2019年 04月 14日
もっとも手軽なフライフィールドであり、私的フライ試験場でもある上野村C&R区間も 渇水と、積み重なるフィッシングプレッシャーで 日に日に難しくなっています そのせいなのでしょうか? 風もなく穏やかなFF日和の日曜日だというのに、釣り場は平日並みに ガラガラ 役場前の浅瀬では、すでにライズは頻繁に始まっているのですが まともに相手してくれる、気のいい?ヤマメは皆無 そんなライズを相手に、徹底的に膝を突き合わせる釣りも悪くない(というか、かなり好き)のだけれど 今日も自分のルースニングの幅を広げるために 試したいことが『てんこ盛り』 思いついたことは、すぐにでも試してみないと我慢できない性格は 54歳になっても、あまり変わりません 前回同様『ロング?ウキ下』+極小ショットの組み合わせで 瀬のヤマメたちを相手にしていきます ほとんどのヤマメ達が中層以上に待機している中 スパン!と心地よくマーカーを引き込んでいくのは‥‥ #
by sureyamo
| 2019-04-14 20:05
| River fishing
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2019年 04月 09日
今年は特に変なスイッチ?が入っているようで 早朝3時起き?! タイイングで始まる一日もあったりして となれば スカスカだったフライボックスの中身も、瞬く間に充実してきた‥‥‥ と言いたいところなんだけど タイイングしているフライがミッジサイズゆえ ボックスの中身は、あんまり代わり映え無し 今回も 上野村神流川のC&R区間にルースニングの研究 こういうのは、魚が沈んでいる『早朝』か『午後の中だるみ』の 釣れない時間帯が一番望ましいのだけれど この時間(朝11時)だと、何かと羽化が始まってしまうので 微妙にヤリにくい(爆) 神流川にはしばらく行ってなかった気が(フォーラム以来なので10日ぶり)しますけど その後に新任の先生も配属された(ヤマメの追加放流)様子も気になりますからね あくまで『フライ』や『システム』の構築が名目なので へそが曲がりすぎて一回転(360度)しているくらいのヤマメの方が よっぽども参考になるんだけれど そんなウブな魚たちも、こちらは大歓迎ではあります 場所は、いつもの役場前 白昼の2時間勝負 狙いは『ブッツケの岩盤に縦列駐車中の良型ヤマメ群』 彼らの大半は、そのほとんどが水中捕食 真昼間の羽化に誘われて、無防備に浮いてきてのライズなんて ほとんど期待できません そんな彼らは 正々堂々、水中で釣る(ぷっ)! のが礼儀ってもんでもありましょう フライはへヤーズイヤー縛り ただし、サイズは♯16からスタートし 徐々にサイズダウン (ミニマム♯26) 前回の記事で少し触れていますが、今回は しっかりアタリを出すシステムの再検証 ということなので ウキ下は水深の2.5〜3倍長とし、ショットは10号 丸カンは介さずダイレクト 最初のうちはショットが軽すぎるあまり、底波に入る前に流れ切ってしまいましたが 投入ポイントを大幅に修正した後は‥‥‥ あえてリーダーのバット部は詰めてみました マーカーコントロールは格段にやり易くなったので、以降はこの方向が正解かも知れません 水深×2.5〜3倍長 こんなに長くて、どうしてアタリが出やすくなるのか 当の本人がいまだに信じられないのですが(笑) 魚がフライを咥えている時間は、やはり少し長く感じました これは単にティペットが長い、ということだけではなく 軽いショットも効いてるみたいですね わずか10号ですが、底波に向かう流れ(女波)にうまく入れてあげれば 重さはあまり関係ないのかも知れません フライ(ショット)が『底波』に入ると ドリフト中のマーカーに、わずかなブレーキが掛かるわけですが そこからの微妙なマーカーの『馴染み』 これこそ、正真正銘 ストライク! そのことがわかってから その後に続く20発以上のストライクは 全部取ることが出来ました 「釣れちゃってた」(^◇^;) ‥‥‥というのが、たった一回もないのって 当然バラシは少ないし 断然楽しい! スレがかりは2匹出ましたが これはある程度は仕方のない部分でもあります 他の個体は飲まれたのが1匹で、あとは全て 理想的な場所へのフッキングに終始しました ティペット10Xも試してみました 魚の反応は9Xよりも良い気がしますけど 案の定 合わせ切れも多いです 一つ気がついた点は 『マーカー』の操作が結構重要な気がします 長い水中糸に、極力余計なスラックを入れないようにするためには マーカーだけ『一番速い流れの筋』に乗せ続けなければならないようで フライをドリフトさせたい筋と、表層の速い流れの筋との差異を どう処理したら良いのか??? 最終テストのつもりが また新しい課題を持って帰って来ちゃいました(笑 ライズも多かったので、一応ストマックサンプルも取ってきました ドライだと大苦戦間違いなし!でありましょう こんな捕食内容のヤマメでも マイクロニンフに掛かると‥‥‥‥ 恐るべし お知らせ #
by sureyamo
| 2019-04-09 18:14
| River fishing
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2019年 04月 07日
『釣り』という道楽を初めるキッカケは人それぞれ 幼少時代から、親兄弟や身内に釣り好きな人間がいて 釣りをすること、釣りに行くことが自然の成り行きだった‥‥とか よっぽど他に遊びがことがなかった(笑)‥‥という方は置いといて ごくごく一般的な家庭で生まれ育った子供達が『釣り』に触れられるキッカケというのは ありそうで、なかなか無いものです かくいう自分の場合 近所の渡良瀬川や桐生川で、8歳の頃から自発的に釣りをしていたわけですが 身内に釣り好きな人間は、誰一人として居ない状況でした それとて突発的に『いきなり釣り』を始めたというわけではなく しっかり釣りの原体験というのが存在するのです それは 釣り堀 幼少時代、家族で出掛ける『釣り堀』こそが 僕が釣りを始める動機であったことには間違いありません 人間の記憶に最も刷り込まれるのは『においの記憶』と言いますが 生臭いマスのニオイ、練りエサ特有のニオイ、塩焼きのニオイ これら三種の臭気(笑)が入り混じる空間にいると 50年近い歳月を飛び越えて この幼少時代の釣りの記憶が鮮明に蘇ってきます ただ自分にとっての、その時の記憶は 『魚が釣れた』という感動ではなく むしろ『釣れなかった』という、悔しさに満ち溢れていたものでした 昔から 自分が得意なジャンルには差して興味がなく どちらかというと『人より劣る』物事の方に やたらと夢中になる傾向があるらしく そんな天性の天邪鬼気質が 今の自分の釣り人生を構成している、と言っても過言ではありません #
by sureyamo
| 2019-04-07 06:15
| and others
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2019年 04月 04日
待望の日和にして、今日は朝から吹き降ろしの風が吹く 渡良瀬川桐生地区 そのせいか、若干肌寒く感じます 前回の釣りでは、正午過ぎのオオクママダラの羽化のおかげで どうにかオデコは免れたものの その前に始まるフタバ・ガガンボの釣りで 全く相手にしてもらえなかった そんな雪辱‥‥‥いや ヤマメ大先生の補習授業を受けに来ちゃいました ライズは10時30分頃から、ポツリポツリと始まるハズなのですが 今日は、少し早い時間から結構派手目なライズから始まりました この時期の渡良瀬では 午前中にシマトビケラの類のカディスがパラっと出ることが良くあって 羽化こそ大した量では無いのだけれど 出れば、かなりの確率で食われることはわかっています もちろん、フライでこのチャンスを見逃す手はありませんから 僕のこの季節のフライパッチには、必ずカディスのパターンを刺しっぱなしにしてあったりして そんな一本を躊躇なく投じてみたところ、これが一投目で綺麗に出てくれたのです ところがどっこい すっぽ抜け!! あれがスッポ抜ける?? また今回も、なんだか嫌な予感が‥‥‥ その予感は、今回も的中! なんとか5回ほどフライに出てくれたのですが どれも全くフッキングする 気配なし もしかしたら彼らって、結構釣られてるかも知れない?? お昼の少し前に始まったオオクママダラの羽化で 28cmのサクラちゃんが ようやく待望の(笑)フッキング! (あれれ‥‥この魚は前回釣ったのと同じ魚?!かも) 案の定、その口元は 一回や二回では出来ないような痛み具合でありました これならフライを疑ぐりまくっても仕方ないかも知れませんね ※それにしてもナノスムースコートの恐るべし貫通力 そうとわかっていても やはりフタバの流下で釣れなかった(反応しなかった)ことは事実なので 魚のせいには出来ません!
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by sureyamo
| 2019-04-04 19:11
| River fishing
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2019年 04月 01日
記念すべき開催20周年を迎えた 『神流川キャッチアンドリリースフォーラム』 も大盛況のうち無事に終了 本来であれば、当ブログにてイベント詳細をご報告したいところではありますが そこは割愛させていただくとして (写真を撮っていないので(^◇^;)) 今回は その後も幾多のテストを重ねてきた マイクロニンフを用いたルースニングシステムに大きな進展がありましたので そちらのご報告をいたします 神流川C&R区間において、この釣り方を3月の解禁日より ライズそっちのけ で、延々とテストを繰り返し 今回のフォーラムでの釣りも含めると、すでに3桁近い魚達を掛けることが出来ている訳なのですが 実は、無事キャッチできたヤマメ達は 2割程度!(◎_◎;) そうなんです 8割近い魚が『いつの間に掛かっちゃってる』=『バラし』という 苦々しい結果に終わっていたのです その一番の原因はすでに明らかで 要するに 『ストライクが取れていない』 ということ この事態の脱却に密かに努め フォーラム最終日にして、ようやく一つの解決策を見いだすことが出来たのです その前に まず、ストライクインジケーターに『アタリが出ない状況』とは、どういうことなのか まぁ、至極当たり前なことなのですが 再確認という意味で載せておきます 釣り方という点では このA・B間に『スラックを発生させないライン操作』を 常に念頭に置いたドリフトを心掛ける!ということになるのだと思います それともう一つ 魚の感じる違和感とは何なのか? ルースニングの場合、フライよりも先にショットやティペットが流れていることから 魚がフライを咥える前に警戒心を与えてしまうことがあります フライとショット間の長さが短ければ短いほど、先行するショットと干渉する機会も増えると考えられます なので この距離を決める一つの目安として 狙っている『魚の全長』分は離すると良いと思います なぜこんな『違和感』の話をするかというと 少しでも『ストライクが出やすく』なるように ティペットは短く、ショットを重くする 方向で『常に張った状態』を作り出すことばかりに専念していたのですが 何度トライしたことろで 魚がフライを吐き出す速度に太刀打ちすることは やっぱ無理! という結論に到達したのです そして ストラークマーカーにアタリを出させるために導いた結論!! それは 魚に長時間、フライを咥えたままで居てもらうこと 【違和感を感じるまでの時間を稼ぐ】 システム自体が長くなるので 一見、ストライクがとりにくそうな仕掛けに見えるんですけど 結局このバランスで得られたストライクが バレない! ということがわかりました 詳細は『ショットシステム』の記事に掲載済みですので 宜しければ読み返してください こんな感じの試行錯誤の繰り返しなので 書いてあることはコロコロ変わりますけど(笑)何卒ご容赦ください ただつくづく思うのは こういうテストが効率よくできるのも 神流川キャッチ&リリース区間の、豊富(かつ、一筋縄ではいかない)魚影あってこそ! なのだと、つくづく思うのです 一般的な魚影の河川であれば、1シーズン掛けなければ取れないようなデータも ここなら数日の釣りでソレに匹敵‥‥むしろ、それ以上の反応を得ることが出来るのですから この恵まれた環境には感謝したいものです #
by sureyamo
| 2019-04-01 08:39
| tips
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