
毎年、この季節になると
紅葉が見頃の山間部の観光地は、どこもかしこも混雑してしまうのだけれど
渋滞とは全く無縁!
360度大パノラマの落葉樹林の紅葉を独り占めできるのは
四駆乗りに与えられた特権のひとつ
この時期は、時間が取れる限りは、こんな紅葉狩りをかねた
林道ツーリングで密かに楽しんでいたのですが
今回は東京の釣り仲間で同じジムニー乗りの方が
群馬の林道を走りに来たい!
ということで
急遽プランを練り
県内4本の林道を繋ぎで入ることで総延長にして80kmの未舗装を走破する計画を立てました
(ピストンなし)
まず最初は
『田沢線』梨木楡沢林道
序盤は高低差が少なく、割と引き締まったダートなので、とても走りやすいのですが一気に高度を上げる中盤からは、路面は割とガレてくる。
それでも林道初心者には、うってつけの一本!
全行程約10kmチョイってところですが普段から林道を走り慣れていない方だと、この1本で十分に満足?(舗装が恋しく)しちゃうかもしれません
さらに、そのまま峠を越えて、小松集落を右折
現在県内に存在する林道としては最長となる総延長40km近いロングダート
「栗原川林道」
計画では、根利牧場から小中新地〜新地〜栗原川林道途中合流
という寄り道を予定していたのですが
得意のミスコースで(笑)そのまま普通に起点まで走ってしまいました
後続の仲間に訳を話して『ピストンで行きますか?』と聞いたのですがなんだか若干お疲れぎみ?な感じで(朝一番で、高井戸から高速で来ているのだからしかたありません)
このまま行っちゃって!
とのことだったんで、そのまま一気に行かせてもらいました
途中にある三又のゲートでは、『通行止め』との表示
皇海登山口までの完遂が危ぶまれたもののダメなら戻って来れば良いかな、と軽いノリで進入
予想に反して、しっかりとした路面にいつしか『通行止め』の看板のことは頭の中から消え去っていました
路面一面を覆い尽くすのは、雪のように降り積もった落ち葉路面状況が全くわからない状況なので、むやみに飛ばすことこそ出来ないまでも砂塵の代わりに落ち葉を舞い上げて、対向が確認できる区間だけ疾走!
しかしながら、そんな道中も中盤で、いきなりの路肩崩落軽自動車一台分の車幅しかない箇所が二箇所『通行止め』の看板が伊達ではありませんでした
そんなこんなで、特に問題もなく未舗装路も終わり下の集落に降りてきました
ちょっと飛ばし過ぎちゃったかな?
後続車待ち
合流して、時計を見たら11時
これから沼田に降りて、ちょうどお昼です
最近必ず寄っているラーメン屋(馬鹿旨)は、お昼時と相まって長蛇の列(^◇^;)
2番候補の『エルベ』も、予想外?の混み具合で第三候補の食堂で、ようやくの昼食
そのあとは大道峠方面に向かい
本日三本目となる
『秋鹿林道』
に侵入


自分自身も、この林道は初走破です
最初は渓流沿いの狭い林道ですが
高度を上げてくると立派な林道へと様変わり
全く同じようなコーナーの連続で構成されているので
とても走りやすいです
ただ、ついついスピードが乗りがちになってしまうので
そこだけは要注意です

下りも全く同じようなコーナーの連続
ただ、若干登りよりは落ち葉が多い感じかなぁ
気がつけば四万温泉の入り口付近で、舗装路に合流
こちらも距離は13kmですが
同じようなコーナーの連続なので、すごく短く感じました
そして本日最後となる
『万沢林道』
ラスト21kmの未舗装路(実際は中間地点が舗装)と
1kmのストレートダートが待っています
日も暮れかかって来ていたので
少しだけペースを上げたのですが、これがマズかった!
リアフラップのワイヤーが外れ
右リアタイヤにフラップを巻き込むトラブルが発生

仕方がないので、リヤのフラップだけ外したのですが
ステーだけが、どうにも元に戻らない
フルボトムするとタイヤに干渉してしまうので
最後の『万沢ストレート』だけは、アクセル全開で走りたかったのですが
今回は大人しく
走ってきました

紅葉の時期には遅すぎましたが
秋の澄んだ空気は、とても気持ちよかったですね。
ただし、ここから自宅までの舗装路が
なんと眠かったことか(笑)