視力の低下に伴って
ミッジングを嫌厭するフライ仲間も増えてきましたが
(フライマンの高齢化)
こうしたミッジングを強いられる場面というのは
今も昔もこれからも、増えることはあっても
減ることはありません
そんなミッジングの生命線と言ってもいいのが
ミッジフック
ミッジフックが売れなくなり
メーカーさんから続々と廃盤にされてしまうようなことが続くと
僕らのような『ミッジ・マニア』な人間にとっては大ダメージ
というのも、これは先日の話なのですが
G社のR11-BMというフライフックの補充に
地元のフライショップやwebで探しまわったのですが
何処にも無い
廃番、メーカー欠品、入庫未定?
あちこち手を回して
とりあえずは今回は何とかなりましたが‥‥
確かにアイにティペットを通す作業は
年々大変になって来るものの
ウチらのホームグランドでは
魚側の事情に、こちらから『寄せていく』必要性がある以上
ミッジングというジャンルは避けて通れないカテゴリーです
取れないライズが一つでもあるのであれは当然の事
納得出来る自然なライズフォームでフライを咥えさせたい
と言う気持ちが何処にある以上
この探求に終わりは有りません
日本のフライフィッシングの数十年の歴史の中にあって
ミッジングの、とりわけフライパターンに関して
プロ・アマ混ぜこぜの状態でも、ごく一部と言わざる終えません
数十年前から変わり映えのない、焼き鈍しなフライパターンが
未だに専門誌に掲載されている事は、マニアな僕としては残念な気がしています
いままで自分が強いられてきた、様々なミッジ経験の中で
培ってきたノウハウは、これらフライボックスに詰め込まれています
まぁ、こんなパターンは出したところでパクるどころか
実際の現場でティペットに結ぼうと思う方もいらっしゃらないと
タカをくくって(笑)公開致します
冒頭の写真は『水面上』用
次の三箱は『水面直下』用
最後は『水中』用と
使うステージで別けております
(コカゲロウ類のミッジは、また別です)
水面直下用が細分化されているのはそれだけ苦戦してきた証拠(笑)
あっ、ちなみに『貰いフライ』も混ざってます(爆)

ミッジフライは弾数よりもバリエーションが命!
一コマに詰め込み過ぎてしまうと一見見栄えは良い(迫力ある)のですが肝心な時に、いざ使おうとしているフライが埋もれ見失ってしまうので、これくらいが使い勝手が良いですね
ちなみに数本しか入っていないコマは試作で未だ結果が出ていないか、すでに結果が出て量産に入る前のパターンのいずれかです(あえて書きませんけど)
今まで様々なフライボックスを試して来たけれどミッジに関してはフライのフォルム(微細な違い)が容易に判別できるフライフックケースが秀逸!
ネタとすると、もう一箱分くらいはあるのですがそれは現在進行中です