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2006年 11月 13日

沈黙のルースニング

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利根川の支流である吾妻川の2.5km区間を冬期開放した釣場として今年で(たしか)三年目となる「阪東子持村吾妻川冬期釣場」。
前橋の自宅から、わずが20分の距離であります。

 HPには、釣り人に誇らしげに掲げられた巨大な“にじます”が列挙してWEB上に公開されております。
興味のある方はコチラ

 そんな冬期釣場へ…降りしきる雨の土曜日に初エントリーしてまいりました。
一雨ごとに水温・気温共に下降線の季節ですから、当然釣りの条件としては芳しくはありませんが…そんな事いっても始りません。
気を取り直して行きましょう。

区間は大きく分けて2区間。
お持ち帰り可能なキープ区間とキャッチ&リリース区間に別れております。
今回は魚影を期待してキャッチ&リリース区間に入りました。

 川は減水気味(との事)。河原に立つころには雨も止みます。
ライズに繋がるようなハッチも期待出来そうもないので、ここは当然ニンフの出番。
ショット付きのシステムは久しぶりだったせいか、今日は妙にティペットが絡みます。

 タナを変え、ショットを変えて何度も何度も流れをトレースしてみるのですが、魚からのコンタクトは一向にありません。
事前情報(HPからの)で、流れの中を重点的に攻めているのですけれど…。

業を煮やし「サイトで直談判」を決意。魚影を求めて少し下流へ移動します。
そこでようやくお下品なライズ発見。

その周辺を目を皿にして…やっと見つけた魚は60センチ楽々オーバーの巨鱒でありました。
一見すると川底の岩盤の影にしか見えないのですが、見つけてしまったらコッチのモノでございます。
四方八方から、あの手この手で攻める、攻める、攻める。
胡散臭そうにヒラを打って流芯の向こうに消えてゆくまで10分と掛かりませんでしたけど…。

 その後システムをルースニングに戻し、二番目に妖しそうなポイント(一番目のポイントは先客独占状態でございます。)にフライを流し続けること三時間。
我ながら良くやるなぁ〜と感心するほど…えぇ、そりゃぁ〜今回は頑張りましたよ。
ほとんど意地でござます。

 そんな努力も虚しく、結局は降りだした雨の雨足が再び強まった時点で退散を決意する訳なのですが…今回はそんなに悔しくはありません。ヤルだけヤッたので悔いなどは…まったく。

 現場でお逢いしたフライマンのお話では「昨日は良かったけど、今日は特に悪い」のだとか。(-.-;)
でもまぁ…そんな「良かった」と言い放てる状況ですら、個々の体験が土台になっている以上、あまり参考にはなりませんけどね。

 後日改めてHPを見たら“キャッチ&リリース区間の情報も求む”旨の表記を発見しました。情報が全くないみたい。
本来なら一番魚影が濃くなければならないハズの区間なんですけどね。(-.-;)
道路から川まで決して近いともいえない区間だっただけに推して知るべきだったのでしょうか?。
「日本のNZ」の現実は…ちょっと厳しいようでございます。
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# by sureyamo | 2006-11-13 15:30 | River fishing | Comments(6)
2006年 11月 09日

ダイビングスピナー

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スペントスピナーパターンというのは、相変わらずとても良く釣れるフライパターンのひとつに違いはないのだけれど、マッチ・ザ・ハッチという観点から現場で絶対的な必要性を求められる機会って、意外と少ないと思いませんか?

 渡良瀬川でのスピナーフォールなんて、今迄幾度となく経験してはいるものの、一連の流れの中で起こるライズがスピナーパターンじゃないと釣れなかった…なんて経験は一度もありませんものね。

 とかなんとか…スピナーパターンの必要性に関して、ちょっと懐疑的な事を書いちゃったりしましたが、ストマックを見て初めて「スピナーだけ偏食されていた事に気が付いた!」って事例は、実はゴチャマンとあるのです。
 そのほとんどが、偶然釣れてしまったようなモノばかりなんですけど…ね(-.-;)

 スピナーとなり水面から無事に離脱した個体(♀)でも、産卵・放卵の為には再び水面と接しなければなりません。そんな産卵(Blow)行動に起因するライズを狙う…という概念を定義づけしようとするならば、さしずめ「マッチング・ザ・ブロウ」とでも言ったトコロでしょうか?。

 水生昆虫の羽化は川底から水面、水面から大気中という流れに対し、産卵は全くその逆ルート。
水面に放卵する場合は別として、自ら水中に潜って川底に産みつけるタイプであれば「潜水」「再浮上」というステージを当然追加せねばなりませぬ。
 個人的に数年前から最も注目しているスピナーは、この「再浮上」のステージ。
再浮上といっても、当のスピナーとしては無事に天命を全うし(まさに)「虫の息」状態でありましょうから「絶命寸前の浮游状態」という表現の方が正しいのでありましょう。
 潜水の時は水圧で体にピッタリ張り付き銀膜のベールと化しているスピナーウィングも、魚のお口に入るころには水圧で潰れた棒状のヨレヨレウイング。
水中を流されているうちは、キッチリと成形されたスピナーウィング…なんて言うのは物理的に有り得ません。本物の儚いウィングは水圧の影響をモロに受ける訳ですからね。そんなのに比べたら遥かに強靱?なフィルムを使ったリアルなスペントスピナーパターンなんて沈めたら最後…モロバレでありましょう。
ならば…まだ繊維を束ねただけのウィングの方が数倍リアル
フライはパッと目だけの判断では全て語れないって事の良い例でありましょう。)

恐らくトリガー的には、この辺りのシグナルを上手に具現化すれば良いのでしょうね。

フライは当然水面膜の裏側で、ドリフトはもちろん“デッドドリフト”。
魚のライズフォームを崩させないで綺麗に食わせるには…ピクリともさせてはイケマセン。
(理想ですから…何とでも書いちゃいますよ。) 

いやいや…きっと水面に向う途中でも相当数食われているハズですから、フェザントテールのルースニングなんて言うのもアリでしょうね。

チョット待った!
う〜ん、なんかコレが一番釣れそうな気が…(-.-;)
※ウィングの話と矛盾が生じてきそうな予感。

 一昨年の渡良瀬川足利地区で、ダイビングスピナーの“スーパー産卵”を目撃致しました。
この時、いろいろと興味深い実験(ハッキリ言ってライズが取れなかったものですから…)してみましたので、これはまた後程、別記事として乗せたいと思います。
 また、そこらへんのフライパターンも含めて近日アップいたします。

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“繊維を束ねただけの”パターンで取りあえず〆!
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# by sureyamo | 2006-11-09 20:51 | fly pattern | Comments(4)
2006年 11月 08日

ラビットファーニンフ

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 へヤーズイヤーニンフは、以前の記事でちょっと紹介いたしました。
その時のコメントでご指摘頂いた通り、そこでは兎の耳でも特定部位のへヤーだけ使用したモノでした。
今回は、マスク周辺の柔らかいファーをメインに使った「ラビットファーニンフ」をご紹介いたします。

 ちなみに、ここでいうラビットファーニンフとは「ラビットファー」を使った“ニンフの総称”として大雑把に捉えて下さい。

 ファー自体は細くて長く、スレッドへの絡み具合も良好。毛先が短くて張りのあるへヤーなどをダビングする時など、混ぜ合わせて使うことで「繋ぎ」的な役割も果たしてくれます。

 ちょっと昔の話、家族の寝静まった台所で、夜な夜なジューサーミキサーの中に、こういったファー&へヤーを大量にブチ込んでは隠密ブレンド(消音のためバスタオルで包む事を忘れてはならない)したものでございます。
 今では、既にブレンド済みのラビットファーダビング材の小袋が、各メーカーさんからオリジナルなレシピで販売されておりますので、ここは大人しく購入する事をお勧めいたします。奥方にジューサーミキサーを使われる度にビクつく必要もありませんしね。

ダビング済みのファーでも、余りの種類に迷ってしまって…という方にオススメの商品。

●f.a.i.s  岩井ダブ
●ヘアーライン クリスタルダブ
●キャナルCNF ダビング

 その他にもオススメ出来る商品など探せば幾らでもあるのでしょうが、一度も使っていないモノを評価する事なんて出来ません。あくまで実際に自分が使ってみてオススメ出来るダビング材のみを挙げさせて頂きました。
※ただし岩井ダブの場合、色によってはブレンド具合にムラがある商品がたまに混じるので、購入前に良く確認。束々感があるヤツは避けた方が無難です。
あまりこういう事書いちゃマズいのかなぁ?まぁいいや(笑)

 こういったファーを使ったタイイングで一番の醍醐味といえば、工程最後の「ピッキング」。
自分など、ついつい図に乗って「掻き出し過ぎる」傾向にあって、寸留めのつもりが結局はスレッド引っかけて強制終了しちゃうなんて事…結構あります。
 ピックアウトは、フライを水に馴染みやすくすると同時に、シルエットをボカして曖昧にさせる効果もあります。こうする事でニンフの汎用度の幅が広がると言うものです。
是非とも「寸留め」技を習得し、モサモサ感タップリの妖しいニンフを巻いてみて下さい。

※なんか…ニンフネタが多くて申し訳ありません。
そろそろ水面向います(笑)
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# by sureyamo | 2006-11-08 12:46 | fly pattern | Comments(4)
2006年 11月 06日

連休最後の管理釣場

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三連休の最終日となった11月5日日曜日。
赤城フィッシングフィールド(AFF)に行ってまいりました。

 今日は、ランディングネットで有名なSilkywoodの細川氏、お江戸のゴリ松さん、そして高校生カップルの古川裕太君を引き連れて秋の管釣を堪能しようという魂胆。

 特に今回の主役は、この裕太君。
名字を聞いてピンと来る方は…スルドイ。
そう…かの「ミッジの達人」として伝説の男、故古川雪浩氏のご子息。

 裕太君、お父様が急逝されてから、なかなか釣りに行く機会が無かったと聞きます。
実は今回、そんな彼を見兼ね、改めてフライフィッシングのレッスンを…という、晩年の古川氏を師と仰ぎ、釣行を共にした「ゴリ松」さんならでは、粋な計らいという訳です。

2連休で激シブと化したライズに没頭しつつ午前中は終り、午後一の釣り開始直前。
驚いた事に、レッスンの要望は裕太君の方から直接の依頼でした。
当の本人、ずっ〜とキャスティングに大苦戦。
それでも午前中は、見様見真似で一人(本当は二人だけれど…)寡黙に頑張っていたようなのです。

けなげじぁ〜ないですか!
すぐに人に頼らず、自分で悩んで見る…とても良い傾向。

 でも…釣り自体はソレでも良いのですが、キャスティングに関しては自己流というのは頂けません。変な癖がつく前に、基礎だけはシッカリ抑えておかないと、後で大苦労するのは自分ですので。
 
 小一時間も練習するとループも安定してきます。
ちょっと油断すると、ガクンとリストが開いてしまうのですが…最初のうちはご愛好。
 裕太君自身は、途中に見せたロールキャストに一番感心を示していて((-.-;))かなり気に入った様子。どんな事であれ自分が楽しいと思える部分を見つける事が、まずは継続の秘訣でありましょう。

 実釣のTipsを交えながらのレッスンも少しは役に立ったようで、最後は見事なサクラマスを手中に納めます。裕太君にとって今日の一日が、フライフィッシングの大きな1歩になったのであれば良いのですが。

 さて釣りお話も少々。
文中でも述べた通り、今日のAFF…これが今まで以上の「大苦戦」。
二連休のハイプレッシャーの影響というのは想像を遥かに超えていました。
「プレッシャーの連鎖」なのでしょう、当日もシッカリ放流が行われていたにも関わらず…です。

 終日、ライズの…その殆どが極小のユスリカピューパに対してのイヤらしい波紋ばかり。
おまけにトビきりの透明度ですから、どのような釣りになるかは想像出来るというモノでしょう。
 こんな日、終日を通して唯一安定した効果を発揮したフライは、アベレージサイズ#30以下の「ブユリカ」。

奇しくも、裕太君のお父さんが考案、誌面で公開された有名なオリジナルパターンでございます。

細川氏、ゴリ松さん、途中で合流した渡良瀬足利地区の常連さんもお疲れ様でした。
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# by sureyamo | 2006-11-06 13:46 | River fishing
2006年 11月 04日

ストマックサンプリングのすすめ

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 これは1998〜2002までの、渡良瀬川桐生地区で採捕した渡良瀬ヤマメ・ストマックサンプル群の一部。採取に「ご熱心」だった頃のモノでございます。
この釣りを知らない方には悪趣味に映るかも知れませんね。
 まぁ、お世辞にも気持ちの良いモノでは…ございません。

 こういった事を始めた当時、もっぱら川で水生昆虫を採取して来てはサンプル試作に挑戦したものです。アルコールの種類(&分量)なんぞ間違えて…中身を溶かしてしまったり(黒川虫なんて、真っ先に液状化)と様々な失敗を繰り返しながら、エセ・エントロモジーな世界に一人悦に浸っておりました。

 たしか、生まれて始めてフライで釣った25年前のストマックサンプルなんぞ、今でも実家の何処かに眠っているハズです。

 こうしたサンプルの役割は、フライタイイングの時に本物とのサイズ合わせに使ったり(経年退色してしまうので色見本にはなりません)現場で見落としていた虫がいないか…といった事後確認用として利用するのがメイン。
 今ではデジカメの普及で、画像として簡単に記録する事が出来るので、こんな面倒でマニアックな事をする人も少ないのではありましょう。
 でもいま、こうして見てつくづく思うのですが…やっぱり「ナマ」の持つ迫力というか「しずる感」は、デジタル2D画像データなんぞ、て〜んで比較になりません。
 
 一応簡単な機材と溶剤をお教え致しましょう。

●採取瓶
 シッカリと締められる「ねじ口瓶」
 現場からベストを介して自宅まで持ち帰るので、軽くて割れないプラ製。

●保存用瓶
 キズがつきにくいガラス製の理化学用ねじ口瓶。
 50本で¥5000程度

●保存溶剤
 無水エタノール:9+精製水:1

●ガーゼ
 採取瓶の口にあてがって水だけ排水する時に使用します。

●PFA洗浄瓶
 溶剤の注入に使用

 採取時に関する細かなデータがあると、後々釣りの参考になります。
ちょっとプロっぽい仕様をお望みの方は、鉛筆書きした小さな短冊を同瓶内に入れてしまうというのもアリ。

 過去の事例で、面白そうなサンプルは随時取り上げて行きたいと思いますので…チェックして下さい。
 
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# by sureyamo | 2006-11-04 11:23 | tips | Comments(0)
2006年 11月 02日

ユスリカ

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 日本のマッチ・ザ・ハッチを語る上で、この虫を避けては通れません。
この虫は、カディスと同様に幼虫、蛹、成虫という三つの変態過程を経て産卵に至るのはご存知の通り。
 そんな中でも、最も捕食される確率が高いとされるイマージング過程の「蛹」を表現したフライパターンは特に有名でありましょう。

 ユスリカは、その成長の過程で川底の有機物を栄養源とします。
その時、川底に含まれる栄養塩類と呼ばれる富栄養化の要因となる窒素やリンを同時に体に取込み、その後「羽化」というカタチで川から離脱する事から河川の水質改善に一役かっているそうです。
 またユスリカに限らず、こうした水生昆虫の生息は、全般的に川底の酸素供給などの物理科学的改変を促し、健全な川底の保持の一反を担ってる他、魚達の恰好の蛋白源も兼ねています。
 昨今の河川がフライフィッシングフィールドとして体裁を維持するのに、魚の存在もたしかに大切ではありますが…こうした水生昆虫の事も忘れてはならないでしょう。

 そうした一方で、ユスリカはアレルゲン保持の対象昆虫の一つとも言われています。
ユスリカの吸飲でアレルギー反応を起こした…なんて、以前ニュースでも取り上げられました。
 ダニやノミならつゆしらず、ユスリカアダルト1匹堂々と鼻から吸飲した日には…アレルギー症状が出る前に、ひと騒ぎなのですけれど…ねぇ。

 さて、釣りの話に戻りまして…

 渡良瀬川でも、ユスリカのフライパターンはと〜っても重要。
サイズや色は、その年回りにより若干の変動はあるものの、基本的には他所の川とで大きく変わる部分はありません。
 そんな事から…ともすると「早春のライズは“ユスリカ”で…水面直下だったら“ミッジピューパ”一辺倒」的な釣り方に成り下がりがち。

 激戦区では、いつでもそれが通用する程甘くないようですが。

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# by sureyamo | 2006-11-02 14:24 | insect | Comments(4)
2006年 10月 31日

フェザントテール雑感

ニンフのフライというと‥‥
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水生昆虫を限定させない曖昧なシルエットのパターンが圧倒的に多い中
コカゲロウの幼虫をハッキリ意識したフライパターンの代表格!と言っても良いのが

「フェザントテール」ニンフ


 ハッチ直前の黒いウイングケースを表現するパターンが多いように、羽化を意識したハッチング・ニンフの一つでありましょう


 フェザントテールというマテリアル自体はかなり弱いマテリアルですから、実釣強度を持たせる為の工夫が必至

 自分の場合は、ウィングケースはストレッチフロスを使用し、ソラックスはクリスタルダブ

コイツを掻き出して、いちいちレッグは付けない、と…そんな感じ
これでフライ前頭部は鉄壁のガード


 それに引き替え、高い欠損率を誇る「アブドメン」と「テール」は…オリジナルレシピに忠実なフェザントテール仕様
まぁ、この部位がフェザントテールと呼ばれる所為ではありますので
他のマテリアルで代用表現!って訳にもいきません


 アブドメンはリビングを兼ねた「極細ワイヤーの逆巻き」で、一応補強してあるとは言うものの
先端ギザギザのフォーセップでも使って摘もうモノなら「秒殺必至」

 
 でもですね、コカゲロウの幼虫が持つ“儚さ”をフライで表現しようと思ったら
こういう脆弱なフライの方が、感情移入度も鰻登り…というモノでありましょう?


 この手のニンフは「ノーウェイト」もしくは「ライトウエイト」な仕様が一般的なようですが
最近の自分はフライのシルエットに影響しない範疇で、極細レッドワイヤーを巻けるだけ巻き込みたいです

 別に、沈下速度に何かを期待をしている訳ないのですが
こうした「ちょい重仕様」にする事で、投擲後のティペットは常に張り気味

 ノーウェイト仕様のスカスカ感が…何かこうイマイチ馴染めない自分としては、操作中のハンドリングにダイレクト感が欲しいんですよね


 小型のフックというのは、意図的に沈めようとすると結構難しいモノ

 それこそ、ニンフ専用フックとして、タングステン並の高比重な細軸2Xバーブレスフックあたりが出てきても良さそうなモノですが……
無理でしょうか?


# by sureyamo | 2006-10-31 20:01 | fly pattern | Comments(8)
2006年 10月 30日

管理釣場で過ごす休日

県内の一般河川が禁漁になってから既に一ヶ月以上が経ちました
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今年のオフの週末は、気がつくと管理釣場のほとりに立つ事が多くなっています

せっかく鱒で溢れる池ですから、ただ漠然と釣りをする(だけでも充分良いのですが)のではなく
普段試せない事、ニューアイテムや新作フライのテスト等々…

管理釣場の楽しみ方は色々ありましょう



自分の場合、ここのところ管釣通いのドライフライシーンは
「エルクヘアカディス」のワンメーク

エルクヘアカディスのみ…と言っても、フライそのモノのサイズや色を変えているので
ローテーションだけで何処まで通用するものなのか?

といったトコロを「修行」と称して楽しんでおります


 
ストイックに釣果のみを追求して行く…というのも悪くはないのですが、個体を特定してフライをローテーションして行くと
コレがなかなか勉強になります


魚が回遊して来る中で、瞬時の判断(といってもワンパターン(-.-;))で
迅速にフライ交換していく作業は、実戦の糧にならないハズはありません


週を重ねる毎にドライフライへの手応えは着実に増してきていますが
一日を通して見ると、まだまだ「中だるみ」な状況はあるもので、ここをどう乗り切るのか…

といったトコロは、結局は管理釣場での「永遠のテーマ」でありましょう




自分が通っているのは「赤城フィッシングフィールド

赤城山麓の地下水を揚水したポンド系の管理釣場です

この池の魅力として「水質」の事を語らずにはいられないでしょう

群馬の「管釣銀座」の中でも、水質においては文句無しの「断トツ」

※なんと巨大シジミの生息が確認されております

たしかに、繁茂する水草は馴れないと厄介かもしれませんが
それとてゲーム性の向上に一役も二役も買っている…とう見方をすれば
許せる範疇(だと個人的には思いますが…)

水質の維持とストラクチャー(プレッシャーから逃避)として考えれば
その存在意義は計り知れないモノでありましょう

当然、そんな水で育ったマス達ですから元気でないハズもありません
釣れる魚は、どれも素晴らしい魚体ばかり

主役はレインボーですが、今月からサクラマスがラインナップに加わりました

実はコレ、渡良瀬本流ヤマメも真っ青の
尖ったヒレが目茶苦茶カッコイイ(30〜40センチクラス)魚体揃いなのであります

これだけでも一見の価値…いや、一釣の価値ありと見ました

※写真は岩魚ですので、あしからず

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# by sureyamo | 2006-10-30 11:36 | River fishing | Comments(2)
2006年 10月 27日

The わかさぎ

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 来月発売予定のDVD“The わかさぎ”のご案内です。

 本編はワカサギ釣りの達人達にスポットを当てながら、新釣法の公開、水中カメラ映像と盛り沢山の内容となっております。
 イキナリ…何故わかさぎのDVD の宣伝をするのか?と申しますと、実は今回のパッケージデザインをやらさせて頂いたからでございます(笑)
 こうしたDVDのパッケージデザインを担当させて頂くのは、佐藤成史さんの「渓流のサイトフィッシング」・里見栄正さんの「LOOP MAGIC」に続き第三作目。
特に今回はエンドロールに名前が登場してしまう…という大変な名誉?(というか恥ずかしい…)を頂き、誠に恐縮しかりであります。

 おりしも、前橋市は「赤城大沼」と「榛名湖」という有名な氷上釣場に挟まれており、ワカサギ釣りにこれほど恵まれた土地柄というのも、そうはないでしょう。
 そんな場所に住みながらも「ワカサギ釣り」の経験は全くないのですが…

追記

Fly Fishing Baton 2
…というモノが回ってまいりましたので、いくつかの質問に答えたいと思います。

Q1.今シーズンの思い出深い釣行は?

●釣りで県外に出ることが殆ど無い自分でありますが、今年は二度程遠征を致しました。
 桂川(自分にとっては充分遠征であります。)釣行とイベントで訪れた石徹白…といったコトロでしょうか。

Q2.最近のお気に入りの道具は?

●ダイワ アルトモア バーサタイル10ft10in #3〜4
●渡良瀬専用モデルのテストロッド 8ft10in #3
 あえて挙げるのであれば、この2本。

Q3.自分をひとことで言うなら、どんな人?

●自分ではうまく表現できません。(笑)
 ご想像にお任せ致しますが、おそらく…相当イメージは裏切られると思います。(笑)

Q4.これから先、行ってみたい場所、釣ってみたい魚種は?

●お江戸でシーバス(駄目?)

Q5.一人でも複数でもイイので、Batonを渡すブロガーを紹介してください。

●大変申し訳無いのですが、僕のトコロで中断させて頂きたいと思います。
Fly Fishing Baton 2をスターターされた方、自分にリンクして下さった方には大変申し訳ございませんが…ご勘弁して下さいませ。
ちょっと苦手なもので…

# by sureyamo | 2006-10-27 17:28 | works | Comments(2)
2006年 10月 26日

ブラッシー

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実にシンプルでありますが、これもまた良く釣れるフライです
これほど個人差が出にくいフライ…というのも珍しいのではないでしょうか。

構成はご覧の通り
アブドメンのカパーワイヤーとソラックスのピーコックのみですから、
誰が巻いても同じ体裁になりましょう

 あえて「人」との差別化をはかりたいというのなら
「フック形状」
を変えてみるとか「ピーコックとカパーの対比を変えてみる」位しか思いつきませんが

それだけでもフライの印象はだいぶ変わります

でも…ですね
そんな事より、このフライは「サイズ」のバリエーションを増やす事の方が遥かに実践的というモノです
#24位まではイッちゃって下さい(笑)


タイイングTips

アブドメンのワイヤーはスレッドで留めず、フックにエポキシなどの
樹脂系接着剤を一塗りした上にダイレクトで巻き上げます

 フックはファイト中に変形を繰り返しますから、衝撃に弱い瞬間接着剤は基本的に使いません

 最近の瞬間接着剤では、様々な性質のモノが出回ってますので(ここで述べているのは、あくまで一般的な瞬間接着剤です。)
色々と探して試してみると良いと思います

写真はDAIICHIのニンフフック

(York Bend Straight-Eye 3X-Long Forged Bronzed)#16仕様
当り前の事ですが、バーブはチキンと潰して使ってます

是非ともご参考下さい(笑)


# by sureyamo | 2006-10-26 12:46 | fly pattern | Comments(0)