記念すべき開催20周年を迎えた
『神流川キャッチアンドリリースフォーラム』
も大盛況のうち無事に終了
本来であれば、当ブログにてイベント詳細をご報告したいところではありますが
そこは割愛させていただくとして
(写真を撮っていないので(^◇^;))
今回は
その後も幾多のテストを重ねてきた
マイクロニンフを用いたルースニングシステムに大きな進展がありましたので
そちらのご報告をいたします
神流川C&R区間において、この釣り方を3月の解禁日より
ライズそっちのけ
で、延々とテストを繰り返し
今回のフォーラムでの釣りも含めると、すでに3桁近い魚達を掛けることが出来ている訳なのですが
実は、無事キャッチできたヤマメ達は
2割程度!(◎_◎;)
そうなんです
8割近い魚が『いつの間に掛かっちゃってる』=『バラし』という
苦々しい結果に終わっていたのです
その一番の原因はすでに明らかで
要するに
『ストライクが取れていない』
ということ
この事態の脱却に密かに努め
フォーラム最終日にして、ようやく一つの解決策を見いだすことが出来たのです
その前に
まず、ストライクインジケーターに『アタリが出ない状況』とは、どういうことなのか
まぁ、至極当たり前なことなのですが
再確認という意味で載せておきます
釣り方という点では
このA・B間に『スラックを発生させないライン操作』を
常に念頭に置いたドリフトを心掛ける!ということになるのだと思います
それともう一つ
魚の感じる違和感とは何なのか?
ルースニングの場合、フライよりも先にショットやティペットが流れていることから
魚がフライを咥える前に警戒心を与えてしまうことがあります
フライとショット間の長さが短ければ短いほど、先行するショットと干渉する機会も増えると考えられます
なので
この距離を決める一つの目安として
狙っている『魚の全長』分は離すると良いと思います
なぜこんな『違和感』の話をするかというと
少しでも『ストライクが出やすく』なるように
ティペットは短く、ショットを重くする
方向で『常に張った状態』を作り出すことばかりに専念していたのですが
何度トライしたことろで
魚がフライを吐き出す速度に太刀打ちすることは
やっぱ無理!
という結論に到達したのです
そして
ストラークマーカーにアタリを出させるために導いた結論!!
それは
魚に長時間、フライを咥えたままで居てもらうこと
【違和感を感じるまでの時間を稼ぐ】
システム自体が長くなるので
一見、ストライクがとりにくそうな仕掛けに見えるんですけど
結局このバランスで得られたストライクが
バレない!
ということがわかりました
詳細は『ショットシステム』の記事に掲載済みですので
宜しければ読み返してください
こんな感じの試行錯誤の繰り返しなので
書いてあることはコロコロ変わりますけど(笑)何卒ご容赦ください
ただつくづく思うのは
こういうテストが効率よくできるのも
神流川キャッチ&リリース区間の、豊富(かつ、一筋縄ではいかない)魚影あってこそ!
なのだと、つくづく思うのです
一般的な魚影の河川であれば、1シーズン掛けなければ取れないようなデータも
ここなら数日の釣りでソレに匹敵‥‥むしろ、それ以上の反応を得ることが出来るのですから
この恵まれた環境には感謝したいものです