正直、とんでもない日に来てしまったな…というのが本音かな。
関越自動車道、沼田インターを下りる頃にパラパラと舞い始めた降り始めた雪も
片品村に差し掛かる時には路肩の景色を銀世界に塗り替えていました。
それでも、まだ山のたっぷり残ったマッド&スノータイヤ+四駆いう事もあって、然したるペースダウンもしないままに登って行くのですが…
思いのほかに滑る四輪。
しかたなく丸沼スキー場の駐車場でチェーンを装着。
ペースを落とすことなく走り始めたのですが…
大尻沼湖畔付近の中・高速コーナーで出過ぎたテールの収拾が追いつかず
そのままクルンと180度スピン。
対向側の側溝にリアタイヤが脱輪する直前で無事に止まってくれたから良かったものの…
こんなとこで、この程度のスピードでスピン?なんて(-.-;)
焼きが回ったのか…有り得ない。
まぁ…そんなこんなで、慎重に丸沼の湖畔道を下りて行きました。
駐車場で、いつも当ブログにコメントを書き込んで頂いている『栃木のFFマン』さんと合流。
挨拶もソコソコに入漁券を購入して、気になる現場に向かいます。
沢水は刺すような冷たさですが、やはり…と言うか、水温はこの時期にしては幾分高い気がします。
今年の夏の蓄熱が尾を引いているのでしょうね。
ただ外気温だけに関しては厳冬期並み。
いやはや、こんなの11月の寒さではありません。
少しでも水に浸かってしまったラインやリールは、あっと言う間に凍り付いていきますから。
早朝にはソコソコ見られたライズも
時間の経過とともに消沈。
それでも日が高くなってくれれば、ユスリカの羽化が始まって
少しは活性もあがるハズなんだけど…
お天道様は厚い雪雲に阻まれたまま。
なかなか顔を出してくれそうもありません。
寒さも相まってモチベーション維持もままならない状況に…
そんな中、待望の一匹目がヒット。
リトリーブのスピードを落とした途端に食ってくれました。
活性は高くは無いようです。
その後もデッドスロー、もしくはフォールでそれぞれひとつづつ追加は出来たものの
サイズは到底満足いくものではありませんでした。
あまりにソフトハックルへの反応が鈍いので、今年実績の出ている白系マラブーに結び替え
様子を見ることに。
戯れるような手応えはあるものの、なかなかフッキングまでには至りません。
最期は鉄板カラーでもある茶系にしてみたところ
ようやく…の一匹。
その後、恐らくは今日一になるハズ(笑)だった一匹に
ティペットを食いちぎられ(-.-;)
3時過ぎまで振り倒すも
これ以上状況の好転は叶わないと判断し、今回はここで納竿としました。
この寒さが継続すれば月末ほど期待できるかも知れません。
あと一回、頑張って来ちゃおうかな。
さて、ここで
残りのシーズンを丸沼で計画されている方に注意です。
特に今年は路面の凍結には注意です。
一見するとスノータイヤでも
ゆっくり走れば行けそうな気がするのですが…
これに騙されてはいけません。
完全凍結してしまった上に新雪が乗っているにすぎない状態です。
面圧の高い細タイヤのマッド&スノーを四駆で回しても
ほとんどまっすぐ走ってくれません。
スタッドレスタイヤも過信しないで下さい。
お越しの際はチェーンは必着でお願いします。
僕はもう四輪に履かせたいくらいです。
趣味で色々な雪道を走っていますけど
本当に注意して下さい。
決してオーバーな言い方ではありません。
宜しくお願い致します。