
毎年、県内の渓流がクローズになってから通い始める
奥日光丸沼なんですが…いまの時期って、どうなんでしょ?
ろくな事前情報も収集しないまま、電撃単独釣行で行ってきました。
…とは言うものの、今回は(またしても)寝坊。
現場着は9時ちょっと前。
貴重なマズメの朝チャンスを、見事に逃してしまいました(-.-;)
いつまでも“若いつもり”の夜更かしは、程々にしないといけませんね。
さてさて…
入漁券を購入時に現況を聞いてみると
型は小さいまでも二桁釣果も出ているのだとか!!
ただし…それはボート釣りでのお話。
この時間からのオカッパリは
やっぱりいつも通り(-.-;)の厳しさに変りはないみたい。

秋、紅葉の丸沼も綺麗だけど、この時期の新緑の風景もまた格別です。
草木の放つ芽吹きのパワーは、五感を通じてヒシヒシと感じとることができます。
水量は若干多目だけれど、ブレイクまでは(まだ)何とかギリギリで届く感じ。
本日のお隣様。
ポイントに入るのにお声掛け下さいました。
そんなに近くでもないので、別にズカズカ入られても構わない…とはいえ
一声あるのと無いのでは、やっぱり違いますね。
自分も今度から見習いたいと思います。
静寂な中での釣りは雰囲気抜群なんだけど…
鱒釣りの状況的には好ましくなくて、もう少し変化が欲しいトコロ。
せめても
降ったり止んだりの雨だけが、今日唯一のアクセント。

強い雨が降り始めると、いい感じでアゲインストの風が吹き始め、一気に釣れそうな雰囲気になるのですが…
今日はソレも続かず。
小降りになると、また静寂な湖に逆戻り(-.-;)
キャスティング自体は非常に快適なんだけど…でも結局は
鱒を釣る為に投げてるって事を忘れてはなりませぬ(爆)

新しい(兄)ロッドは未だ来ないので、今回はいつもの(弟)スィッチロッド。
前と投げ方でも変わったかなぁ?
致命的なミスキャストもほとんどなく、終日コンスタントに飛距離も出てくれました。
こんなに飛ぶ竿だったのけ?(爆)

前エントリーにも書いた通り、今回はボトム中心に攻めみることに…。
“根掛かり”対策でフライはキール。
3色のマラブーをスリムに付けたアオミドロ風。
さながら
栄養失調のヒル?!(ぷ)
ラインで沈める…というよりも、まずはフライ(フック)自重で沈下をリードしたいので、TMC7999(♯8)をペンチでクイ♪。
かなり高速なリトリーブでも安定してキールで泳いでしてくれるのですが、フックの姿勢がずっと尻下がりなまま(-.-;)…それは後で、ゆっくり考えます。
こいつをまずはガン沈め。
キールと言えど、着底したら横倒し。
根掛かり率急上昇ですので、実は毎回ヒヤヒヤもののカウントダウン。
そこから湖底を逃げ惑う小魚をイメージした
変則リトリーブで誘うワケですが…

こともあろうか、このフライに買えた途端に…
幾らナンでも出来過ぎ。(笑)
36cmのニジらしからぬ、激しいファイトで楽しませてもらいました。
あれれ〜、もしかして今日は、この調子で“入れ食い”になっちゃう??か。

その後5時間、なんにもナッシング〜♪
世の中そんなに甘くはありませぬ。(笑)
釣果はともかくとして…
こんな自然に囲まれながらのフルキャストは、最高の気分転換になります。