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2018年 09月 08日

新兵器

 先日、店長との丸沼攻略談義の中で‥‥‥

『アレ』使ってみたらいいんじゃないか?

とのヒントを頂戴し、早速釣具屋さんに出向いて『例のブツ』を購入。
 
バイスの前で、あーでもない、こーでもないと試行錯誤した結果
一本の試作フライが完成

早速バスタブに水を張ってのスイミングテストを繰り返し
ようやく完成まで漕ぎ着けました

その名も
『ボトムランナー』

またの名を

『ズル引きリーチ(^_^;)』





何だかヤバくないですか?これ(笑)


重量は0.3g前後に抑えたので、フライとして飛ばすのに問題ありません
(通常自分の使用するマラブーは0.2〜0.4gですので)


このフライの一番の特徴は

沈下中は勿論のこと、完全に着底した状態であっても
フックはキール状態で保持される、ということです

通常のキールフックの場合には着底と同時に横倒しになるため
ポイントが湖底に接触
根掛かりのリスクを無くすことは不可能なのですが
(それを回避するには、的確なカウントダウンで底スレスレを引いてくるしかない)

このフライは、仮に湖底に傾斜がついていたとしてもフックが倒れてポイントが底を拾うことはマズありません

また、フックは常にキールをキープした状態なので
上方から底のベイトを啄むように捕食するトラウトにとって、真っ先に触れる部分がフックポイントになります
ショートバイトの対策にもなりそうです


実際には、数十メートル沖合の湖底に沈ませるフライですから、動画のように細かなアクションというのは無理だとは思いますが
スローなズル引きでも、これだけ動くフライ(安心してリトリーブできるフライ)も、そうはないでしょう
因みにマテリアルはマラブーしか使ってません


湖に立ち込んでいると、足元で右往左往するベイトの
まさに、そんな動きが演出できそうです


フライカラーとしては湖底と同色のカモフラージュカラーを準備したので
次回の丸沼でテストしてみたいと思います

今現在で、もっとも懸念されている問題は
こんなフライ、短気な自分にリトリーブできるのか?というトコロでしょうか。

まぁ、そんなところも含めて
乞うご期待


by sureyamo | 2018-09-08 21:44 | fly pattern | Comments(0)


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