20cmほどでしょうか

胸ビレも欠損して、背中も傷んでしまったヤマメなのですが
この一匹を釣り上げるまでの過程には、なかなか感慨深いモノがありました
ライズを求めて入った下流の一般区
先に入っていた年配フライマンのお話では
ライズはあるけどサイズは小さい‥‥とのこと
その割にマーカーをつけてやられていたので
???
と、思ったのですが
その理由は、その場所を譲っていただいて直ぐ判明
そう
あの‥‥魚の背びれが微かに水面を割るだけ‥‥という
忌まわしい水面直下のライズ
タイミング的にフタバコカゲロウのソレと察しました
まぁ、ほぼ毎日来てますからσ(^_^;)
一応、フライセレクトは可能性のある羽化からの消去法
ユスリカ、ブユを暗示する水面直下のパターンを流して見るも
全く無視
それでは、直近で実績のあるガガンボのピューパ辺りで反応を見ると
若干反応があるも‥‥
頻繁にUターンと核心ではない様子
改めてフタバのイマージャーしかないかな‥‥ということで
♯20を結び
自信たっぷりにライズに流し込んでみると、案の定ものすごい高反応!
でもですね
すっぽ抜けてばかりで全然フッキングしないのですよ
たまにフッキングはするんですが『あっ』という間にバレてしまう
どうも
フライが浮いてるとダメみたいf^_^;)
実は、たまたま沈んじゃったフライで
偶然釣れたのが‥‥このヤマメちゃんなのです
内容物は結構色々入ってます
ユスリカ、ブユ、コカゲロウ(終齢ニンフ)(スピナー)ラーカシアトビケラ‥‥etc
スピナーは朝に食われたものじゃないかな
直近の捕食物は
やっぱりフタバコカゲロウなのでしょうね
因みにガガンボなんて、ビタ一文入ってませんから
面白いモンですね
流れてくる虫を寛大に受け入れてくれる
銀毛した尺ヤマメのライズばかり追いかけてしまってますけど
やはり、こういう釣りこそ
渡良瀬川本来のマッチング・ザ・ハッチ
なんでしょうね
一匹の重さを、こんな可愛いヤマメちゃんに改めて教わりました