本来なら開催される予定だった日釣振の川越でのイベントが延期になり
急遽行き場を失った(笑)
三名は、今シーズンの営業も残す所あと僅か。
駆け込み釣行で八千穂レイクに行って来ました。

台風一過でカラッと晴れ上がった日曜を期待していたんだけど、何処も天気は今一つ。
特にこんな高所では、終日、濃霧に包まれながらの釣りになりました。
仲間内では密か(?)にブームになっているのが
八千穂ビッグトラウトのミッジゲーム。
普通だったら、ミッジと聞いちゃ〜黙っているワケにも行かない(プ)んだけど
最近の止水での釣りは“攻め”に傾倒しているせいで、繊細な釣りにはイマイチスイッチが入らず…
道具も
一応持ってきた程度。
開始早々、随所で見られるライズは普通に無視し(笑)
いつものインターミディエイトで引っ張る気満々。
三投目にしてイキナリの60アップにテンションもage-ageだったんだけど
楽しそうにライズに翻弄される方達を見ていたら、矢も盾もたまらず(笑)
この程度のライズなんて、所詮18番あたりの黒いパラシュート程度で充分だろう!!
なんてタカを括っていたものの
これが
とんだ大間違い。
どのライズも全く相手にしてくれません。(-.-;)

これぢゃー天下のsageも泣いちゃうよね(笑)
改めて水面を観察すると、簡単にその訳がわかりました。
水面に浮いているのは、ユスリカとも羽虫ともつかない昆虫がハイフロート状態で多数浮いていて、十中八九こいつが今の鱒達のターゲットであることは想像がついたのですが…
なにせ、32番の半分くらいのサイズなもんで(笑)
手持ちの駒にあった♯26のスタンダードミッジを投じ続けることで、辛うじて一つのライズは取ったもの…
ライズの数を考えると到底納得出来るものでもありません。
やはり根本的な“何かの違い”を感じつつ、時間だけが過ぎてゆきます。
場所を変えることで、この流れを変えられるかとも思ったものの
やはりそんなに甘いものでもなく…
継続するライズが釣れない事にかわりはありません。
そんな中、コンスタントに釣ってるツッチー曰く
「スペントが、えぇぞぉー」
そんなの持って来てない!っーの(笑)
と思いつつ、もしかしたらコマの中に紛れ込んだヤツが数本くらい
あるんぢゃないかと探していたら…
いくつかの
救世主発見!!
神は我を見放さなかった(笑)

多少はその場でトリミングは必要だったものの、これが信管となり…
その後の展開はご想像におまかせ(笑)



50アップの口元に♯26のバーブレスミッジ。
こんな薄皮一枚的なやり取りこそ、ゲームフィッシングの極み。
このギリッギリ感が、なんとも堪りません。
正直、取り込みにいくらでの時間を掛けて良いのなら、ナイロンの9xでも捕る事は可能だと思うけど
平均サイズにして50cm前後。とりわけ凶暴ファイターのハイパーレインボーがかなりの頻度で釣れてしまう事実と、周囲にいる仲間の事や、いつ終わるとも判らないライズを考慮すると、フロロカーボン7Xあたりがデッドラインになるでしょうね。
結局、何匹釣ったか忘れちまいましたが(笑)
ミッジに出た魚で掛け損ないは無し。
唯一、ラインブレイクでのバラしが1つあっただけ…という好成績。
まさに
奇跡(プ

↑後半一気に釣果を延ばしたのは、八千穂レイク常連のK林さん…の図
イブニングはライズは減少したものの、いつもの“引っぱり”で、再び60cmを筆頭に50cmを数本連発し、今期の八千穂での釣りを終えました。
いつしか降り出した雨は本降りに変わっていたものの、そんな事さえ忘れるほどの熱い一日となりました。
ツッチー、M谷君、K林さん
大変お疲れさまでした。