
ようやく群馬県内の一般河川が一斉に解禁になりました。
解禁日が日曜日と言うこともあって、多くの釣り人で賑わうかな…と思っていたのですが…急激な気温低下と、それにともなう雨のせい?なのかどうかは判りませんが
解禁日としては、大人し目(笑)だったかな。
本来であれば、そんな人垣の一部を担う?自分なのですが
今回は地元漁協の放流作業のお手伝いに参加させて頂きました。
まぁ、もともとは僕も組合員ですので、こういった活動には率先して参加しなければならない立場ではあるんですけどね。(笑)
最も釣り人が多いのは、やはり餌釣り区間でもある錦桜橋前後。
成魚放流はこの場所を最下流部として始まります。

放たれるヤマメ達。
小中の個体が入り混じりますが、全体的に肌艶が良いグッドコンディション揃い。
彼らが描き出す水面のライズリングが
一体どれくらいのフライマン達を魅了するのでありましょうか。
桐生地区の水温は未だ6℃をきっている状況ですが
養魚場の水温よりは若干高いようで、ヤマメ達の追いは良好のようです。
餌釣り区間では放流直後から頻繁に竿が曲がっていました。

馴染むまでライズも期待薄かと思っていたのですが、順応した個体のライズを早々に見受けられましたから、昨年よりはかなり状況は良さそうですね。
人気ポイントの団地裏では、早くもフライマンによる人垣が出来ていました。
今年も水は少ないうえに、連日攻め立てられたヤマメ達は数週間も経たずして
激スレ状態になることでしょうね。
僕らがガンガンに通っていた頃(20年ほど前)に比べると、水深も浅くなり流れの押しも弱くなりました。容易に対岸へアクセス出来ることから、魚達のプレッシャーによる難易度は今の方が遥かに高くなってるでしょうね。
ただし、当時は対岸に渡ってしまうと、ライズに対して殆どアップかアップクロスのアプローチしか出来なかったので、ソレはソレで大変でしたね。

今も昔も…やっぱり僕は
こっちの流れの方が熱くなれます。
流れが強い分、間違った攻め方(ラインの置き方等)をすると、トンでもない勢いでドラッグが掛かったりするのですが、ラインにまとわりつくような……ジワジワとイヤらしくドラッグが掛かる類いのヨレはあまりないので精神的にラクです(笑)
人も少なくて、ヤマメ達も過度のプレッシャーに晒されることもありません。
魚影やライズこそ大場所には及ばないものの、教科書通りのマッチ・ザ・ハッチを楽むなら、むしろコチラでしょう。
フライが合って、ドリフトもソコソコなら
ソコで釣れてくれないと…
やっぱり張合いがないですもんね(笑)
そういう意味では暗中模索の当時の方が、ずーっと中身の濃い釣りが多かった気がしますね。あっ、昔話をするようになっちゃ〜耄碌の始まりか(ぷっ)


最終放流地点。
不思議と釣り人が居ませんね。(-.-;)
ヤマメ達も、ここなら暫くは平穏に過ごせる?かも知れません。
…な〜んて思ってたら、何処からともなく釣り人がハッチし始めました。
放流車が来るのを待っていたようですね(笑)
とりあえず、解禁日の放流作業は無事に終了しました。
関係者の皆様お疲れ様でした。
※組合長から夜に電話をもらい、午後には水温が6℃を超えたとの話です。
…となれば、早速羽化が期待出来そうですね。
今年はライズの釣りが、去年よりは少し長く楽しめと良いですね。