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2016年 04月 26日

苦行は続く

今日のヴィラ裏は『最近イマイチ乗り切れていない?』店長とご一緒させていただきました
苦行は続く_c0095801_18060885.jpg
チビを保育園へ送迎してからの9時現着は出遅れ感満載だけど
そこはさすが月曜日!

ガラガラ


そして相変わらず一筋縄でも二筋縄でも逝かないライズも健在

考えてみれば解禁前に放流され、ほぼ二ヶ月
その間、追加放流なしに毎日フライで攻められているヤマメ達な訳で

日本広しと言えど、こういう状況も
なかなかないんじゃないかなと思います
苦行は続く_c0095801_18071294.jpg
そこから学べることは沢山ありそう‥‥

なんですが

それは、ある程度の免疫が出来ている人の話であり

今まで普通にフライフィッシングを嗜んで来られた方には
単なる絶望感しか残らないでしょう、きっと


でもまぁ

こんな経験をすることで
全ての釣れるライズに感謝の念(笑)さえ湧いてきてしまいます

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シャックパターン投入

もちろん釣れました

それじゃぁこれが正解!!
と言えるか?というと、僕にはYesと答えられません

反応が良いのは最初だけだし
以降、他のフライパターンが受ける仕打ちに差はありませんでした

♯26のブラックナット、♯18オリーブカラーのBFD
CDCガガンボでも

釣れるときは釣れちゃいます


こんなエクストリーム・ストリーム
(うまい!)

の行き着く先は

その瞬間のノリと勢いということ?!
苦行は続く_c0095801_18071084.jpg
難しいのにはもう一つ訳があります
  
とにかく
流下量が半端ありません

ここではシャックですけども

膨大な流下物の流出は
マッチ・ザ・ハッチの釣りを非常に困難にさせます


例えるなら

日常的に現金を扱っている銀行員が
偽札を瞬時に見極められるのと一緒じゃないでしょーか(爆)
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ともかく

シャックパターンを持ってたら『天下を取った』なんて
思わない方が良いです(笑)

それでも無いよりはマシ

ですけど

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こんな激戦区にして

釣れてくるヤマメのコンディションには、ちょっとビックリしてしまいます
C&Rというとヒレが切れて、口元がボロボロの魚達なんて珍しくも無いんですけど
(釣れやすい魚は何度でも釣られちゃうんでしょうね)


多少はティペットの巻き傷(ヤマメはローリングしますから)は仕方が無いにしても
特に口元の傷が少ないです

そんなことから、ライズしているくせに
そうそう釣れる魚ではなかったことを伺い知ることができますね

僕に釣られちゃったのは単に
魔が差した
に違いありません
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魚が沈んだ頃合いを見計らってルースニングもしてみました

フライはストマックに入ってくるような
♯20くらいのニンフをイメージしたフェザントテールを結び

中層付近で中途半端な活性を残したヤマメ達は無視して
底ベッタリ気味に流し込んでやると‥‥


瞬間的な鋭いストライク

こういうアタリって
ニンフでも『すごくスレてる』時に多いです

やっぱり、考えることは皆さん一緒なのでしょうね(笑)



ただ、そこはニンフ

運悪く(笑)掛かる魚は皆大きかったです

中には35cmクラスも掛かりましたけど
ドライフライ用の細軸に巻いたフェザントテールは
実によくバレます
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でもご安心ください


僕達が4時で引き上げる直前に漁協さんの放流が行われました

入れたヤマメはどれも見事な体躯
(ほとんどが30cmクラスで、中には35cm〜なんていうのも‥‥)

釣れたらビックリしちゃうと思います













by sureyamo | 2016-04-26 06:27 | River fishing | Comments(0)


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