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2006年 11月 04日

ストマックサンプリングのすすめ

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 これは1998〜2002までの、渡良瀬川桐生地区で採捕した渡良瀬ヤマメ・ストマックサンプル群の一部。採取に「ご熱心」だった頃のモノでございます。
この釣りを知らない方には悪趣味に映るかも知れませんね。
 まぁ、お世辞にも気持ちの良いモノでは…ございません。

 こういった事を始めた当時、もっぱら川で水生昆虫を採取して来てはサンプル試作に挑戦したものです。アルコールの種類(&分量)なんぞ間違えて…中身を溶かしてしまったり(黒川虫なんて、真っ先に液状化)と様々な失敗を繰り返しながら、エセ・エントロモジーな世界に一人悦に浸っておりました。

 たしか、生まれて始めてフライで釣った25年前のストマックサンプルなんぞ、今でも実家の何処かに眠っているハズです。

 こうしたサンプルの役割は、フライタイイングの時に本物とのサイズ合わせに使ったり(経年退色してしまうので色見本にはなりません)現場で見落としていた虫がいないか…といった事後確認用として利用するのがメイン。
 今ではデジカメの普及で、画像として簡単に記録する事が出来るので、こんな面倒でマニアックな事をする人も少ないのではありましょう。
 でもいま、こうして見てつくづく思うのですが…やっぱり「ナマ」の持つ迫力というか「しずる感」は、デジタル2D画像データなんぞ、て〜んで比較になりません。
 
 一応簡単な機材と溶剤をお教え致しましょう。

●採取瓶
 シッカリと締められる「ねじ口瓶」
 現場からベストを介して自宅まで持ち帰るので、軽くて割れないプラ製。

●保存用瓶
 キズがつきにくいガラス製の理化学用ねじ口瓶。
 50本で¥5000程度

●保存溶剤
 無水エタノール:9+精製水:1

●ガーゼ
 採取瓶の口にあてがって水だけ排水する時に使用します。

●PFA洗浄瓶
 溶剤の注入に使用

 採取時に関する細かなデータがあると、後々釣りの参考になります。
ちょっとプロっぽい仕様をお望みの方は、鉛筆書きした小さな短冊を同瓶内に入れてしまうというのもアリ。

 過去の事例で、面白そうなサンプルは随時取り上げて行きたいと思いますので…チェックして下さい。
 
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# by sureyamo | 2006-11-04 11:23 | tips | Comments(0)
2006年 11月 02日

ユスリカ

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 日本のマッチ・ザ・ハッチを語る上で、この虫を避けては通れません。
この虫は、カディスと同様に幼虫、蛹、成虫という三つの変態過程を経て産卵に至るのはご存知の通り。
 そんな中でも、最も捕食される確率が高いとされるイマージング過程の「蛹」を表現したフライパターンは特に有名でありましょう。

 ユスリカは、その成長の過程で川底の有機物を栄養源とします。
その時、川底に含まれる栄養塩類と呼ばれる富栄養化の要因となる窒素やリンを同時に体に取込み、その後「羽化」というカタチで川から離脱する事から河川の水質改善に一役かっているそうです。
 またユスリカに限らず、こうした水生昆虫の生息は、全般的に川底の酸素供給などの物理科学的改変を促し、健全な川底の保持の一反を担ってる他、魚達の恰好の蛋白源も兼ねています。
 昨今の河川がフライフィッシングフィールドとして体裁を維持するのに、魚の存在もたしかに大切ではありますが…こうした水生昆虫の事も忘れてはならないでしょう。

 そうした一方で、ユスリカはアレルゲン保持の対象昆虫の一つとも言われています。
ユスリカの吸飲でアレルギー反応を起こした…なんて、以前ニュースでも取り上げられました。
 ダニやノミならつゆしらず、ユスリカアダルト1匹堂々と鼻から吸飲した日には…アレルギー症状が出る前に、ひと騒ぎなのですけれど…ねぇ。

 さて、釣りの話に戻りまして…

 渡良瀬川でも、ユスリカのフライパターンはと〜っても重要。
サイズや色は、その年回りにより若干の変動はあるものの、基本的には他所の川とで大きく変わる部分はありません。
 そんな事から…ともすると「早春のライズは“ユスリカ”で…水面直下だったら“ミッジピューパ”一辺倒」的な釣り方に成り下がりがち。

 激戦区では、いつでもそれが通用する程甘くないようですが。

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# by sureyamo | 2006-11-02 14:24 | insect | Comments(4)
2006年 10月 31日

フェザントテール雑感

ニンフのフライというと‥‥
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水生昆虫を限定させない曖昧なシルエットのパターンが圧倒的に多い中
コカゲロウの幼虫をハッキリ意識したフライパターンの代表格!と言っても良いのが

「フェザントテール」ニンフ


 ハッチ直前の黒いウイングケースを表現するパターンが多いように、羽化を意識したハッチング・ニンフの一つでありましょう


 フェザントテールというマテリアル自体はかなり弱いマテリアルですから、実釣強度を持たせる為の工夫が必至

 自分の場合は、ウィングケースはストレッチフロスを使用し、ソラックスはクリスタルダブ

コイツを掻き出して、いちいちレッグは付けない、と…そんな感じ
これでフライ前頭部は鉄壁のガード


 それに引き替え、高い欠損率を誇る「アブドメン」と「テール」は…オリジナルレシピに忠実なフェザントテール仕様
まぁ、この部位がフェザントテールと呼ばれる所為ではありますので
他のマテリアルで代用表現!って訳にもいきません


 アブドメンはリビングを兼ねた「極細ワイヤーの逆巻き」で、一応補強してあるとは言うものの
先端ギザギザのフォーセップでも使って摘もうモノなら「秒殺必至」

 
 でもですね、コカゲロウの幼虫が持つ“儚さ”をフライで表現しようと思ったら
こういう脆弱なフライの方が、感情移入度も鰻登り…というモノでありましょう?


 この手のニンフは「ノーウェイト」もしくは「ライトウエイト」な仕様が一般的なようですが
最近の自分はフライのシルエットに影響しない範疇で、極細レッドワイヤーを巻けるだけ巻き込みたいです

 別に、沈下速度に何かを期待をしている訳ないのですが
こうした「ちょい重仕様」にする事で、投擲後のティペットは常に張り気味

 ノーウェイト仕様のスカスカ感が…何かこうイマイチ馴染めない自分としては、操作中のハンドリングにダイレクト感が欲しいんですよね


 小型のフックというのは、意図的に沈めようとすると結構難しいモノ

 それこそ、ニンフ専用フックとして、タングステン並の高比重な細軸2Xバーブレスフックあたりが出てきても良さそうなモノですが……
無理でしょうか?


# by sureyamo | 2006-10-31 20:01 | fly pattern | Comments(8)
2006年 10月 30日

管理釣場で過ごす休日

県内の一般河川が禁漁になってから既に一ヶ月以上が経ちました
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今年のオフの週末は、気がつくと管理釣場のほとりに立つ事が多くなっています

せっかく鱒で溢れる池ですから、ただ漠然と釣りをする(だけでも充分良いのですが)のではなく
普段試せない事、ニューアイテムや新作フライのテスト等々…

管理釣場の楽しみ方は色々ありましょう



自分の場合、ここのところ管釣通いのドライフライシーンは
「エルクヘアカディス」のワンメーク

エルクヘアカディスのみ…と言っても、フライそのモノのサイズや色を変えているので
ローテーションだけで何処まで通用するものなのか?

といったトコロを「修行」と称して楽しんでおります


 
ストイックに釣果のみを追求して行く…というのも悪くはないのですが、個体を特定してフライをローテーションして行くと
コレがなかなか勉強になります


魚が回遊して来る中で、瞬時の判断(といってもワンパターン(-.-;))で
迅速にフライ交換していく作業は、実戦の糧にならないハズはありません


週を重ねる毎にドライフライへの手応えは着実に増してきていますが
一日を通して見ると、まだまだ「中だるみ」な状況はあるもので、ここをどう乗り切るのか…

といったトコロは、結局は管理釣場での「永遠のテーマ」でありましょう




自分が通っているのは「赤城フィッシングフィールド

赤城山麓の地下水を揚水したポンド系の管理釣場です

この池の魅力として「水質」の事を語らずにはいられないでしょう

群馬の「管釣銀座」の中でも、水質においては文句無しの「断トツ」

※なんと巨大シジミの生息が確認されております

たしかに、繁茂する水草は馴れないと厄介かもしれませんが
それとてゲーム性の向上に一役も二役も買っている…とう見方をすれば
許せる範疇(だと個人的には思いますが…)

水質の維持とストラクチャー(プレッシャーから逃避)として考えれば
その存在意義は計り知れないモノでありましょう

当然、そんな水で育ったマス達ですから元気でないハズもありません
釣れる魚は、どれも素晴らしい魚体ばかり

主役はレインボーですが、今月からサクラマスがラインナップに加わりました

実はコレ、渡良瀬本流ヤマメも真っ青の
尖ったヒレが目茶苦茶カッコイイ(30〜40センチクラス)魚体揃いなのであります

これだけでも一見の価値…いや、一釣の価値ありと見ました

※写真は岩魚ですので、あしからず

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# by sureyamo | 2006-10-30 11:36 | River fishing | Comments(2)
2006年 10月 27日

The わかさぎ

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 来月発売予定のDVD“The わかさぎ”のご案内です。

 本編はワカサギ釣りの達人達にスポットを当てながら、新釣法の公開、水中カメラ映像と盛り沢山の内容となっております。
 イキナリ…何故わかさぎのDVD の宣伝をするのか?と申しますと、実は今回のパッケージデザインをやらさせて頂いたからでございます(笑)
 こうしたDVDのパッケージデザインを担当させて頂くのは、佐藤成史さんの「渓流のサイトフィッシング」・里見栄正さんの「LOOP MAGIC」に続き第三作目。
特に今回はエンドロールに名前が登場してしまう…という大変な名誉?(というか恥ずかしい…)を頂き、誠に恐縮しかりであります。

 おりしも、前橋市は「赤城大沼」と「榛名湖」という有名な氷上釣場に挟まれており、ワカサギ釣りにこれほど恵まれた土地柄というのも、そうはないでしょう。
 そんな場所に住みながらも「ワカサギ釣り」の経験は全くないのですが…

追記

Fly Fishing Baton 2
…というモノが回ってまいりましたので、いくつかの質問に答えたいと思います。

Q1.今シーズンの思い出深い釣行は?

●釣りで県外に出ることが殆ど無い自分でありますが、今年は二度程遠征を致しました。
 桂川(自分にとっては充分遠征であります。)釣行とイベントで訪れた石徹白…といったコトロでしょうか。

Q2.最近のお気に入りの道具は?

●ダイワ アルトモア バーサタイル10ft10in #3〜4
●渡良瀬専用モデルのテストロッド 8ft10in #3
 あえて挙げるのであれば、この2本。

Q3.自分をひとことで言うなら、どんな人?

●自分ではうまく表現できません。(笑)
 ご想像にお任せ致しますが、おそらく…相当イメージは裏切られると思います。(笑)

Q4.これから先、行ってみたい場所、釣ってみたい魚種は?

●お江戸でシーバス(駄目?)

Q5.一人でも複数でもイイので、Batonを渡すブロガーを紹介してください。

●大変申し訳無いのですが、僕のトコロで中断させて頂きたいと思います。
Fly Fishing Baton 2をスターターされた方、自分にリンクして下さった方には大変申し訳ございませんが…ご勘弁して下さいませ。
ちょっと苦手なもので…

# by sureyamo | 2006-10-27 17:28 | works | Comments(2)
2006年 10月 26日

ブラッシー

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実にシンプルでありますが、これもまた良く釣れるフライです
これほど個人差が出にくいフライ…というのも珍しいのではないでしょうか。

構成はご覧の通り
アブドメンのカパーワイヤーとソラックスのピーコックのみですから、
誰が巻いても同じ体裁になりましょう

 あえて「人」との差別化をはかりたいというのなら
「フック形状」
を変えてみるとか「ピーコックとカパーの対比を変えてみる」位しか思いつきませんが

それだけでもフライの印象はだいぶ変わります

でも…ですね
そんな事より、このフライは「サイズ」のバリエーションを増やす事の方が遥かに実践的というモノです
#24位まではイッちゃって下さい(笑)


タイイングTips

アブドメンのワイヤーはスレッドで留めず、フックにエポキシなどの
樹脂系接着剤を一塗りした上にダイレクトで巻き上げます

 フックはファイト中に変形を繰り返しますから、衝撃に弱い瞬間接着剤は基本的に使いません

 最近の瞬間接着剤では、様々な性質のモノが出回ってますので(ここで述べているのは、あくまで一般的な瞬間接着剤です。)
色々と探して試してみると良いと思います

写真はDAIICHIのニンフフック

(York Bend Straight-Eye 3X-Long Forged Bronzed)#16仕様
当り前の事ですが、バーブはチキンと潰して使ってます

是非ともご参考下さい(笑)


# by sureyamo | 2006-10-26 12:46 | fly pattern | Comments(0)
2006年 10月 25日

ヤーンマーカー

フライを浮かせるための溶剤で、最近注目のアイテムに
「前処理系の強力撥水剤」
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というのがあります

こういう類いのフロート剤がショップの店頭に並ぶようになってから
(たしか)5〜6年は経っているハズです

その先駆け的な商品の一つに“ウォーターシェッド”という商品がございます

フライに滴下した後、24時間の自然乾燥を強いられますが
当時は随分とお世話になったモノです

最近ではフライごとドブ漬けする「プレディップ」系が主流で
既に数社から発売されております。


ここではSTARK社から発売されております「ハウスディップ5&5」をご紹介いたしましょう


ネーミングの「5&5」とは5分ドブ漬け&5分乾燥の意
自分を含め、せっかちな方には「ピッタリ」なアイテムですね

※ちなみに、パッケージは僕がデザインしました(笑)


これなら現場に出てからの、ちょっとしたライズ待ちの最中でも処理できるというモノでもありましょう

このような強力な溶剤の出現によって恩恵を受けるのは
何もフライだけではございません。

そこで…やっと本題

強力な撥水剤によって、今までマーカーの素材とはなりえなかった

「親水性のマテリアル」が使えるようになった…という事

さぁ、そこまで言えば察しの良い方は直に思い浮かべるでしょう

アレです

エッグヤーン

コイツを撥水加工させますと、あのカラフルな「チャートリュース」や「オレゴンチーズ」が
高感度で誠に使い勝手の良いヤーンマーカーに変貌してしまうのです

一袋分のエッグヤーンを全て使い切ってしまう「管釣キング」は別として
お手元に眠っているエッグヤーンなど多少なりともありましょうから、是非お試し下さい

今まで色々なマーカーを試してきましたが、なんだか一番調子いい感じです

※掲載写真は「マイクロエッグヤーン」という商品をディップ処理(2度処理)

こちら、1mでお値段…なんと¥100
フックの空ケースにパンチ穴を開ければ完成であります



# by sureyamo | 2006-10-25 13:04 | tips | Comments(11)
2006年 10月 23日

桐生市民講座

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朝からどんよりとした曇り空からスタートした日曜日。
今日は、桐生川に架かる中里橋の河川敷で行われる「桐生市民フライキャスティング教室」のお手伝いに行って参りました。

 このイベントは、桐生市主催のもと「渡良瀬ネイチャリングアクト」という地元フライフィッシング愛好家で構成される市民団体が主体で行われるイベントで、今回は4回目の開催。
このイベントのために「TIEMCO」さんから事前にお借りした16セットのフライタックルではありましたが、参加者は27名を越える盛況ぶりで全く道具が足りません。
自前の道具を持込まれた会員の方には、ホント頭が下る思いでございます。
 
 本日お集まりの生徒さん達。その9割は十代にも満たない「お子様」達でありました。
 「お子様」…とは言いましても、将来のフライフィッシング界を支える(やもしれぬ)「金の卵達」ですから、我々の責任はかなり重大でありましょう。
渾沌とした状況の中で始った教室でしたが、ネイチャリングアクトの会員さん達は流石に手慣れたもので、ただでさえ収集のつかない大勢のお子様達を見事にまとめてゆきます。
 僭越ながら、自分も少年二名と成人女性1名の即席講師を勤めさせていただきました。
個人的には、このような機会はチョクチョクと経験しておりましたし、相手は物覚えの早いお子様相手ですから、正直な話、全く気負いもなかった訳なのですが……なかなかどうして、相手の少年は言うことを理解してくれません。
人に教える難しさを改めて思い知る結果となりました。
まだまだ精進が足らないようです。
 
色とりどりのカラフルなフライラインが、秋の河川敷に様々な形状(笑)で飛び交います。
そんな光景のなか、時折大人も「ギョッ!」とするようなループを作るキッズ共もちらほら…と。
貴兄殿、ウカウカしては居れませんですよ…ハイ。

そんなこんなで小一時間程のキャスティングレッスンは終了いたします。
残りの数時間は、隣を流れる桐生川でウグイとオイカワを狙った実釣へと移行。
折しもの黄昏時と相まってライズリングは増えて行きます。
しかしながら、生粋の天然魚相手ですので、そうそう簡単に釣れる相手でもありません。
そんな情景を土手の上から笑ましく眺めているのですが…
どうしてどうして。
釣り上げてしまう強者は必ず居るものです。

秋の日はつるべ落とし。
川面を撫でる風は日暮れと共に冷たさを増します。
終了の号令がかかっても、なかなか川から離れようとしない小さな影。
川面に浮かぶ小さなシルエットに、幼少の頃の自分の姿をダブらずにはいられませんでした。

柄にもなく、そんな「おセンチ」な気持ちに浸ってしまうのも「秋」のなせる技なのでありましょうね。

今回のイベント関係者の皆様、お疲れ様でした。
このようなイベントは今後も精力的に続けて行って頂きたいものです。
僕達もこういった活動は、ずっと応援していきたいと思います。
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# by sureyamo | 2006-10-23 11:50 | event | Comments(6)
2006年 10月 20日

ウィップフィ二ッシャー

ご存知、フライタイイングの一番最後に使うツールであります
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人によっては、指でスレッドを巻いて締めてしまう「テクニシャン」な方も稀にいらっしゃいますが
一般的にはフィ二ッシャーを使うが普通とされております

「ハーフフィッチャ」を使ったフィニッシュワークは、とても手軽でありますから
恐らくは最も多くのフライフィッシャーマンに支持されているとは思います

 そんな風に話を振っておきながら、今回は(サラリと)ウィップフィ二ッシャーに注目いたします


 初心者向けの廉価版フライタイイングスターターセットには、この(写真)タイプのウィップフィ二ッシャーが付属するのは(今も昔も)“お約束”であるようです
しかしながら、セットには同業者である「ハーフフィッチャ」まで同梱されておる始末
これをどう解釈しろというのか問い詰めたい衝動に駆られたりもしますが
とりあえずは思慮の深さ…という前向きな解釈で勘弁しましょう(どうせ安いんだし)


 今では様々なタイプの「ウィップフィ二ッシャー」が店頭に並んでおりますが、基本的にはどれも一緒
どれを選んでも間違いはございません
自分の使い勝手が良いものがベストツールと成り得ましょう

 で、自分が使う「ウィップフィ二ッシャー」ですが…この写真のコレ
先ほど噂の「サンライズ」のアレであります


今まで「ウィップフィ二ッシャー」なるものは色々と使って見たものの、やはり一番使い勝手が良いと思えるのは…
やはり最後はこのタイプだと思えるのです(散々言っておきながら…)

 このウィップフィ二ッシャーの最大の特徴は、先端の逆カーブ部分に全てが集約されております

この部分にアイの付根をあてがって、そこを軸にシャンクを指でクルクルッと回転させれば…あっという間に仕事は終ります
肝心の「ここ」を浮かせてながらのフィニッシュワークは、このフィニッシャーでは邪道(…と、勝手に思ってます。)

さて、このタイプのフィニッシャーを選ぶときは…
※比較対照があるならば

●先端のニードルが鋭く尖っている事

●最初に引っかけるバネのテンションロッドは径が細いモノ

を選ぶと良いと思います


いずれも「スレッドを抜き去る」工程に求める操作感に密接に関係しております
器用な方はその部分を研磨してあげると、その使い勝手は格段に上がる事でしょう


コレを考えた方は天才だと思います
…ですがせめて、説明書だけは添付していただきたいと切に願って止みません



さて明後日の日曜日
桐生市民講座「フライキャスティング教室」が桐生川の河川敷で開催されます
これは渡良瀬ネイチャリングアクトが桐生市に委託されて行われる恒例のイベントで、噂では今回、かなりの参加が見込まれるそうです

当然自分もお手伝い要員として強制招集が掛かった次第でございます

次回はそんなイベントのご報告など予定しております


では皆様、よい週末を!


# by sureyamo | 2006-10-20 20:48 | fly tying | Comments(6)
2006年 10月 19日

最強のフライシリーズ1

記念すべき初エントリーは、時期的にお約束の「タイイング」ネタで行っちゃおーかと思います
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 さてさて、数あるフライパターンの中でも
簡単に巻ける癖に恐ろしく釣れてしまうフライ(パターン)というのは昔から顕在

そんなフライパターンの1本として今回は

「へヤーズイヤー」

ニンフです



最強のフライシリーズ(←突如のヒラメキでこんなシリーズを作ってしまいましたが…多分後で後悔する事になりそうです。)を語るエントリーで
初弾を飾るには真に相応しいモノではないかと…


へヤーズイヤーニンフとは、フライ構成の核となるマテリアル「へヤーズイヤー」から由来しております

そもそもへヤーズイヤーの含有量が●●%以上でなければ、フライ名に謳ってはならない…などといふ規格というのはございませんから
巷にあふれる「へヤーズイヤー」ニンフは、実に十人十色のパターンが混在しております


さて…そんなこんなで、どさくさに紛れて自分の「へヤーズイヤー」のお披露目

写真がソレに当ります
サイズはズバリ#18

結構小さいです


 このフライもフックとスレッド(レッドワイヤーもね♪)以外では全長1.5cm程度のカパーワイヤーのみがリブで巻かれているだけで
残りはへヤーズイヤーという…真に純度97%以上の
どこに出しても文句の言われようのない?正真正銘へヤーズイヤーニンフであります


 基本的には、遡ること十★年前…かの島崎先生から直伝の「コメットニンフ」(正式には「ファジーコメット」)がベースとなっておりますが
そこから自分のルースニングで数年掛けてモデファイトし、現在に至っております

故にオリジナルのコメットニンフとは若干仕様が変わっておりますので、あえてその名称は使わず単なる「へヤーズイヤーニンフ」で通しております


自分の釣りの場合、ここだけの話(←まだね)ルースニングの斥候隊としての出番はコイツが全て担います

それだけの信頼をおいているフライと言えます
決定打が絞り込めない場合など、コレ1本で終日を通して使い続ける事も良くあるくらい

でもですね

こればかりフライボックスに並べてある光景というのも微妙に悲しい光景でも有りますので、それだけは止めましょう

余談ではありますが、このフライに限らず「勝負フライ」というのはフライボックス内で主張させてはいけません
それこそフライボックスの片隅に人目を避けるように埋もれさせておく…
というのが「通」


このようにシンプルなフライは、何も考えずに(何か考え事しながら…でも同じ)巻きますと、何とも味気のない「ホコリの塊」の様になってしまいがち

得てしてこんな釣りを永く続けておりますと「ホコリの塊」とか「ゴミ」のようなモノの方が
実は何かと融通が効くぅ〜っ…てな「哀しい真実」を知っちゃったりするものですが…ソコで流されてはいけません
擬似餌としての効果を維持させながら
あくまで「フライ」らしいタイイングを目指していきたいものです


あっけないフライではございますが、使用するフックやら、シャンクに仕込むレッドワイヤーの量
使うへヤーズイヤーの質云々…と、一応自分なりの「黄金比」はございます

でもまぁ…そういうお堅いお話は、また次の機会という事にしておきますか



# by sureyamo | 2006-10-19 14:11 | fly pattern | Comments(16)