河川敷で稼働を続ける重機。
積み上げられた石の山の脇で、強引に流れを変えられた本流。
こんな光景を目の当りにしてしまうと
今年の利根川でのライズ釣りは絶望的だ。
それでも僅かながらの可能性に掛け
ライズを求めて彷徨ってしまう。
こんなトコロでライズするなら、あそこの流れかなぁ…
漠然と眺めていた水面が突如弾けた。

反転する時に
太陽光を受け、ギラリと光る魚体。
明らかに年越しの、それも尺近いヤマメがシッカリと定位している。

時計の針は12時20分。
これを釣れば立派なP尺。
今までの経験では、フライを流せば呆気なく釣れてしまう…のだろうけど
こんな時に限って車載工具(釣り道具)なし(泣)

あまりに見事なライズに夢中でシャッターを切る。
30回位はライズしたかな。
いい加減、見飽きて来た。
もーいいや
明日の昼休みに行って、釣ってしまおう(ぷ