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2014年 05月 25日

フィッシング ハイ


我が身にのしかかる諸々の所用を調整し
ようやく今期初となる丸沼釣行が叶いました。

快適な長袖一枚の釣り(前回の湯ノ湖のような)を予定して来たのだけれど
山上湖を吹き抜ける朝からの風は思いの外涼しくて
防寒着?代わりのレインジャケットは手放すことができませんでした。

解禁直後の混雑も、ココに来てようやく一段落。
大会前の(嵐の前の)静けさ…といったところでしょうか。
大量放流後数日間、あれほど溝に固まっていた(あくまで聞いた話の中ですが)鱒達も適度に散ったみたいです。

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水位はダムの放水により減水の真っ最中。
流れ込みは徐々にその勢いを縮小しつつあるものの
まだ『流入河川』らしい体裁は辛うじて保っています。

ただし、流れ込む沢水の水温は鱒達を遠ざけるに充分過ぎるほど低いものでした。
ライズの具合から安直な判断を下すとするならば、群れは流入部周辺で発生する湖流の境界付近の
比較的温度の高いゾーンを回遊しているように見受けられました。

今回は流れ込み右岸側。
馬の背右手を重点的に攻めてみます。

今日の水位なら無理して立ち込まなくて、一番落差のあるブレークラインまで35mほどの距離で届きます。
この水温でも長時間ウェーディングは骨身に滲みますから(笑)せいぜい脹脛位のウェーディングで済ませられるのであればソレに越した事はございません。

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メインの流れ込み周辺は、知っての通り大人気のポイント。
当然、連日沢山のアングラー達に攻められています。

こういう水通しの良いポイントは、フレッシュな群れが入ってくる機会も多いのでしょうが
釣られてもなお、その場で回遊を続ける鱒達もまた居るわけで…
そんなマス達の境遇を考えると、一番攻められるであろう『鉄板的』なフライ攻略は逆に仇ともなります。

実は今回の釣行に関して、ソコラ辺の事情は全て織り込み済。

放流魚=マラブーで…という図式の裏をかいて
ハッチ・ザ・ハッチ的切り口からユスリカを意識したソフトハックルを巻き足して来ました。
まぁ、こんなフライを使ってまでガチで攻めている方も、今の段階ではそうはいないだろうという(笑)読みです。


巻き足した…といっても14番のフックに見合わない(笑)自重を持たせた三種類のソフトハックルを二本づつの
6本だけですけど…ね(爆)
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追い風が強く、沖に向かう表層の流れが思いのほか強い。

フライの沈下速度次第で、沖に向かう表層の湖流差から沈下中のリーダーに変なスラックが入ってしまうことを懸念して、フライラインはRIOのホバーを選択。

ものの数投で43cmがヒット。

これでアタリが止まってしまうこと(実に良くある)もあるので、魚の絵面はしかとフレームに収め…
さぁ、これでこの後釣れなくても(笑)ブログの体面は保てる…と思ったのも束の間。

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ドッカーン!! と巨漢の71cm。

60オーバーは今まで何度かご縁がありましたけど
そこから10cmの差は改めてデカイです。
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嬉しいので3枚も載せちゃいます。
※いいですよね…こんなこと滅多にないことなんで(爆)

隣を釣られていたルアーマンの方に撮影して頂きました。
ありがとうございました。
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でもなんというか、このライン…
テーパーの形状とウエイトポイントが若干ズレている感じがして、非常に投げにくい。

折角釣れ始めているというのに、この状況にしてラインをフローティングに変えるのは勇気がいるのだけれど
やはり…ね。
気持ちよく投げて釣りたいもの。
だって、投げている時間が大半なんですから…(爆)




然したる葛藤もなく(笑)フライラインをフローティングにチェンジ。
もちろん高価なフロロリーダーは、フライごと一緒に使い回し。

やはり使い慣れたフローティングは投げやすい。

少し位アタリが減ってもいいや…くらいの気持ちが逆に作用してしまったようです。
どういうワケか、これ以降、アタリが止まりません。

あらら…釣りは判りませんね。

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何を食べたのか、こんなにパンパンに膨れたお腹のニジマスを筆頭に…
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こんな色合いの魚体まで

サイズはどれも40センチを平均に…時には45cm前後の魚体が
30分位に一尾くらいな間隔で、ダラダラと釣れ続けるのです。

適度の緊張感を保ちながら、このくらいの間隔で釣れ続けていくのが
一番モチベーションが続くものですね。

気がつけば昼飯そっちのけで釣りに没頭していました。


風向きも、いまだ追い風。
いつもの飛距離より、消費税分くらいは余計に飛んでくれてます。

そして、この頻度のアタリ。
フライフィッシングハイというモノがあるとするならば
こんな状況下で起こるのでしょうね。

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怒れるレッドバンド

掛かる鱒達は持てるパワーのすべてを出しきるファイトを見せてくれます。
そんな抵抗の一つ一つ丁寧に受け止め、いなしながら…

彼らの躍動を心と腕の筋肉に刻んで行きます。

本当に釣りは楽しい!


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今シーズンからの愛機にも
充分すぎる入魂

逆転音の鳴り響かない、こんなリールが最近の主流(マリエットが懐かしい)ですけど
リールファイトが頻繁な今日のような状況だと、やはり少し物足りなさを思えてしまうかな(笑)


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日は傾き掛けても、追い風は収まる気配を見せません。

強烈な表層の離岸流、それに負けない?沈下速度のバランスがベストマッチしているようで
魚信のペースはほとんど変わりません。



それでも流石に、すこし群れがスレてきたようで…

戯れついて来ているうちに掛かっちゃった的?な
口の外、アゴ(の下)掛かりが増えてきます。


アタリが遠のく時間帯も出て来たりするのですが…
それでもフレッシュな群れ(っぽい)のが入ってくると
再びドタバタと掛かり始める。

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実は、ここまでフライは一回も変えてません。

ゲイプが少し開きかけてきて、スピアもテカテカになってますが…
無くならないし、壊れない。

変える理由が見当たらない。(笑)


リトリーブする前に飛ばしてしまうフライもあれば…こういう事もあるんですね。
永いこと、この釣りをしていますけど
こんなこと初めてです。(笑)


ただし、ティペットに関しては、コマメな傷のチェックだけ怠らないようにはしています。



もしかしてフライを変えたらもっと釣れるかも(笑)

我が釣欲は果てませんね(馬鹿か?)




四時を回った頃になり、ここでようやく(笑)
フライチェンジです。

ワンランク軽いタイプに替えたんですが…何と言うことでしょう。


以降アタリがパッタリなくなってしまいました。



ま、そんなモンなのでしょう…ね。(-.-;)



こんな釣りばかリしているとバチが当りそうですが(笑)
今年は子守りで、なかなか釣りに行けない自分へ
女神様からのご褒美ということでしょうね。

…という事にしてます、今回は。


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僕よりも丸沼を知り尽くしたコチラの方とも、再びお逢い出来ました。

圧倒的な丸沼釣行回数と独自考察の数々は、いつも参考にさせて頂いております。
丸沼釣行の際には僕なんかのブログよりも遥かに参考になるはずです。

お休みが合わないので、なかなかご一緒する機会がございませんが
今後とも宜しくお願い致します。








by sureyamo | 2014-05-25 06:49 | Lake fishing | Comments(10)
2014年 05月 07日

スペイスイベル

久々のアイテムネタです。
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オーバーヘッドキャストと違って、ロッドティップが円運動をするスペイ系のキャストをしていると
どうしてもフライライにキンクが生じます。
(OHでもロッドティップ直線的に振られていないと同様の事が起こりますけどね)

常にアンカーが打てている場合には、発生する糸ヨレは多少抑制されているものの(簡単なリカバリーで復帰可能)のですが、魚を前にした実釣では僕のようなセッカチな人間は、はやる気持ちでアンカー抜けが多発してしまいがち。

その際に発生したキンクは径の細いランニングライン側に蓄積されて行きます。
シュート時のライントラブルの大半は、こんなキンクによる『噛み付き』が原因といっても過言ではないでしょう。

ただこれは、ヘッドとランニングの接続部分にスイベルを介することで
実に容易に解消することが出来ます。
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フライフィッシングから釣りを始めた方には馴染みが薄いと思いますが、スイベル(撚り戻し)は釣りの世界ではなくてはならないアイテムの一つ。
ただし、フライフィッシングシーンでは『フライ専用のスイベル』というものは存在しませんから、一般的なスイベルからの流用ということになりますけどね。

大手量販店の餌釣りコーナーを覗けば、様々なスイベルが売られています。

コンマ数グラムの重さが影響するフライキャスティングにおいて、スイベルの自重が与える影響も考慮したいところ。
もちろん使用するスイベルは軽いに超したことはありません。

パッケージには強度(耐荷重等)が記載されていますが、強度に比例して重くなるので注意しましょう。

フライラインに使える、軽くて高強度のスイベルも
きっとそのうち出てくることでしょう。

今回はあえてスイベルの商品名は記載しないでおきます。

大して高いモノではないので、色々と試してみると良いと思います。
こいうのを探し出すのも釣りの楽しみですからね。


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取り付け方は様々です。

スイベルの両端をブレイテッドを介してループにする方法もあれば、フライラインへダイレクトに接続してしまう手段もあります。

現場で頻繁にヘッドを交換される方は両端がブレイテッドループ式の方が良いでしょうね。
市販されている完成品もこのタイプです。

ただし、完成品はビックリするほど高いので自作をお薦めします。
あくまで消耗品ですからランニングコストは重要です。
この仕様で2シーズン使いました(当然今年は付け替えてます)が、今のトコロは全く問題ありません。

ただ…キッチリしたデータがない以上、ワンシーズンで交換するつもりでいた方が良いかも知れません。
こんなトコロでラインブレークしたら、それこそ悔やんでも悔やみきれませんので(笑)

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僕は今年からダイレクト式を試そうと考えています。

僕の場合、使用するラインのシンクレート分のリール(計6機)を常に現場に持ち込んむようにしているので
余程のこと(砂を噛んでリールが回らなくなったりするトラブル)が無い限り、現場でのライン(ヘッド)交換はしませんから、コレでOKです。
仮にヘッド交換の必要に迫られたとししても、ランニング側でカットすれば現場で簡単に組み直せます。


一つ気になるのがガイドへの攻撃性。
自分の場合、収縮チューブを稼動部に接近させることによって、金属部の露出面積を少なくし
ガイドへの干渉を極力減らす方向で考えています。

恐らく、これが最も簡単かつ効果的ではないでしょうか。



by sureyamo | 2014-05-07 22:56 | tips | Comments(2)
2014年 05月 06日

2014年初 湯ノ湖釣行

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突如、釣行が許可された(笑)5日

立ち込みでの実践的なロングキャスティングの感覚を戻しておかないと…という事で
今期初となる湖釣行へと向かいました。


ここ最近の大量放流で好釣に湧く
丸沼
にしようかと、向かう道中の分岐の
ハンドルを切る最期の最期まで悩みましたけど
(危ないって…)


爆釣の丸沼って言うのも、なんだか正直ピンとこなくて(笑)
まぁ…アソコは釣れなくて、あーでもない、こーでもないと悩んで楽しむフィールドだと
思い込むこととして(笑)今回はパス。

★いま良い思いをしてしまうと釣れない時のリバウンドに耐えられないね、きっと(-.-;)★


同じく解禁したての

こちら湯ノ湖にしました。

実は、GW中にこの湖に来るのは初めてだったりします。


案の定?!現着5時前にして、既に浅瀬に立ち込むフライマンの姿。
自分もそそくさと支度を済ませて、いつもの(何故かいつも空いている)ポジションへ…

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気がつけば周囲はFFMだらけ。
今日はフライマンのスーパーハッチです。
(肝心のユスリカハッチはパッとしません。)

殆どの方がミディアム級のタックルにマーカー仕立て
脚立を使って、ちょい先きのブレイク付近を重点的に攻め(放置?)…
とまぁ、湯ノ湖では良く目にする光景。

コチラのようにガチでツーハンド振ってる方は(笑)あまりお見受けしないのですが
当方の狙いは、とにもかくにも
デッケーニジマス

です。

プチプチと目の前でライズいている小物類は
一切相手に
致しませんっ!
(大門未知子風に)

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久方振りのペリーポークも絶好調。

無風&たまに若干の追い風も手伝ってくれて
実釣飛距離もノントラブルでコンスタントに40m前後は出てくれてます。
(ま、8番だしね)

オーバーハングを何時もより長めに取った事が良かったのかな?
でもスケベ根性出して、少しで『長く』し過ぎると
ターン後半でループが破綻してしまいます。

この匙加減が、どーにも難しい。
修行のネタには事欠きません(-.-;)




さて肝心の釣りの方ですが

今日に限っていー加減アタリが遠い。

さっきの地震の影響なんでしょうか?




そろそろ一発ドッカーンと欲しい…なんて思ってると

来た来た…ドッカーン!!

ゴックンゴックンと大物特有の首振りファイト
ツーハンドなんだから、このクラス釣らないとバランス悪過ぎでしょ。

などと言ってると

オーマイガッ!!

ランディング直前でスッポ抜け

こんなことが実に
3回も続きます
(-.-;)

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…して、ようやく取れました。

45cm
パンパンのお腹がプヨプヨしてて、手触りが良かったです(笑)






ホント…これっきりでした。




午後になって声を掛けて下さった
地元(日光市)のフライ歴30年にして、湯ノ湖歴25年の常連さんに貴重なお話を沢山聞く事が出来ました。
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時期によるユスリカのハッチサイズ、魚の回遊コース、
その他諸々
なかなか興味深いお話の数々!
コッチの収穫の方が釣果(片手ほどの)なんかを遥かに上回りました。


以前このブログにも記載した
回遊コースの見立てや攻略メソッドも、その見解は僕とほぼ一緒。
いや、僕が思っている以上に奥が深かった(-.-;)。


常連さん曰く、ニジマス
(放流直後の成魚で一カ所に溜まっているモノではなく、そこそこ時間が経って回遊を始めている個体の方です。
には時期早々とのこと。

どうりで釣れない訳です。
いつも、もう少し暖かくなってから来てましたから…


結局、皆さんの狙いは
プチプチとライズをくり前している
コチラが本命
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本鱒&姫鱒

基本的に稚魚放流しかしていないそうなので
準ネイティブということになります。



岸から釣るには、まさに今が旬。

ドライ良し、ソフトハックル良し

5〜6番手のスウィッチロッドで
(群れが遠い場合もあるので、遠投出来るか出来ないかで釣果には雲泥の差が出ます)
遠くのライズを狙う…というのであれば

コレはコレで面白い釣りになりそうです。

●小物って言ってごめんなさい(-.-;)●

状況に合わせて楽しみ方を変える柔軟性も必要ですね。
今回はそんな事も思い知らされた釣行となりました。








by sureyamo | 2014-05-06 08:13 | Lake fishing | Comments(4)