
いまから10年ほど前。
某釣り雑誌の編集部員と執筆者という立場から
僕たちの関係は始まった。
最初は取材の時だけの、極めて断片的なお付き合いだったけど
頻繁に遊ぶようになったのは雑誌が休刊(廃刊)になってからだ。

それにしても…
当時の記事を振り返ると、なんてアフォーな実験を(笑)
こんな企画を立てるのも、実にこの雑誌らしかった。
まぁ、実行に移してしまう自分も自分だけど。
雑誌が廃刊になり、彼も部署移動。
そして…転職。
その後、カメラマンから技を学び
また、つい最近ではウェットフライのHOW TO本の製作にも携わった。
フリーランスの現在、某つり人社のカメラマンとして誌面に度々名前を残しているから
名前を聞けば、ご存知の方も多いはずだ。(…けど書かないけどね)
今、山にハマっている彼は、なかなか自分とは歩幅が合わない。
そんなこんなで、最近ちょっとご無沙汰気味で
今回の再会は実に4年振りになる。
久しぶりに電話口に出た彼の口調は
数年の隔たりを感じさせないハイテンションなものだった。
自転車で遊びに行こう!
彼はすぐに食い付いた。

なんだなんだ。
随分と本格的じゃないの?

今回の目標は大正橋。
前にも記事に揚げたとおり
利根川沿いの玉村ー高崎ー前橋ー渋川。
そして来た道を折り返す高低差60m弱の往復70km。
川沿いのサイクリングロードとはいえ、アップダウンの変化にとんだコースです。
先日タイヤをスリックに変えてから、アベ23kmが可能になったから
10時に出発、途中で飯を食ってたとしても3時には戻ってこれる計算だった…けど
あっち〜フラフラ、コッチ〜フラフラ。

全然オンタイム走行出来てません。
馬の尻なんて撮ってる場合ではないんだけど!

一人で黙々と走るより、凄く体力使います。
あぁ、俺たちだけか…(笑)
結局は予定時間を30分オーバー。
お疲れさまでございました。
それはそうと…
来年は、どうやら槍ヶ岳に拉致されそうな勢い。
体を鍛える前に、このお腹をなんとかしないと
壁に腹を擦りそうだなぁ。