…。

その後は、定番ユスリカと中型のBFDをローテーションで使い回すことで
彼女達と心置きなく戯れてまいりました。
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こんな風に、鼻先が傷ついている魚が結構いて、やっぱり養魚場で傷がついちゃったのかな?

綺麗な魚も混じりますが、全般的にスキニーな個体が多いようでした。
この過密状態だと仕方が無いかも知れません。


お昼のハッチでヤマメ達が一斉に浮く…と言う話も判る気がしてきました。
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是非とも一度体験してみたいモノでですが、日程的に再戦は無理。

今年は、この位にしておいてあげる(笑)といたしましょうか。

追記

写真の雰囲気が再び変わったと思われた方は…鋭いです。
水没して以来、再起不能と判断したまま放置しておいたDP1を、いよいよ修理に出そうかと思い駄目元で電源を入れたところ、これが普通に起動。
撮影画像も細かくチェックしましたが、イメージセンサーやレンズ等の汚れ等も見当たらず、現役続投となりました。
代替機で嫁のミラーレスを使っていましたが、いやはや…再びDP1の画質を味わってしまうとミラーレスには戻れませんね。
使い勝手は最低なんですが(笑)次の水没まで、また頑張ってもらいましょう。

by sureyamo | 2013-04-14 09:50 | River fishing | Comments(0)
2013年 04月 01日

スクール開催のお知らせ

詳細はコチラです。

by sureyamo | 2013-04-01 09:02 | event