歩きはじめて30分近く経過した頃、ようやく体が順応してきました。
予定より遅れた分を、なんとか取り戻さねば…
本日の目標でもある
大の字は、垂直に近い、この鎖場の先にあります。
明確なホールドがあるので、鎖に頼らずとも登る事は可能なのですが
短い距離は鎖を使って一気に上がってしまった方が
結果的には一番疲れないみたいですね。
高い所に上るとテンションが高くなる人と、そうでない人がハッキリ分かれますねぇ。
ま、ぶっちゃけ僕以外の
全員前者。
狂ってますなぁ(爆)
振り返ればソコにそびえ立つのは白雲山。
いずれはアチラの縦走コースに連れて行かれるハメになるのでしょー(涙)
さっきから、普通に行き来してるけど
その半歩隣には何もありませぬぞ。
判ってるのか…いないのか?(笑)
とにもかくにも…こんなトコは
長居無用。
とっとと下りるぞ…って
ゲゲっ!!
な、なんと
お腹がブラインドになり、次のホールドが見えないではないのっ!!(怒)
いかなる場面においても、デブは不利であることを、つくづく痛感。
持参のヘルメットが活かせる場もなく…折角なので被ってみたけど
暑いだけでした!
滑りやすい斜面は、低重心で膝のストロークを最大限に活用!!。
一応言っておきますが
腰が引けてるわけぢゃ〜ありませんからね(笑)
スキーのコブ斜面と一緒…ていうか、スキーだったら、こんな斜面はビビる間もなく“あっ”という間に通過でしょう。(笑)
今回のルートで、唯一『危険』指定だった鎖場も難なくクリア。
下から見上げると、コレはコレで結構シビれるのですが
上から覗き込む分には大した事ありません。
高度感覚が麻痺して来ている証拠?
恐怖にかられ鎖に頼り過ぎると、非力な方は途中で腕力が尽きてしまうようですね。
過去、ここでは滑落事故が連続して発生したのだとか。
侮ってはいけませんね。
つづく