
午前二時半。
沼田インター付近では8℃を示していた外気温度計は、丸沼に近づくにつれ緩やかに下がり…
国道から湖畔に降りる下りから駐車場までの間で、外気温は一気に3℃まで急降下
(夜明け前の放射冷却で0℃は確実。)
夜明け前の釣り支度で、吐く息も真っ白になってくると
いよいよ丸沼も後半戦に突入です。

湖畔周辺の紅葉もピークは過ぎた感があるものの、まだもう少し楽しめそうです。
そんな中、土曜日は早朝から大勢の“おかっぱり”で賑わいました。
丸沼で、こんなに沢山のウェイディングは始めて見ました。

例年より早いペースで水位が上がってしまった丸沼ですが、今日は先週より一旦水位が下がったおかげで(昼間に少し水位が上がったみたいですが…)今期は諦めていたブレイクを、再び攻めることが出来たのは超ラッキー。
とにかく、遠くに飛ばして長い距離を誘うこと。
…そして、その際しっかりフライまで
ターンオーバーさせることで、魚とのコンタクトは格段に増えるはずです。
いままで自分の周辺のフライマンを見渡す限り、実際に釣っている方とそうでない方の徹底的な違いは…残酷だけど、やっぱり
ソコにあるようなのです。
たしかに、コロコロと風向きの変わる山上湖で、毎回完璧にパーフェクトターンなんて容易な事ではありません。僕が好んでフルウエイトのフライを使う理由の一つも、実はそこにあったりします。
フルキャストのシュートの後は、ちょっと一息つきたい気持ちも判るのですが、フライが水に着いた瞬間から釣りは始まってることを忘れてはなりません。
ターンしなかったシュートのまま、何もしないでボサーッとしているようでは…
それで釣れちゃった魚の方が可哀想でしょ(爆)

本日の三匹目。
陽光が差す直前に釣れたのは、この日の自己最大となった51cm。
草に霜が降りてるのが判りますぅ?
その後も、ポツポツと釣れ続け

今日は35cmが一匹釣れたくらいで、他は45〜49cmクラスばかり。
(だけど、50cmには今一歩届かず…(-.-;))
このクラスになれば、リーダーが糸鳴りするような強烈なファイトが
もれなく付録でついてきます(笑)。
だけど今回は、途中からサッパリ釣れなくなってしまいました。
こんなことも今迄無かったんですけど…ねぇ。
あと何回通えるかしら?
とりあえず…現段階では、まだ〆られません(笑)。