
前回より、さらに増水気味の神流川C&R区間。
水の色的には、さほど悪くないのだけれど
魚は川底ギリギリに定位していて、全く上を見る気配はない。
…となれば、当然ニンフを転がして!となるのだけれど
絶え間なく流下する落ち葉の量が半端ない。
ヤマメより流下する落ち葉をニンフが拾ってしまう確率の方が遥かに高くなる。
ニンフフィング(ルースニング)が、最も不利とされる条件だ。
こんな時は、まわりくどいかもしれないけど…
やっぱり、水生昆虫の羽化と魚達の活性が上がるの待つしか無い。

幸いにも、瀬尻のヤマメ達はプールのソレより水面への注目度が高かったみたいで
割と早い段階でドライに高反応を示してくれた。
速い流れでも、ミッジサイズのフライへの反応が良いのは
流石役場前激戦区!
といったところ。
僕等より少し前に釣行を消化した仲間達の話を聞く限りでは状況は芳しくなかったということなんだけど、そんなことを全く感じさせない高反応ぶり。
女心と春の川?なのだ。

今回は、僕のジムニーの面倒を見てもらっている車屋さんのオーナーの始めての渓流釣り。
それも初めて間もないテンカラ釣りでの挑戦!
神流川のC&R区間。それも激戦区でのデビューなんて、知る人からしたらかなり無謀?と思われるかも知れない。
でも僕からすれば、こんなにヤマメが居る川をさしおいて、他に薦められる河川なんてココ以外には無い。
オーナーも元々釣り感が良いので、チョットしたアドバイスだけでポコポコと釣り出してしまった。
(結局、この日に7匹も釣ってしまいました。)
では僕も遠慮なく…(笑)

何故か今回はサイズが良い。
このぐらいのヤマメになると、ソコソコやり取りが必要になってくる。
そうなれば
手を変え品をかえ…時間の掛け甲斐もあるというもの。

ストマックは意外(笑)にもガガンボ。
当然、フライパターンに反映させれば
結果は自ずと…
僕のタイムリミット(10時30分)を待たずして、ツ抜け達成。
相変わらず今回も期待を裏切らない
神流川でした。