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2024年 01月 24日

ブユラーバ

ブユラーバ

ここ最近の釣りで、
なにかとお世話になってるフライパターンになります



ココまで来るとフライタイイング…と言うのも憚ってしまうのですが
実質、コレ以上に

ヤリ様がない

…というのが本音だったりします

ブユラーバ_c0095801_09123134.jpg
ガマカツ R11-BM

このフックなくして、僕のブユ・ラーバは語ることが出来ない!というくらい
フック形状の印象が前面に出ます

すでに廃盤となって久しいのが残念





ブユラーバのサイズ的には、河川に寄ってバラツキがありますが
中流域では平均4〜5ミリ前後

水が冷たい上流域に行けば行くほどに小型化の傾向が多く
そういう場所では2ミリ未満の個体も目に付きます


水通しの良い石裏とか見ると、靴状の蛹がゴッソリと生息していたりしますし
河川ゴミとなっているトタン板の裏なんかにコロニーを見つけた日には
集合体恐怖症の方なら

卒倒必至!

でありましょう



生息数が結構な量となれば、流出時の捕食率も自ずと上がりますし
それがめぼしいハッチが見込めない低水温下であることからも
ストマックポンプからブユラーバだけを見かける頻度は
それなりに高くなります

経験上の事象を踏まえてみると
フライパターンとして準備は必要不可欠といって良いです





この手の極小フライは「使い手を選ぶ…」というより、むしろ
「使い手が選ばない」(笑)ことの方が多いです


特にプレッシャーの高い釣り場では、これは

チャンス以外の何物でもありません

実績を積み上げることは「最強の武器」です





また
ミッジニンフ(ラーバ)となるとフライ自体の自重を上げるには
サイズ的な限界もあります



そういう意味では
ゼロテンションニンフィング(フカセニンフ)との相性は良好
フライの重さだけに頼らない釣り方なので、フライはそのまま使えます

ストライク自体は繊細にはなりますが
魚がフライを咥えている時間は明らかに長くなります


水中での存在感も控えめなので
完全にスレるまでには時間稼ぎ(複数匹掛けることが出来ます)できるのも
この手のフライの特徴に思います




# by sureyamo | 2024-01-24 09:25 | fly pattern | Comments(2)
2024年 01月 22日

カワゲラ来たる!

週末に訪れた寒気団
これらが連れてきた降雪も、午後には雨へと変わり
雪解け流入による水温低下がハコスチ達の活性を一気に奪ったようです


明けて本日(月曜日)
前日の低活性を引き摺ってるのか…と、思い

ふんどしを締め直して臨んでみました
カワゲラ来たる!_c0095801_16060130.jpeg
…が

予想に反して朝から活性は高め

水温は下がったものの
若干でも水位が上がったことが良かったのかも知れません




今日は入漁者も少なかったので
久々に複数のポイントを回ってみることにしました
カワゲラ来たる!_c0095801_16055941.jpeg
一匹釣れれば、次の一匹はバラす…という
いつもの?ルーティーン(^_^;)

開始1時間40分にて(掛けるだけなら)早くも二桁に突入
ソコから先はノーカウント(瀑)




ただ今回、いつもと違うのは
バラしの大半はティペットブレイク(T_T)

そんなにデカい魚は掛けていないんだけどなぁ…


その訳は
釣り上げてみると納得
カワゲラ来たる!_c0095801_16055128.jpeg
今回は、ここまで飲まれてることが
やたらと多かった(^_^;)
(いつもより、ティペットを長めにしたせいかしら?)

いやいや単に…

下手糞なだけ(T_T)でしょう






30cmクラスの歯であっても、流石に危ういものがありますね

0.3号に上げても良さそうですけど


とにかく使うニンフのサイズを下げれば下げるだけ反応が良くなる傾向故

なかなか踏ん切りが付きません(笑)
カワゲラ来たる!_c0095801_16060391.jpeg
最後に掛けた魚のストマックから
ようやくカワゲラが出てきました\(^o^)/

ただ今回は
期待のクロカワゲラではなく、オナシカワゲラの仲間

本来なら、もう少し暖かくなってから見かけることの多いカワゲラだけど
去年も今ぐらいの時期にクロカワゲラと同時に確認されてます


なので、もうそろそろ…
来ても良さそうな気がします




# by sureyamo | 2024-01-22 16:47 | River fishing | Comments(0)
2024年 01月 18日

まだまだ…ミッジ

一週間ぶりの釣りなのに
なんだかとても久しぶりな気がするのは…
社会人としてイエローカードなの知れませんね(笑)



いつものハコスチ釣り場は
今朝は風もなく穏やかなスタート!

現場では、チラホラと知り合いの方も多々見受けられ
釣りよりも…なんとなくダベリングがメインに成りそうな予感(笑)
まだまだ…ミッジ_c0095801_20512571.jpeg
ここ最近、フライといえば“コレ一択”


ティペットの長さ(俗に言うタナ)も、狙う流れにほとんど関係なく1.5〜2m前後で
ここら辺がデフォルトになってきました

変えるのはショットの打つ位置と重さぐらいなもんでしょうか
仕掛けの投入点だけはガラガラと変えますけど(笑)

こんな釣り方でも、珍しく淡々と釣れ続けてくれたところからして
活性は悪くない感じ

まだまだ…ミッジ_c0095801_20512898.jpeg
こんな「川底の使者」や「この時期に釣ってはいけない魚種」なんかも含めると

掛けた魚は
“あっ”という間に二桁突入

バラしも多さは……お約束(笑)




今日の釣りでは、ハコスチの極太君には振られまくり

「狙ってはいない」

…とは言え、ここまでスカされると
それもまた、少し寂しい気もします(^_^;)
まだまだ…ミッジ_c0095801_20532364.jpeg
それにしても
今年のクロカワゲラちゃん……まだ来ませんね(^_^;)

今年は暖冬のせいか、杉の芽吹きもなんだか早そう
花粉対策は前倒しになりそうな予感です



長らく品切れだった、川の駅「ふれあい館」売店の「Sidewinder」も入荷してます
年鑑札の割引対象商品なので
多分、日本で安く買える「Sidewinder」です(笑)



# by sureyamo | 2024-01-18 22:43 | River fishing | Comments(0)
2024年 01月 13日

新作 COBRAマーカー

新作 COBRAマーカー_c0095801_11443043.png

Sidewinderマーカーより
先端部が水中に入りやすくなることで、さらなる感度の向上が見込めると共に
マーカー自体にアンカーが効くことにより、ラインドラッグによる“マーカー滑り”を抑制

そしてなにより
フライが流れている方向や角度の目測がつきやすくなるのが

Sidewindeの新作 COBRAマーカー
新作 COBRAマーカー_c0095801_20304087.jpg
当時、赤久縄スタッフだった航太郎君と共に
男鹿川までテストしたりしたのも

今となって振り返ると、懐かしい思い出です
新作 COBRAマーカー_c0095801_20304899.jpg
↑初代Sidewinderは、実はCOBRA同様の可変ピッチ
少しでも浮力を稼ぐため、等ピッチに変更したのが現行品です




Sidewinderも、販売から今年で三年目

もうそろそろ良いだろうか?…と言うことで(笑)
いよいよ来月から
Sidewinde の追加ラインナップとして“COBRA”を販売します


「浮力をスポイルさせている」とは言え
肝心な部分はシッカリ浮くようには作ってますから
そこはご安心下さい




既にニンフのフカセ釣りをご理解出来ている方であれば

納得のフカセ釣りマーカー

になってると思います
新作 COBRAマーカー_c0095801_18371786.jpg
方向性があるのでご注意下さい(右がリーダー側)

サイズも1種類のみ


使い方のコツとしては
フロータントは半分から上(太い方だけ)に塗布すると
何回か使っていくうち、自然と先端が沈んで良い感じになります


もちろん全部浮かせれば
通常のSidewinderと使い勝手は全く同じ

ただ現時点で判明している欠点として
ピッチの細かい先端部分のくびれが、真っ先に壊れやすい傾向があるんだけど…
それは耐久テスト対象が、全部ハコスチであることが原因かも知れません

ちなみ
販売されているSidewinderは、現段階では全て僕の手作りでございます
ピッチが不等なモノがあった場合には(ざっくり目見当なので)何卒ご勘弁下さい(笑)


当面はHPの方からの受注生産とする予定です
そのうちアップしますので、今少々お待ち下さい


# by sureyamo | 2024-01-13 11:25 | item | Comments(0)
2024年 01月 11日

底冷えの神流川

予定していた打ち合わせが、急遽中止になったので
仕方なく(←それは嘘)ハコスチ釣り場で特訓(←なんの?)してまいりました


傾向なんでしょうか?
最近のフィッシャーマンは、事前の天気予報次第で入漁者数は激変しますね


天候が崩れれば崩れるほど

何かしら期待してしまう

我々のような人種も、もはや少数派なのかしら
底冷えの神流川_c0095801_22215401.jpeg
それにしても今日の冷え込みには参りました(^_^;)

日差しには全く恵まれず
長靴の底からジンジンと伝わる冷気
風がなかったから、まだ良いようなものの…


ハコスチの活性自体は、良くもなく悪くもなく
フライをコマメにローテーションしていかないと、何時にもましてストライクは続きません

二連掛けまでは行くんだけど、〆の三匹目が…

来ない(^_^;)


釣りは再現性こそ正義!と信じて疑わない自分としては
なかなか辛い展開






それと、どういうわけか今回は

デカいのばかり

が我先に口を使って来ました
底冷えの神流川_c0095801_22220037.jpeg
ストライクさえ掌握できれば
個人的にはおチビちゃんで充分満足なんですけどね


人並みに数だけは掛けたものの…
ランディングまで持ち込めたのは、僅か4匹(T_T)

そのほとんどがファイトの途中でフックオフ

信じてもらえない…かもだけど
細糸で切られる時って、ほとんどの場合が確信的に
無理くり止めた時ぐらいなものなのですよね

そもそも、訳も分からず切られてたら
今もこうして使い通づけてなんかいないし、人に勧めたりも致しません(笑)
無理強いもしないけど…
底冷えの神流川_c0095801_22215734.jpeg
面白かったのは
クロカワゲラのニンフでメチャクチャに反応の良いセクションがあって
ソコだけはフェザントテールが良く効きました

もしかして…と期待のストマック採集を試みるも
結局はユスリカしか入ってないない…という摩訶不思議(?_?)



今回のチョットしたコネタ
底冷えの神流川_c0095801_22215069.jpeg
こんな感じで、スプリットショットの部分にチチワを作った枝スに噛ませると
ティペットにそのまま噛ました時より
若干だけど早く沈ませることができます


僕が軽い錘を急速で沈めたい時なんかに使う小技なんだけど
キャスト中にショットとティペットが良く絡んでしまう…という方や
ズレたショットがフライとドッキングしちゃうのが嫌だ…という方にもオススメします


チチワにしてからショットを付けるのではなくて
ショットを付けてからチチワにするのがコツ

その訳は……やってみれば分かります(笑)




あくまでチチワなので
大きなハコスチ辺りを掛けると、糸が解けて“輪っか”は無くなっちゃいますけどね

ここでは本線と分岐してることに意味があるので
あとは皆さんが自由に工夫してみて下さい(笑)




# by sureyamo | 2024-01-11 23:24 | River fishing | Comments(0)