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Down & Across

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2019年 04月 14日

ハイプレッシャー

ハイプレッシャー_c0095801_17483581.jpg
もっとも手軽なフライフィールドであり、私的フライ試験場でもある上野村C&R区間も
渇水と、積み重なるフィッシングプレッシャーで
日に日に難しくなっています

そのせいなのでしょうか?
風もなく穏やかなFF日和の日曜日だというのに、釣り場は平日並みに

ガラガラ



役場前の浅瀬では、すでにライズは頻繁に始まっているのですが
まともに相手してくれる、気のいい?ヤマメは皆無



そんなライズを相手に、徹底的に膝を突き合わせる釣りも悪くない(というか、かなり好き)のだけれど
今日も自分のルースニングの幅を広げるために

試したいことが『てんこ盛り』


思いついたことは、すぐにでも試してみないと我慢できない性格は
54歳になっても、あまり変わりません






前回同様『ロング?ウキ下』+極小ショットの組み合わせで
瀬のヤマメたちを相手にしていきます

ほとんどのヤマメ達が中層以上に待機している中

スパン!と心地よくマーカーを引き込んでいくのは‥‥
ハイプレッシャー_c0095801_18011609.jpg
ウグイ!

外道といえば外道ですが、彼らがフライ(マイクロニンフ)を認めてくれたことは
素直に喜ぶべきこと!

ただね、ガップリ飲まれちゃうんで(笑)
後が大変





ふと見たら、橋の上のブッツケの岩盤が空いたので移動

早速トライしてみるのですが、
もう前回のようなペースでは釣れません
ハイプレッシャー_c0095801_17490896.jpg
結構ライズもあるので
お口に直し?のドライフライ


カワゲラの羽化が始まっていて
動いているのもには積極的に反応しているのですが
こちらの『下心見え見え』な誘いのドリフトは悉く見透かされているようで
結局は28番前後のミッジフライでないと咥えてくれません

それとて『鼻先ツンツン』で帰っていく個体の、なんと多いことか(泣)




こういったシチューションでは
『ノーウェイトのマイクロニンフ+ノーショット』
という仕掛けで、いくつかライズを取る(と言っていいのか?)ことは出来ました


普通に考えると絡みやすいシステムですけど
ここんとこ、ずっとマーカーばかり投げているせいで
絡まない投げ方が『板についた?』らしく、奇跡的にノントラブルでした
ハイプレッシャー_c0095801_17483786.jpg
下流にメンディングの際
マーカーにブレーキが掛かることで、レーンが外れにくくなる??かも

そんな思惑から
いつも使うマーカーを、あえて『ちょん切って』みました


結果から言うと、コレはこれで割と使えそうです
少しだけ絡みやすくなるものの
致命傷になるような絡み方は、逆になりません


断面が『白い』ので、ドリフトの際のマーカーの向きも把握しやすく
仕掛けの状態が把握しやすかったです


マーカーに方向性を与える発想というのは、今まであまり聞かない(情報がない)ので
少し試してみようかと思います

ハイプレッシャー_c0095801_17485710.jpg
リーダーのバット部を1m詰めたタイプと
いつもより長いリーダー(16ft)をフルサイズで使用したタイプの両方試しましたけど
どちらも普通に使うことが出来ました

リーダーのバットを詰めると
メンディングの力加減が少しばかり難しいものの、頻繁なマーカー操作は『かなりやりやすく』なります


長い場合は、その逆
(至近距離はフライラインが出ない分、少し使いにくいです)

ただし、大きな違いはその程度で
言われているほど『シビアになる必要はない』と感じました

実際には、タイミングでドライに切り替えることを考えると、そのまま移行できた方が良いはずなので
多少の投げにくさは『慣れ』で克服するとして
リーダーシステム自体はルース二ング用に特化させない方が実用的!と言う結論になりました
(今日はルースニングしかしない!!という場合は別)



ちなみに

マーカー付きシステムのキャストは‥‥‥

フォルスキャストはしないこと!

これに尽きます











最後は区間上流部の瀬を釣ってきました

何より
ドライにライズしてくる魚より

断然型が良い

というのもニンフの魅力です

ハイプレッシャー_c0095801_17491147.jpg
淵ほど魚影は濃くありませんが

一番太い流れに、キチンと大きな魚が入っていて
ニンフを流せば、ほぼ一投(ないしは2投以内)で勝負は付きます

今更ですけど
ルースニングは、こういう場所を釣るのが一番適している釣り方であるのですね


さらにさらに
決して『ゆっくり』ではない流芯に付いているにも関わらず
極小『マイクロニンフ』は相変わらず効果的です

そういうところからも、つくづくヤマメの捕食能力の高さを垣間見ることが出来ます
ヤマメは本当に凄い!





告知


こんなルースニングの魅力を
特に、今までニンフに苦手意識のあった方に知っていただきたいと‥‥いうことで

来たるべく5月に上野村神流川において
ルースニングのスクールを開催いたします




今まで、だらだらと理屈ばかり述べてまいりましたが

『百聞は一見に如かず』

と申します


興味のある方は、ぜひどうぞ
















by sureyamo | 2019-04-14 20:05 | River fishing | Comments(0)


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