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2019年 04月 01日

ストライクを出しやすいルースニングシステム

記念すべき開催20周年を迎えた
『神流川キャッチアンドリリースフォーラム』
も大盛況のうち無事に終了


本来であれば、当ブログにてイベント詳細をご報告したいところではありますが
そこは割愛させていただくとして
(写真を撮っていないので(^◇^;))


今回は
その後も幾多のテストを重ねてきた
マイクロニンフを用いたルースニングシステムに大きな進展がありましたので

そちらのご報告をいたします




神流川C&R区間において、この釣り方を3月の解禁日より

ライズそっちのけ

で、延々とテストを繰り返し


今回のフォーラムでの釣りも含めると、すでに3桁近い魚達を掛けることが出来ている訳なのですが

実は、無事キャッチできたヤマメ達は

2割程度!(◎_◎;)




そうなんです

8割近い魚が『いつの間に掛かっちゃってる』=『バラし』という
苦々しい結果に終わっていたのです



その一番の原因はすでに明らかで

要するに

『ストライクが取れていない』

ということ


この事態の脱却に密かに努め
フォーラム最終日にして、ようやく一つの解決策を見いだすことが出来たのです




その前に

まず、ストライクインジケーターに『アタリが出ない状況』とは、どういうことなのか
ストライクを出しやすいルースニングシステム_c0095801_21304685.png
まぁ、至極当たり前なことなのですが
再確認という意味で載せておきます

釣り方という点では

このA・B間に『スラックを発生させないライン操作』
常に念頭に置いたドリフトを心掛ける!ということになるのだと思います





それともう一つ

魚の感じる違和感とは何なのか?


ストライクを出しやすいルースニングシステム_c0095801_21304473.png

ルースニングの場合、フライよりも先にショットやティペットが流れていることから
魚がフライを咥える前に警戒心を与えてしまうことがあります

フライとショット間の長さが短ければ短いほど、先行するショットと干渉する機会も増えると考えられます

なので

この距離を決める一つの目安として
狙っている『魚の全長』分は離すると良いと思います





なぜこんな『違和感』の話をするかというと


少しでも『ストライクが出やすく』なるように

ティペットは短くショットを重くする

方向で『常に張った状態』を作り出すことばかりに専念していたのですが
何度トライしたことろで

魚がフライを吐き出す速度に太刀打ちすることは

やっぱ無理!

という結論に到達したのです



そして

ストラークマーカーにアタリを出させるために導いた結論!!

それは



魚に長時間、フライを咥えたままで居てもらうこと
【違和感を感じるまでの時間を稼ぐ

ストライクを出しやすいルースニングシステム_c0095801_21304938.png
システム自体が長くなるので
一見、ストライクがとりにくそうな仕掛けに見えるんですけど

結局このバランスで得られたストライクが

バレない!

ということがわかりました




詳細は『ショットシステム』の記事に掲載済みですので
宜しければ読み返してください



こんな感じの試行錯誤の繰り返しなので
書いてあることはコロコロ変わりますけど(笑)何卒ご容赦ください



ただつくづく思うのは
こういうテストが効率よくできるのも

神流川キャッチ&リリース区間の、豊富(かつ、一筋縄ではいかない)魚影あってこそ!
なのだと、つくづく思うのです

一般的な魚影の河川であれば、1シーズン掛けなければ取れないようなデータも
ここなら数日の釣りでソレに匹敵‥‥むしろ、それ以上の反応を得ることが出来るのですから


この恵まれた環境には感謝したいものです






by sureyamo | 2019-04-01 08:39 | tips | Comments(0)


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