大型連休初日の二日間は、朝からガッツリと地元渡良瀬川です。
数日前に降った雨の影響で、上流にある草木ダムからの放水が継続的に行われていて
ここ桐生地区も見事に増水です。
川で遭う大半のフライマンは、この増水には些か困惑の様子ですが
ここ十年あまり、放水が遅かっただけの話であって
本来GW前後の渡良瀬川では、この位が平常水位に近い感じです。
流量も安定していれば、ライズは充分に見込めます。
水位次第で(ライズが見込める)ポイントが限られてしまうこともありますが
釣りそのものに悪影響はないと見ます。
今回の放水はダムの水位調整という話なので、この水位は日に日に下がって行くでしょうね。
水位が低い方が、なにかと釣り易いものですが(ライズを見つけ易い)
当然魚のスレ度アップにも繋がりますから…なんとも言えない所ではあります。
以前の渡良瀬川は、今思われているような激スレヤマメの釣場ではなく、純度の高いマッチ・ザ・ハッチが楽しめたフィールドでした。減水期間中の遊漁期間が短かった(3月20日から正味一ヶ月間)当時の環境も、今となっては懐かしいですね。
ともかく今回この放水が、腰の重い?居着きのヤマメ達への「呼び」水になっていることを期待しましょう。
今日は途中から、
この方も合流。
二年振りの渡良瀬川釣行ということなので、手堅い一匹を求めて
まずは最も心易しいヤマメ達が着いている流れへ、案内しない(笑)ワケにはいきません。
普段なら「杭」の彼も、今日の団地裏での釣りは断念し、こちらに合流。
この日は僕らと一緒に「運命共同体」。
しかしながら、
放流されて日の浅い魚にとって、この瀬の流速は居心地が良くなかった様で
先日のような反応は皆無。
早瀬で起こるライズは、見慣れていないとつい見落としがち。
おまけにこれが不定期な単発ライズとなると、一時たりとも水面から視線を離せません。
幸いヤマメの好みそうな流速は猫の額ほどなので、そこだけ注視しつつ
ひたすら粘着系(笑)ドリフトで攻めます。
そして…
ようやく、この日の貴重な一匹が出てくれました。
このくらい流れがあれば、魚も定位してくれそうなもんなんですが…
相手は生き物。教科書通りには行くとは限りません。
ゴリさんの方は…
あれっ、もぉ〜ヤッちゃいました?(ぷ)
夕日を受けた赤い橋が、特別目に沁みますねぇ。
結局イヴまで頑張って、自分が一つバラしてこの日は終了。
翌日は、県境の流れに挑戦。
水位も前日より減水しているとはいえ
この区間で釣りをするのは、まだちょっと大変。
そんな中、ようやく見つけたライズに挑戦してもらいましたが…
移動途中に「団地裏」に顔を出し
常連さんにご挨拶の後、再び橋に戻ってのラストトライ。
その頃には水量はほどよく落ちて期待大!
数日ここで釣りをして判った事は
とにかく「流れの緩い場所」を釣れ!。
うわっ!
イキなり釣れちゃいました。(笑)
気になるストマックは…というと
まるでニンフで釣れた魚のストマックのようです。
結局は「イブニング」という名の強壮剤効果(笑)で、更に3匹程追加に成功。
ゴリさんも、無事にオデコを免れて(笑)
今回の釣行もミッションクリア。
帰り際、陣中見舞いの地元の仲間と合流し
いつもの?川辺のイタリアンで反省会ならぬ爆食会の末、お開きとなりました。
さてさて、残る連休は何処に刺さりましょうかねぇ。