ここのトコの降雨で、ようやく水位を回復した本谷ですが、前夜に降った雨のせいで今日はいささか濁りが入っています。
今回の入渓は7区。
本谷には結構来ていますが、この区間に入るには実は初めてです。
さて、そんなエントリー早々のプールのカタで、そこそこのヤマメの定位を確認しました。
慎重に慎重を重ね、細心の注意を払いながら♯20のBFD(←かなり本気)をアプローチ。
…にも関わらず
無視!!!
とまぁ、ここまでは良くある展開で、さほど驚きません。
想定内ってヤツです。
それならば!!と、急遽ニンフへの換装。
再び流れに目をやると………既に「もぬけの殻」。
殺気が漏れちゃったかなぁ(プ)
最近こーゆーのがひじょ〜に多いです…はい。
さて困った事に、次の魚が見つかりません。
状況は、前日のスクールでの話を伺う限り決して良くはなさそうなのは判っていましたが…一等地の流れでフライに出てくるのは、すべて掌サイズのヤマメばかり。
まともなサイズの魚はみんな沈んでしまっているようです。
この区間で一番怪しいポイントで、ようやく40cm級のヤマメを見つけました…が、水面まで浮いてくるのは一時間に一回という低頻度(泣)。
それもフライを2回流し出来るかどうか…の、時間にして10秒くらいなもんでしょうか?
どうしろと…(-.-;)(プ)
午前中は区間外には動けませんので(←言い訳)結果は判っていながらも、こんな性悪なヤマメにハマるしか道はありません。
まぁ、それはそれ!!
楽しいひと時に違いはありませんけど…。
意気消沈する自分の足下に、一匹のカメムシがやってきました。
「エサキモンキツノカメムシ」
背中の小楯板に描かれたハートのマークに
少しだけ癒されました。