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2009年 04月 02日

尺ヤマメに付いている二つのスイッチ

尺ヤマメに付いている二つのスイッチ_c0095801_22595779.jpg
利根川通いのメインロッドに使用しているのは10ftを超える長モノを使用しています。
こういう特殊な部類のロッドを使っていると誤解されやすいので記しますけど「本流のライズゲーム」といっても、何も特殊な道具仕立てなんか必要はありません。
普段僕らが渓流で使い慣れている道具で、明日からでも充分楽しむことは出来ます。


ぶっちゃけた話、天下の利根川本流とは言うものの、今自分が通っている流れであれば2番の7.5ftだって充分です。


話は変わって

コレは予々思っていたんだけど
本流の尺以上のヤマメには二段階のスイッチが付いているんじゃ〜ないかと思うのです。

まず魚がフッキングした瞬間、口元に違和感を感じたヤマメは、それを振り払おうと猛烈に暴れ出す…と、まぁここら辺が最初のスイッチ。
次に、釣り人との距離がいよいよ詰まってきたあたりから(だいたい3〜4m付近)更にもう一段階スイッチがあるように思えるのです。

まぁ実際にはそんなスイッチが有るはずもなく、単に負荷を掛けるロッドティップと魚の角度的な問題なのでしょうけど…手前の障害物や遮蔽物に突っ込んで、なんとか糸を振り切ろうとする動きが至近距離に来てから一段と激しさを増すのです。
ネットインまで後少しだっていうのにガンとして寄ってこない…なんて事が頻繁に起こる。
これがたとえば、28センチ位のヤマメなら普通に寄って来ちゃうんですけどね。

こんな時には、コチラとしても1ミリたりとて譲っちゃ駄目なんだけど、相手の派手なファイトに躊躇して糸なんか出した日には……
その先は言うまでもございません。

まぁ、みんなそういう思いをしながら大人になって行くのでございます(笑)
尺ヤマメに付いている二つのスイッチ_c0095801_644401.jpg


そんな、最後の抵抗を乗り切る手段は二つ。
自分のような「長竿」を使って踏ん張るか、
掛かった魚に飛びかかる勢いでランディングするか(笑)。

大物を掛け慣れている百戦錬磨なフライマンは、掛けた瞬間魚に向かって走ってますからね。
ソレを見習うか否かはアナタ次第。
自分の場合は、ちょっと膝が悪いので無難な方で…(プ)


さて

先日、全てのライズをやっつけたハズのプールなのですが
見てると、まだライズしているのが居りました。
もしかすると既に釣った魚かも知れませんが、やはり気になるじゃないですか。
…という訳で確認の意味で。(←やるんかい?)

今回は、今までのストマックの多数派であるオオクママダラを意識したCDCダンを結んで正攻法で対戦しようと思っています。

ただこの日の天候は曇り。
12時30分から始まるはずのライズも、今日は2時間前倒しです。
ハッチは全開ガガンボなんですが…今日は意地でもCDCダン!!と決めてます!!!


とは言うものの…やっぱりちょっと反応の方は今一つ。
当たり前と言えば当たり前ですね、一応マッチング・ザ・ハッチなもんで…(プ)

そんなワケでハッチには逆うのやめぇ〜!。
渋々♪CDCガガンボ(ニヤリ)に変えました。

落ち着きのないライズに向けて、渾身のガガンボを投入。
その第一投目のドリフト後半、まさにドラッグが掛かる直前に“カポッ!!”とフライを吸い込んだのは…

尺ヤマメに付いている二つのスイッチ_c0095801_232472.jpg

30.5。
ギリッギリでP尺入り決定。

P尺連続なんて、いささか出来過ぎた話ではありますが…釣れる時はそんなもんでしょー。
深くは考えません。

尺ヤマメに付いている二つのスイッチ_c0095801_2324343.jpg

ストマックはココに来て、やっと辻褄が合いました。(って、普通逆だろ?)

こーゆー事を言うのでしょうね!
「ハッチング・ザ・マッチ」と…(←ジョーダンなので真に受けないよーに♪)

by sureyamo | 2009-04-02 23:27 | River fishing | Comments(6)
Commented by TAKA-Qizm at 2009-04-03 21:48
ありゃりゃ、またまたおっきい外道釣っちゃってますね~。
僕は2年越しのE-50でしたよ。
ちなみに”E”は”evening”を示しますが、どちらかと言うと”N”に近いかも?
果たして”N”とは何でしょう(ぷ)?
Commented by 凡人代表 at 2009-04-03 22:53
ちょっと~!また釣ったんかい!!
言っとくけど、我輩は3/1に釣って以来、1ヶ月+魚に触ってないのだ!(ど~だ~!まいったかぁ~!!ハイ。マイリマシタ。。)
時間はどうあれ、ほぼ毎日川には行ってるのにだ!(釣りしない日も多いけど・・・)
ヘタだから?そう!その通り!!
T根の借家豆、たくさん釣った年もあったけど・・・遠い昔の話だな。

釣れなくなって益々ハマル T根の魅力。
釣りの上手なinaxさんにはわかんないかもなぁ~
Commented by inax at 2009-04-04 08:20
takaさん

おはよーございます。
凄い!
大本命のボスじゃぁないですか!
こんなの釣ってると、そのうち呪われますよ。(プ)

“N”とは…
画像粒子のアレ具合から容易に想像がつきますね。
光増幅管付きのカメラを買った方がいいですよ、全部緑色になりますけど…(笑)
Commented by inax at 2009-04-04 08:28
凡人代表さん

また釣っちゃいました〜。

自虐カキコ…ありがとうございます。(プ)
T根の借家豆ですが、今までの苦節を振り返ったら、こんなご褒美じゃ〜まだまだっす!(笑)

やがて雪代が本格的になったら、したくても出来なくなりますからね。今のうちぐらいは良い夢見させて下さいよ〜。
Commented by 良竿 at 2009-04-04 08:37
inax様、素ん晴らしいですね、でもペースが速すぎ。

市街地河川では足しげくポイントを見て回る事が成功のカギなんですね。
これを繰り返していくうちに「鵜の目」が出来るのでしょうか?

尺上のファイトに、あと二つ
西K流「飛び込み」と「ウォータースライダー」も(^^;
Commented by inax at 2009-04-04 20:20
良竿さん

こんばんわ!

何処でもライズをしているワケではなさそうですね。
一カ所でもライズをしている場所を見つけたら、定点で待ち伏せする方法が一番堅いようです。
水が出れば魚も動くので、同じ場所でも魚は入れ替るみたい。

それにしても西Kのランディングはアクロバチックですね。
流石…と言って良いものかどうか?(ぷ)


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