今日のヴィラ裏は『最近イマイチ乗り切れていない?』店長とご一緒させていただきました

チビを保育園へ送迎してからの9時現着は出遅れ感満載だけど
そこはさすが月曜日!
ガラガラ
そして相変わらず一筋縄でも二筋縄でも逝かないライズも健在
考えてみれば解禁前に放流され、ほぼ二ヶ月
その間、追加放流なしに毎日フライで攻められているヤマメ達な訳で
日本広しと言えど、こういう状況も
なかなかないんじゃないかなと思います

そこから学べることは沢山ありそう‥‥
なんですが
それは、ある程度の免疫が出来ている人の話であり
今まで普通にフライフィッシングを嗜んで来られた方には
単なる絶望感しか残らないでしょう、きっと
でもまぁ
こんな経験をすることで
全ての釣れるライズに感謝の念(笑)さえ湧いてきてしまいます

シャックパターン投入
もちろん釣れました
それじゃぁこれが正解!!
と言えるか?というと、僕にはYesと答えられません
反応が良いのは最初だけだし
以降、他のフライパターンが受ける仕打ちに差はありませんでした
♯26のブラックナット、♯18オリーブカラーのBFD
CDCガガンボでも
釣れるときは釣れちゃいます
こんなエクストリーム・ストリーム
(うまい!)
の行き着く先は
その瞬間のノリと勢いということ?!

難しいのにはもう一つ訳があります
とにかく
流下量が半端ありません
ここではシャックですけども
膨大な流下物の流出は
マッチ・ザ・ハッチの釣りを非常に困難にさせます
例えるなら
日常的に現金を扱っている銀行員が
偽札を瞬時に見極められるのと一緒じゃないでしょーか(爆)

ともかく
シャックパターンを持ってたら『天下を取った』なんて
思わない方が良いです(笑)
それでも無いよりはマシ
ですけど

こんな激戦区にして
釣れてくるヤマメのコンディションには、ちょっとビックリしてしまいます
C&Rというとヒレが切れて、口元がボロボロの魚達なんて珍しくも無いんですけど
(釣れやすい魚は何度でも釣られちゃうんでしょうね)
多少はティペットの巻き傷(ヤマメはローリングしますから)は仕方が無いにしても
特に口元の傷が少ないです
そんなことから、ライズしているくせに
そうそう釣れる魚ではなかったことを伺い知ることができますね
僕に釣られちゃったのは単に
魔が差した
に違いありません

魚が沈んだ頃合いを見計らってルースニングもしてみました
フライはストマックに入ってくるような
♯20くらいのニンフをイメージしたフェザントテールを結び
中層付近で中途半端な活性を残したヤマメ達は無視して
底ベッタリ気味に流し込んでやると‥‥
瞬間的な鋭いストライク
こういうアタリって
ニンフでも『すごくスレてる』時に多いです
やっぱり、考えることは皆さん一緒なのでしょうね(笑)
ただ、そこはニンフ
運悪く(笑)掛かる魚は皆大きかったです
中には35cmクラスも掛かりましたけど
ドライフライ用の細軸に巻いたフェザントテールは
実によくバレますね

でもご安心ください
僕達が4時で引き上げる直前に漁協さんの放流が行われました
入れたヤマメはどれも見事な体躯
(ほとんどが30cmクラスで、中には35cm〜なんていうのも‥‥)
釣れたらビックリしちゃうと思います