
正月休みの最終日。
購入したばかりの金属チェーンのテスト走行に行って来ました。
簡単にテスト…と言いましても、今回走る雪道の選択が意外にも苦労しました。
雪深いであろう県境のライブカメラを頼りにコースを探してみたのですが、意外にもどこも除雪が進んでいて、理想の(雪壁が出来るくらい)スノーロードがなかなか見つかりません。
結局、県内でも指折りの豪雪地帯というとココ。
湯の小屋温泉界隈まで来れば何とかなるだろう…ということで(-.-;)
が、ここも案の定、除雪が進んでいて
道が全面圧雪になる迄は、かなり奥まで入り込まなければなりませんでした。
さてさて、スパイクチェーンの効果も気になるところですが、実は四輪チェーンも初体験。
どんなフィーリングなのか興味津々です。

案の定というか…
コンクリートの上と違って(-.-;)現場での装着は少々手こずりました。
今回は六分山のMT2(この前変えたばかりなのに(-.-;))でチェーンの余りが一駒ギリギリでしたから、バリ山だったら更に苦戦するかも知れませんね。
本格的なMSタイヤって、摩耗具合でタイヤ形状がかなり変わるので
今まで使えていたチェーンが急に履きにくくなったりします。
冬シーズンに入る前には必ず一度はチェックしておくことをお勧めします。
走行抵抗も(音も)それなりにハードですが
アイスバーンにガッツリ刻まれるスパイク痕は
頼もしいモノがあります。
モノはついで、ということで
実はこの日の為に

プラへルパーという便利アイテムも購入しておいたのですが…
この土台に車輪を載せる事の方が何倍も難しく(爆)結局いつも通り
普通に付けた方が
早かった。
あぁ、また無駄な買い物をしてしまった…のね。(-.-;)

それに比べると…
ことさら“Iceman”のラクラク装着が際立ってきます。
弛み防止のパーツが不要なのも装着のスピードアップに一役買っています。
このチェーンもブロックパターンに噛ませるには少々無理っぽい(笑)部分もあるのですが
あまり神経質になることもありません。
走行ノイズも気にならないレベル(今となっては)で
逆にどんどんスピードが乗ってしまうので、そういう意味では気をつけないといけません。
今回は操舵輪の前輪には軽量なIceman。
メイン駆動である後輪に重量のあるスパイクラダーチェーンを装着してみました。
基本、Icemanは時速50kmまで保証?されておりますが
スパイクラダーの方は従来通り30km(以内)。
二つ足して80kmまでOK(爆)なんてことはなく
自ずと30km以内走行が前提となるワケですが…
この速度域では、まず滑る気しません。
ラッセルならまだしも、こんな圧雪路では
全く面白くない(爆)

試しにもう少し踏み込んでみましたが…
チェーンがシッカリ装着されていることを大前提として、アスファルトが剥き出さないほど深さのある圧雪であれば、案外60kmくらいの巡航も行けそうな感じです。
※何の保証もないので絶対に真似しないで下さいね。
その速度域からコーナに飛び込んでいくと流石にリアは滑り出してくるのですが、トラクションを感じるスライドですから
ステアとアクセルワークで充分にコントロール出来るものでした。
その昔、この雪道でラリーの練習をしていた頃のスピードレンジと比べると、てーんでお粗末な速度域ですけど
(当時乗っていた車(FF)はメーターのスピードを前輪から検出していたので、3〜4速全開が基本?の雪道運転では常にメーターが100kmを振り切っているので、実速何キロでは走り回っていたのか判りません)
車を自在に操る楽しさという点は
車が変わっても全く変わりませんね。
ただ……やっぱり四輪装着は
面倒臭いです。(≧∇≦)