
この時期の丸沼通いの箸休め。
「折れかけた」心を癒すべく、今期も紅葉の八千穂レイクへ行って来ました。
ちなみに今回の同行人は、最近PC不調の
この方と、スペイデビューを目論む
この方。

この時期の楽しみの一つと言えば「紅葉」。
ただ…
今回は生憎の曇天。
期待の紅葉も今ひとつ彩度に欠いたけど…終始風に悩まされる事も無く
季節情緒一杯の素晴らしい景観の中
思う存分レイクフィッシングを楽しむ事が出来ました。
この景色の中でフライを振れるだけで来る価値は充分にある…
と思うのは僕だけではないと思う。

50センチ前後のレインボーが、ほんの数ミリにも満たないユスリカのハッチに思い切り反応。
このサイズになってくると、そのほとんどが年を越した魚体。
釣れてくる魚は、どれも皆ゾクゾクするようなヒレの持ち主。
悲しいかな、最近何処でも(管理釣場&一般河川含め)ヒレがガッカリな鱒を釣る機会も多いけど
ここではそんな不安はいりません。

それでも…
午前中は結構苦戦。
魚達もソコラ辺はキッチリ学習しているようで、イケイケな去年のようにはいきません。
だけど、何処かの湖みたいに(プ)気が失いそうになる程アタリが遠のく事も無ければ
…また飽きれる程に釣れ続ける、なんて事もありません。
その頃合いというか、程度な緊張感が妙に心地良かったりします。

バックキャストで“ふっ”と視野に飛び込んでくるこんな景色で癒されながら…緊張の糸は張りつめ過ぎて切れる事も無く、ここでも昼食もそこそこに終日振り倒しとなりました。

ポイント的な事もあるけど、流石に60cmクラスになってくると積極的に小魚を追掛けているようです。
大型鱒達の背びれの曳き起こす航跡へ向けて…
繊細なマッチザハッチの釣りと対極ともいえる、15センチクラスのストリーマーの豪快な鬼速攻リトリーブの釣りは、それはもう衝撃的でありました。

今回訳あってお借りした4番ロッドは、遠投を意識したタイプの…言うならば「男アクション」。
ダラダラ振ってて適当にラインが飛んじゃうよーなアクションではないけど
一番反発力の強い部分でコンパクトにラインを乗せられれば、DT4と言えどもフルラインなど難なく吐き出してしまいます…と、ロッドの宣伝はこの位でOK?(プ)OK!!
去年の教訓を活かして、前夜に準備したスパイダー作戦は失敗に終わった。
それはまた、来年のお楽しみとしなければなりません
…というのも、この八千穂レイクも今期の営業はそろそろ終わりだからです。
さぁ、興味の有る方は
有給を取って…急げ!!