2006年 10月 23日

桐生市民講座

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朝からどんよりとした曇り空からスタートした日曜日。
今日は、桐生川に架かる中里橋の河川敷で行われる「桐生市民フライキャスティング教室」のお手伝いに行って参りました。

 このイベントは、桐生市主催のもと「渡良瀬ネイチャリングアクト」という地元フライフィッシング愛好家で構成される市民団体が主体で行われるイベントで、今回は4回目の開催。
このイベントのために「TIEMCO」さんから事前にお借りした16セットのフライタックルではありましたが、参加者は27名を越える盛況ぶりで全く道具が足りません。
自前の道具を持込まれた会員の方には、ホント頭が下る思いでございます。
 
 本日お集まりの生徒さん達。その9割は十代にも満たない「お子様」達でありました。
 「お子様」…とは言いましても、将来のフライフィッシング界を支える(やもしれぬ)「金の卵達」ですから、我々の責任はかなり重大でありましょう。
渾沌とした状況の中で始った教室でしたが、ネイチャリングアクトの会員さん達は流石に手慣れたもので、ただでさえ収集のつかない大勢のお子様達を見事にまとめてゆきます。
 僭越ながら、自分も少年二名と成人女性1名の即席講師を勤めさせていただきました。
個人的には、このような機会はチョクチョクと経験しておりましたし、相手は物覚えの早いお子様相手ですから、正直な話、全く気負いもなかった訳なのですが……なかなかどうして、相手の少年は言うことを理解してくれません。
人に教える難しさを改めて思い知る結果となりました。
まだまだ精進が足らないようです。
 
色とりどりのカラフルなフライラインが、秋の河川敷に様々な形状(笑)で飛び交います。
そんな光景のなか、時折大人も「ギョッ!」とするようなループを作るキッズ共もちらほら…と。
貴兄殿、ウカウカしては居れませんですよ…ハイ。

そんなこんなで小一時間程のキャスティングレッスンは終了いたします。
残りの数時間は、隣を流れる桐生川でウグイとオイカワを狙った実釣へと移行。
折しもの黄昏時と相まってライズリングは増えて行きます。
しかしながら、生粋の天然魚相手ですので、そうそう簡単に釣れる相手でもありません。
そんな情景を土手の上から笑ましく眺めているのですが…
どうしてどうして。
釣り上げてしまう強者は必ず居るものです。

秋の日はつるべ落とし。
川面を撫でる風は日暮れと共に冷たさを増します。
終了の号令がかかっても、なかなか川から離れようとしない小さな影。
川面に浮かぶ小さなシルエットに、幼少の頃の自分の姿をダブらずにはいられませんでした。

柄にもなく、そんな「おセンチ」な気持ちに浸ってしまうのも「秋」のなせる技なのでありましょうね。

今回のイベント関係者の皆様、お疲れ様でした。
このようなイベントは今後も精力的に続けて行って頂きたいものです。
僕達もこういった活動は、ずっと応援していきたいと思います。
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# by sureyamo | 2006-10-23 11:50 | event | Comments(6)
2006年 10月 20日

ウィップフィ二ッシャー

ご存知、フライタイイングの一番最後に使うツールであります
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人によっては、指でスレッドを巻いて締めてしまう「テクニシャン」な方も稀にいらっしゃいますが
一般的にはフィ二ッシャーを使うが普通とされております

「ハーフフィッチャ」を使ったフィニッシュワークは、とても手軽でありますから
恐らくは最も多くのフライフィッシャーマンに支持されているとは思います

 そんな風に話を振っておきながら、今回は(サラリと)ウィップフィ二ッシャーに注目いたします


 初心者向けの廉価版フライタイイングスターターセットには、この(写真)タイプのウィップフィ二ッシャーが付属するのは(今も昔も)“お約束”であるようです
しかしながら、セットには同業者である「ハーフフィッチャ」まで同梱されておる始末
これをどう解釈しろというのか問い詰めたい衝動に駆られたりもしますが
とりあえずは思慮の深さ…という前向きな解釈で勘弁しましょう(どうせ安いんだし)


 今では様々なタイプの「ウィップフィ二ッシャー」が店頭に並んでおりますが、基本的にはどれも一緒
どれを選んでも間違いはございません
自分の使い勝手が良いものがベストツールと成り得ましょう

 で、自分が使う「ウィップフィ二ッシャー」ですが…この写真のコレ
先ほど噂の「サンライズ」のアレであります


今まで「ウィップフィ二ッシャー」なるものは色々と使って見たものの、やはり一番使い勝手が良いと思えるのは…
やはり最後はこのタイプだと思えるのです(散々言っておきながら…)

 このウィップフィ二ッシャーの最大の特徴は、先端の逆カーブ部分に全てが集約されております

この部分にアイの付根をあてがって、そこを軸にシャンクを指でクルクルッと回転させれば…あっという間に仕事は終ります
肝心の「ここ」を浮かせてながらのフィニッシュワークは、このフィニッシャーでは邪道(…と、勝手に思ってます。)

さて、このタイプのフィニッシャーを選ぶときは…
※比較対照があるならば

●先端のニードルが鋭く尖っている事

●最初に引っかけるバネのテンションロッドは径が細いモノ

を選ぶと良いと思います


いずれも「スレッドを抜き去る」工程に求める操作感に密接に関係しております
器用な方はその部分を研磨してあげると、その使い勝手は格段に上がる事でしょう


コレを考えた方は天才だと思います
…ですがせめて、説明書だけは添付していただきたいと切に願って止みません



さて明後日の日曜日
桐生市民講座「フライキャスティング教室」が桐生川の河川敷で開催されます
これは渡良瀬ネイチャリングアクトが桐生市に委託されて行われる恒例のイベントで、噂では今回、かなりの参加が見込まれるそうです

当然自分もお手伝い要員として強制招集が掛かった次第でございます

次回はそんなイベントのご報告など予定しております


では皆様、よい週末を!


# by sureyamo | 2006-10-20 20:48 | fly tying | Comments(6)
2006年 10月 19日

最強のフライシリーズ1

記念すべき初エントリーは、時期的にお約束の「タイイング」ネタで行っちゃおーかと思います
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 さてさて、数あるフライパターンの中でも
簡単に巻ける癖に恐ろしく釣れてしまうフライ(パターン)というのは昔から顕在

そんなフライパターンの1本として今回は

「へヤーズイヤー」

ニンフです



最強のフライシリーズ(←突如のヒラメキでこんなシリーズを作ってしまいましたが…多分後で後悔する事になりそうです。)を語るエントリーで
初弾を飾るには真に相応しいモノではないかと…


へヤーズイヤーニンフとは、フライ構成の核となるマテリアル「へヤーズイヤー」から由来しております

そもそもへヤーズイヤーの含有量が●●%以上でなければ、フライ名に謳ってはならない…などといふ規格というのはございませんから
巷にあふれる「へヤーズイヤー」ニンフは、実に十人十色のパターンが混在しております


さて…そんなこんなで、どさくさに紛れて自分の「へヤーズイヤー」のお披露目

写真がソレに当ります
サイズはズバリ#18

結構小さいです


 このフライもフックとスレッド(レッドワイヤーもね♪)以外では全長1.5cm程度のカパーワイヤーのみがリブで巻かれているだけで
残りはへヤーズイヤーという…真に純度97%以上の
どこに出しても文句の言われようのない?正真正銘へヤーズイヤーニンフであります


 基本的には、遡ること十★年前…かの島崎先生から直伝の「コメットニンフ」(正式には「ファジーコメット」)がベースとなっておりますが
そこから自分のルースニングで数年掛けてモデファイトし、現在に至っております

故にオリジナルのコメットニンフとは若干仕様が変わっておりますので、あえてその名称は使わず単なる「へヤーズイヤーニンフ」で通しております


自分の釣りの場合、ここだけの話(←まだね)ルースニングの斥候隊としての出番はコイツが全て担います

それだけの信頼をおいているフライと言えます
決定打が絞り込めない場合など、コレ1本で終日を通して使い続ける事も良くあるくらい

でもですね

こればかりフライボックスに並べてある光景というのも微妙に悲しい光景でも有りますので、それだけは止めましょう

余談ではありますが、このフライに限らず「勝負フライ」というのはフライボックス内で主張させてはいけません
それこそフライボックスの片隅に人目を避けるように埋もれさせておく…
というのが「通」


このようにシンプルなフライは、何も考えずに(何か考え事しながら…でも同じ)巻きますと、何とも味気のない「ホコリの塊」の様になってしまいがち

得てしてこんな釣りを永く続けておりますと「ホコリの塊」とか「ゴミ」のようなモノの方が
実は何かと融通が効くぅ〜っ…てな「哀しい真実」を知っちゃったりするものですが…ソコで流されてはいけません
擬似餌としての効果を維持させながら
あくまで「フライ」らしいタイイングを目指していきたいものです


あっけないフライではございますが、使用するフックやら、シャンクに仕込むレッドワイヤーの量
使うへヤーズイヤーの質云々…と、一応自分なりの「黄金比」はございます

でもまぁ…そういうお堅いお話は、また次の機会という事にしておきますか



# by sureyamo | 2006-10-19 14:11 | fly pattern | Comments(16)
2006年 10月 18日

よろしくお願いいたします

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県内の一般河川が禁漁になり、はや一ヶ月が過ぎようとしております

フライフィッシング愛好家の皆さんは、どんな余暇をお過ごしのことでしょう


さて兼ねてから計画中だったブログを…この度、遂に起ち上げる事となりました

天性の無文才が遺憾なく露呈されると思われます…このブログ
読みにくい、理解しがたい表現多々あるとは思いますが、皆様の寛大な器で支えてあげて下さいまし


ちなみに、当ブログ名であります「down & a cross 」といふ名前
実は5年前、秘密裏に(はぁ?)制作された私的HPからの引用なのです



当時、気合いを入れて作り込み過ぎたせいで、デザインの妥協点を見出せないスパイラルに陥り…
いつしかネタの消費期限切れでお蔵入りとなってしまったという幻のHP
そこに埋もれた小ネタでも、痛みの少ないモノを少しづつ絞り出しながら…細々と続けて行こうと思います


 シーズン中のリアルタイムな渡良瀬釣行記を違った切り口で紹介する事
これが本ブログの本意です

肝心のシーズンインまでに、一体どんな事になっているのやら、当の本人にも全く予想はつきませんけれど

今後とも、よろしくお願いいたします


# by sureyamo | 2006-10-18 17:07 | River fishing | Comments(11)