
広大なシャローを前に、何処を攻めたら良いのか判らず立ち尽くしてしまいがちな丸沼ですが
グーグルマップの衛星写真を見れば(シャロー部に限ってだけど)湖底を刻むスリットの形状のおおよそを伺い知る事が出来ます。
(確か以前見た時は、冬期凍結時の写真で使い物にならなかった気がしますが…笑)1:増水中には見えないけど、岸と平行に走る『溝』がハッキリ。
2:メインのインレット右岸側のスリットは、右奥に延びている事が判ります。
3:メインのインレット左岸側のスリットは湖央に向かってます。
4:平行に沖に延びるスリット。ここは意外に見落としがち。
沖から入った魚はスリット上部のクランク伝いに侵入して来ます。
満水時は残念ながら届きません。
5:ミヨスジも、実際こうして見ると深く直線的なスリットになっています。
これなら良い魚が入って来るのも頷けます。
6:温泉スリット 丁度印のトコロがクランク部になります。ミヨスジとほぼ平行。
沖目に穴?らしい影が4箇所ほどあります。岸からフライで届く範囲でないので関係ないけど。
7:流れ込みの沖にかけて温泉スリットと交差する場所は、いつもライズが絶えない場所。
だからといって、ここにボートを係留する方(良く見掛けます)は、丸沼を知らない方。
常連さんは少し離れた沖から、この場所を狙います。
水深的には(現状)せいぜい4〜5mといったところ。
ちなみにこの水深にいる鱒達だったら充分水面も意識していますから、ボート上の気配は魚にも筒抜けなんでしょう。
実際、このワンドにボートが入ってくるとライズは無くなり、居なくなると復活します。
ボート釣りの事ばかり言うのも何なので
岸釣りの注意もひとつ。
出入船の際に邪魔にならない気配りを。
ミヨスジ周辺の立ち込みは、少々遠慮した方が良いかも知れません。
無論、これは自責の念も込めております。
これだけで、少なからず投げるべき方向にアタリが付くのではないでしょうか。
今回、ソレ以外の野暮な説明はしません。
この地形をどう読むか…
それは皆様にお任せします。
この写真の水量は、現在の丸沼とほぼ同一水位なので
割と参考になるかも知れません。
ただし、湖底の形状は一部変化しているかも知れませんので
ご了承下さい。

コントラストを上げると、もう少し判り易くなりますね。
是非、次の釣行の参考にして下さい。