
ゆったり流れるプール状の流れ。
マッチ・ザ・ハッチ好きなら、ライズを求め、誰しも気に留めることでしょう。
確かにこんな流れこそ、早春の釣りでは「鉄板」とされるポイントなのですが
裏を返せば
誰でも目をつけそうなポイント”(プ)。
折角見つけたライズなのに、すでに散々弄られていて
軽くあしらわれてしまったぁ〜凹!!
なーんて
普通に良くあるお話で
ネタにもシャレにもなりません。
ま、それを承知で挑むのも一興なんですが
同じ“釣れない”なら
ナーバスよりもセレクティブで、あっさり玉砕されたいものです。
話が逸れちゃいましたね。
何の話でしたっけ…?!(笑)
そうそう
早期といえど、こんな流れでしっかりライズはあったりするので
侮れません。

ヤマメ釣り師のいつもの癖で(?)ついつい流芯寄りに頭を出した石の前後に目が行ってしまいますけど…
そこでライズが始まるのは、もぉー少し後のこと。
こんな流れでライズが起こるのは、僕らが思っているよりも遥か手前。
岸からも、せいぜい3m以内、水深が膝にも満たない
ふざけた流れ(笑)
だけど、このスジをライズしながら食い上り(下り)る魚がいるんです。
…ただし…
この手のライズは、例外なく
定位なんかしてくれませんから、広がる波紋に投げても、もはや手遅れ。
こういうライズを捕る場合の戦略は二つ。
ひとつは、このルート上で、ひたすら待ち伏せ(Ambush)をするか…
ライズの先に
猛ダッシュ
先回りしてフライを流し込む!!
もう、たかだかヤマメ一匹に
大騒ぎなわけですが(笑)
それだけ価値がある魚だと
自負しております。
水位による捕食ルート変化はあるものの、いつも大体決まっていますから
戦略としては、ちゃんと成立可能です。
ちなみに僕は、思い切り
後者。
こういう釣りもスリーシーズン目にして、ようやく慣れましたが…
他所ではあまり、役に立ちそうもないスキル。(プ)
ライズ待ちも、水辺からかなり離れた位置で待ちたいことろです。
いざライズが始まれば、川沿いに駆け回ることになるので(笑)
ノーウェーダー&スニーカーという出で立ちは“有り”。
だけど、くれぐれも転けないように!!
こんなところで転んだから、相当痛いし
ロッドは間違いなくポッキリ逝っちゃいますもんね。