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2019年 02月 06日

ライズ縛り

前回、ミッジに拘るあまり、見事にクロカワゲラの羽化を見落とし
とんだ遠回りをしてしまったワケですが

今回は準備万端!

さぁ今回は、この前の轍は踏まないぞ!!


‥‥‥と望んだ上野村の神流川冬季釣り場


なのですが


実は今回、新たな試練が待ち受けていたとは
この時点では知る由もありませんでした
ライズ縛り_c0095801_17561640.jpg
風のない曇天

‥‥‥いやもっと正確に言えば、雨前特有の天気



10時の時点では、ライズはポツリポツリ見られる程度と
この前とは少し勝手が違っているように感じます



今回は12時半まで釣りをしたのですが
肝心のライズは、全く持って

寂しい限り

先に結果から言ってしまうと

ライズで釣ることができたのは、ハコスチ4匹
ライズ縛り_c0095801_17561941.jpg
釣果はさておき
内容的には実に興味深い展開となりました





スタート直後から

立て続けに二つのライズが、チャチャッと取れてしまったのでした


そして、その時に結んでいたパターンは
前回同様のクロカワゲラのパターン

そのストマックが下の写真

ライズ縛り_c0095801_17562306.jpg
しかし程なくして、このフライが全く効かなくなってしまったのであります



サイズや色、フックを変更したものをローテーションで流してみると

何度かは口を使ってくれたものの
なかなか魚がフライを吸い込んでくれません

ジックリと観察されてしまったら最後
2回目以降のドリフトはガン無視される始末




結局前回同様、苦悩(至福?)の時は刻々と流れ

最後に結んだフライで

今まで散々、シカトを決め込んでいたライズを

あっけなく

二つヤッつける(笑)ことに成功したのでした

ライズ縛り_c0095801_17562539.jpg
これが

その時のストマックサンプル






二つのサンプルを比べ整理すると‥‥‥

クロカワゲラを示唆したフライで、パタパタと釣れた時は
本命(クロカワゲラ)があまり入っていない


その一方

肝心の本命が大量に捕食されている時は
クロカワゲラのフライが散々見限られている

という解釈になる?のかな






羽化量が膨大になると、得てしてソックリさんは不利になる
(自分のフライは本物ソックリではないので、かなり語弊はあります)
と言う事はザラにある事なので

まぁ、納得はいくのですけど



納得いかないのは、その時のフライ
ライズ縛り_c0095801_17562137.jpg
♯32番のフックに半分以上の巻しろを残した

極小ブユリカ

これに変えた途端、なんの疑いもなく吸い込んじゃうのですから

もう訳わかりません(^◇^;)

ただ、こういうことも割とある事ではあるので
自分の場合は、深く考えず『そーゆーもんだ』と割り切ることにしています(笑






よくよく自分の釣りを振り返ってみると

クロカワゲラの流下の時に、いつも釣っているフライは(ルースニング時)

ヘアーズイヤー
(普通に考えるとフェザントテールあたりが、もっとも自然なチョイスになるとは思うのだけど)

それで延々と釣れ続けてしまうということは、つまり
そう言う事?なのでしょうか







結論として

流下量が増えてきたら

ドライもニンフも
フライのマッチングに固執しすぎない方が良い場合もある

ということを

頭の隅に入れておいても良さそうです


by sureyamo | 2019-02-06 21:32 | River fishing | Comments(0)


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