
前回、高津戸ダムからの放水で
「決め」損なったライズを拾い、再び同じ川岸に立ちました。
燦々と照りつける朝日の元
最後に確認したライズの場所を、じーーーーっと睨みつけます。
事情を知らない人から見たら
「あの人、ナニを思い詰めているのかしら」って感じでしょうか
まぁ、ライズ無さ過ぎで…まんざら外れでもないですが(笑)
時間の経過と共に
流れは俄に生命感に包まれてきます。
コカゲロウの羽化は、今日はいつになく早目に始まりました。

ここんとこ、渡良瀬川では真っ先に結んでいるフライ。
使ってるヘアーも「濃い目」なので、逆光でも視認性バッチリなんですが
ライズがないことには…。

そうこうするうちに…
非常にもサイレンが…(泣)
「コチラハ、タカツドダムデス…」
おいおい
またですか?
お昼を待たずして、10cmほど増水。
前回ほど濁りはないんだけど
この時期の増水は、わずか数センチでも
ライズを止めるには充分。
今回も、泣く泣く退散。
仕方がありません。
釣りなんて、所詮は道楽の一つ。
ダム点検の為の放水を、止める理由にはならないのです。
つくづく…その無力さを噛み締めるのでありました。(泣)

ちなみに、僕の大好きな流れの一部。
いまのトコロ、ライズもないので価値はありませんが(笑)
デカイヤマメの大好きな石が沢山沈んでおります。
チョーーーーヨレヨレなんですが
尺ヤマメを多々輩出している流れでもあります。
レーンはシミツ♪ですけど…