今週末も…
またまたドップリとミッジ漬けな週末を過ごしてきました。
ちなみに…
今年のミッジングでは積極的にフロロカーボンを使用しています。
フロロカーボンのメリットはご承知の通り
●劣化に強い
●根ずれに強い
●伸びないから高感度と、その他にまだ有りますが…
こと、マッチング・ザ・ハッチのような繊細な釣りの場面においての最大の魅力といえば
なんといっても強度。
理屈では、同じ強さのナイロン糸なら数ランク細い号数が使えるハズです。
もちろんそんなに良い事ばかりではなく
●撚れに弱い
●コシが強すぎる
●ナイロンリーダーとの相性
●値段が高い…などの問題点もあります。
フロロカーボン自体、たしかに丈夫で切れにくい糸ですが
伸び率が少ないトコロにもってきて(厳寒期で糸が固くなっている状況も同じ)ナイロンよりも折れや傷、擦過熱に弱いことから瞬間的な入力には割と呆気なく切れてしまうことも多々あります。
ただ、自分がフロロを一番敬遠する理由。
それは、使い慣れたナイロンとの違和感です。
最近では、ナイロンの性能も上がって来たので余計に…です。
(逆に、湖ではフロロしか使いませんが…)
そんなフロロですが、ちゃんと気遣いしてあげることで、もてる性能を活かすことが出来れば
それは当然計り知れないアドバンテージです。
実際、沢山の仲間はフロロカーボンを上手く使いこなしていますし…ね。
さて
フロロの場合、一点に力が集中するような結び方は向いていないような印象です。
接点を増やし締める力を分散するような結び方が、どうやら理想の様なのですが…
普段はエイトノットしか使わない自分にとって、コレはとーっても面倒くっさー。(笑)
たかだか結束ぐらいで30秒以上掛かっていたのでは…現場では使い物になりませんからね。
いまそんな、早くて簡単、確実な結束方法をテスト中でございます。
フライへの結び方も同様。
一点集中を解消するにはフリーノットが理想的。
こんな鬼フリーノットは冗談(プ)なんですが
今回は、こんなのでも釣れる魚はいることだけは確認できました。(笑)
簡単最速な最小ループの結び方で、次回のAFFでテストしてまいります。
ちなみに今回(及び今後)テストで使用したのはフロロ0.15mm。
フライのロストは相当覚悟しなければならないと思いますが…頑張ります。