キーンと耳鳴りがしそうなほど、張りつめた高原の朝。
磐梯高原
桧原湖を囲む山々は
既に薄ら雪化粧。
いつも大変お世話様になっている
FluxのNさんとセクトラ副会長のNさんのお誘いで
恒例となりつつあるという
ワカサギ道場?!に参加させて頂きました。
自分自身、ワカサギ釣りは釣り人生初。
…であると同時に、ドーム船での釣りも初体験。
湖上に浮かぶビニールハウス?!内での釣りは(案の状)快適そのもの。
この時期にして、寒い思いをすることもなく
100%釣りだけに没頭出来るなんて最高の贅沢。
ワカサギとうと、一束、二束というのが代名詞のような釣りですが
誰でも簡単に釣れちゃう!!というのは大間違い。
言い換えれば
簡単に釣れちゃってるうちは、この釣りの本当の難しさは見えてこないのでしょう。
ここ数日の桧原湖は、ターンオーバーの真っ最中との話。
群れは中層〜下層に小規模で散っていて、おまけに足が速い!
魚探を駆使し、群れの層にシンクロさせながらタナを合わせるのだけれど
余程大きな群れでない限り、仕掛けの沈下が間に合いません。
ただ、そんな刹那の駆け引きが
何とも
堪りません。
ライズ地点にドライフライが差し掛かるとき…
ついつい
呼吸が止まっちゃうのと一緒(笑)
あたりも超シビア。
一匹釣るまでは、本当に苦戦しました。
イメージとはかけ離れた展開に最初は躊躇したけれど
これはコレで非常に面白い。
フライフィッシングも奥深い釣りだと思っていましたが
市場が広くて徹底的に研究されている
タナゴやヘラ、ワカサギといった釣りの懐には到底かないません。
ベテランのフライマンが、こういう釣りにハマるのも
よーくわかります。
宿で天ぷらに揚げてもらいました。
桧原湖のワカサギが何ベクレルあるのか知りませんが
そんなの知ったこっちゃ〜ありません
…というか
そもそも心配するほど釣れてない…(爆)
こんな旨いワカサギ食わなかったら
それこそ一生後悔…間違い無し。
源泉かけ流しの温泉にどっぷり浸かって
お風呂上がりに頂いたお料理は、量、味共に申し分ありません。
なんだか物凄〜く得した気持ちになれました。
翌日の釣りも
前日に負けず劣らず?!渋かったのですが
最初っから「良い思い」して舐めてかかり
後々、尻窄みなるよりもマシでしょう。
運転手兼トータルプロデュースのNさんと
紅サシを分けてくれた(ぷ)西ちゃん
お世話様になりました。
そして…
素敵な週末をありがとう♪♪。