
今週末のこの陽気で、一気に春が加速。
毎年のことだけど、この時期の時間の進行は早く…
モタモタしていると、あっという間に過ぎてしまいますね。
いつも河原を吹き荒れている北風も今日はお休み。
遮蔽物がない広大な河原は、暖かな春の陽光に照らされて
思わず目を細めてしまうほど、眩しく目に飛び込んで来ます。
今期に入って、一度もライズを見つけられずにいた流れですが、たまたま飛び乗ったテトラの先端で屈んだ瞬間、目の前5mくらいの流れに、ひとつのライズリングが広がりました。
慌てて車までロッドを取りに戻り、呼吸を整えながらセッティング。
慎重に定位置まで戻ると、ライズは右に左に大きくレーンを変えながら繰り返されていました。
季節柄、一番疑わしいのはガガンボ…ということで、それを暗示させるパイロット的なフライを結んで投じて見るものの、ライズは右に左、上流、下流と忙しなく移動。
なかなかタイミングが合わないところに持って来て、このレーンが見事なまでに逆光。
順光だと恥ずかしい位の視認性を誇るこのフライも、見づらくて仕方ありません。
よくよく水面を観察すると、小型のカディスらしいシルエットが多数浮いています。
そこでサイズを合わせた真っ黒いフライにチェンジ。
このフライならバッチリと確認できます。
しかし…
ライズしていたレーンに順繰りに流せど一向に反応無し。
魚も餌を探しながら補食しているのなら…ということで
ココでサイズを一気に12番にUP。
ハッチの先読みでオオクマのDDに結び変え投じると……!

ライズの主
本流ヤマメとしたら可愛いサイズですが
今期初、利根川ヤマメでした。
本流で、悉く見つけることが出来ていなかったライズだったので
嬉しさはひとしおです。
参考までにストマックを取ってみることに…
案の定、やっぱりガガンボ(-.-;)でした。
ここはやはり、ガガンボで釣りたかったなぁ。

※写真が不鮮明で申し訳ありません(-.-;)
結局、ライズをしていたのこのヤマメだけだったようです。
明日は雨降りらしいのですが、久しぶりの終日釣行。
地元、渡良瀬なので気合いを入れて望みたいと思います。