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2014年 04月 27日

ライズゲーム イン 渡良瀬


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GW初日の26〜27日の二日間

渡良瀬川桐生地区にて
Flux主催

ライズゲーム イン 渡良瀬

を開催いたしました

これは広く多くのFFM達に少しでも渡良瀬川のライズゲームを堪能して頂きたい…という思いから
ベストシーズンを迎えた渡良瀬川桐生地区を舞台にライズを巡るツアーとして
Fluxさんのバックアップの元、企画したものでした

そして今回このイベントでは僭越ではございますが
僕がツアーガイドを担当させて頂きました

なにせ告知から締め切りまで一週間(笑)という前代未聞な

突貫企画!

人なんか集まらないんじゃないか?という心配もありましたが…

結果として
三重、長野、神奈川、埼玉、そして地元群馬から総勢6名の参加者を従えて
なんとか開催まで漕ぎ着けることができました

感謝感謝であると同時に
見えないプレッシャーがヒシヒシと肩にのしかかって来ます
ライズゲーム イン 渡良瀬_c0095801_23245772.jpg
ここの来て、ようやくベストシーズンに突入した渡良瀬川桐生地区のライズゲームなのですが

二日間とも好天に恵まれたものの、同じ状況が二日と続くことはなく

大方予想はしていたものの
日替わりで変化するヤマメの活性と水生昆虫のハッチには終始翻弄され続けたのでした
ライズゲーム イン 渡良瀬_c0095801_08471546.jpg
ライズに対峙する前に、下流のライズに影響の出ない流れでのワンポイントアドバイス
しかしながら当方、目の覚めるような(爆)スーパーテクニック等神業の類いは

残念ながら持ち合わせておりません(-.-;)

(そーゆーの期待されていた方…誠に申し訳ありません)


この釣りで一番大事なのは
フライとティペットの置き方と…

さらに付け加えるとするならば、可能な限りのロングドリフト
これに尽きます

理想的な置き方が出来るのであれば
どんなアプローチでも正解であると僕は解釈しています。

ただ…

下手な鉄砲も数撃ちゃ…って感覚だけはココのヤマメではタブー

投げれば投げるほど魚は警戒し…
仮にライズは止まらなかったとしても
警戒した魚は食い方が浅くなるから掛け損ないやバラシが多発

まぁ…そこまで追い込んだのは
他でもない自分自身であることを自覚すべきなんですけどね
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水温であり、気温であり、風向きであり
本当にちょっとした微妙な変化が魚達に与える影響は計り知れません

ましてや、この位の規模の川となれば
魚さえ居れば、いつ行っても釣れる‥‥
なーんてことはないわけで

渡良瀬川では当代著名な諸先輩方がスクールを開催したがらない?理由も頷けたりします
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事前調査では、もっとも期待されていたポイントも
フタを開けてみれば想定外?にシビアな展開

この場所におけるライズとの間合いも、おおよそ17ヤード前後
初参戦の皆さんには苦戦を強いらせてしまいました

今こうして当日の状況を総じて振り返ってみると
この日はライズと対峙することが出来ただけで良かったようです

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ガイドとして僕の最初のお仕事は、ストマックサンプルを採取すること!

えっ

お前が釣ってどーすんだって??
いやいや…ほらぁ(-.-;)そこは仕事ですからぁ

ねぇ


オオクマも一段落し、メインの流下はガガンボとフタバのイマージャー

大概の場合、偏食と言うよりは流下比率なので
多少はフライが違っても(程度はありますが)何とかなりそうなもんなんですが…(-.-;)
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結局はライズを求めて団地裏、市民広場と名所を渡り歩き

この日、参加者全員というワケには行かなかったものの
計6匹ほどのヤマメの顔は拝むことが叶いました



夕食は桐生名物“ソースかつ丼”に舌鼓を打っていただき、温泉に浸かり

ビジネスホテル内のスナックを貸し切って恒例のプチタイイングの後は

速攻撃沈!
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明けて翌日

増員メンバーを含め
流石にこの人数を従えてポイントを廻る訳にはいきません。

前日に『釣れてない組』と『釣った組』に分け

『釣ってない組』は
比較的ライズの多かったポイントへ直行する
イベントスタッフのゴリさん引率の
鉄板班

既に『釣った組』は
全く情報のないポイントに強制送還
玉砕班

当然コチラは僕が介錯人(笑)を請け負います。



…以降、玉砕班のレポート…

朝一で僕らの班が向かった先きは
噂通りの沈黙

再びポイントを移動し

今年一度もライズを見ていない
いつものポイントへ向かいました

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すると、何と言う事でしょう。
あろうことか

ライズ
してる(-.-;)

それも一つや二つではありません。
無欲(?)が呼び寄せた奇跡なんでしょうか

テンションは一気にMAX

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一番遠方からのお越しで
去年のスクールにも参加していただいたYさんに決めて頂きます

これはもう写真を見て判る通り
水面はでろ〜んでろんにヨレています

如何にも渡良瀬らしい川面。
こういう流れのセレクティブライズを捕ることこそ、この川一番の醍醐味です

(昨晩は、うなされた参加者も居たようですねぇ)

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でもウチの(元)生徒さんは、皆さん(元々)優秀でございますから
ココ一番は“バシッ”と決めてくれます

ついつい感情移入して、自分が釣った気分になってしまいます
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さらに地元の仲間でもあるN君に決めてもらいます

本流ライズゲームの経験値を着実に稼いでいる彼ですから
安心して見ていられます
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26cmのスレンダーな美ヤマメ

水の濁りが取れてから撮影すれば良かったなぁ…と少し反省
(でもいっか、俺が釣った魚じゃないし…ぷっ)

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ふぇ〜
ナルホド…こんなの食ってるんですね。

昔っからいっつもそうなんだけど
必ず一匹はシマトビケラのピューパが入ってるんですよねー
なんでだろー??

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玉砕班のトリを決めるのは
激戦区の桂川をホームにするMakoさん



彼と釣りをするのは、今回が初めてですが
桂川で得た豊富な経験が、ここ渡良瀬川で通用するのか

お手並み拝見♪

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仕事はえ〜(-.-;)


魚の動きを予見したフィーディングレーンの読解力は大したものです

その対価は29cmの見事な体躯

いーなぁー
俺だって今年はまだ

こんなガラの悪そうな上から目線のヤマメ

釣ってないぜ〜(-.-;)
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結局、玉砕班が二日目も釣りまくってしまったのでした


…レポートおしまい…

この日は漁協の成魚放流日ということで
各放流ポイントは大盛況

全員が、その恩恵に預かることはなかったものの
皆さんには新旧のヤマメ入り乱れた渡良瀬川で

終日精一杯振り倒して頂きました

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最期には、去年スクールに参加して下さった二名の(元)生徒さんとも
現地で合流し

なおかつ、放流作業を終えた当該漁業組合長夫妻とも共に
尽き果てぬ釣り談義に花を咲かせ

今回のイベントも怪我人もなく
(傷心した人は居るかも知れませんが…)

無事終了いたしました
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食べてる時だけは、全員静かです(爆)

あれ、N君の注文したカレーがまだ来てない…



ともかく

参加下さった皆様、お疲れさまでした。
またこれを機に、渡良瀬川にも足を運んで下さいますことを切に願っております

皆様、素晴らしいGWをお過ごし下さい




by sureyamo | 2014-04-27 23:37 | River fishing | Comments(2)
Commented by 台風カレー at 2014-04-29 08:51
inaxさん、ゴリさん、そして参加された皆さま
楽しい2日間を過ごさせていただきまして
ありがとうございました。
おかげさまで何とか渡良瀬ヤマメの顔が
見られたので良かったです。
お世話になりました。
http://ameblo.jp/taifucurry/entry-11835609606.html
Commented by inax at 2014-05-01 09:03
台風カレーさん

今回は大変お世話様になりました。
予定では、もっと沢山のライズが有るハズだったのですけど…
なかなか思惑通りには行きませんね。
そんな状況でしたが、初日のクリップルでの釣果はお見事です。
この川の一匹は他所の何倍モノ価値がありますので、胸を張って下さい(笑)

そろそろ湖も恋しくなってきましたね。
今年も何処かの湖でお逢い致しましょう。
まずはお疲れ様でした。


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